埼玉県篇（２）ー２

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■袴雛■：雛といっても一対のものではなく、この地方の女児の誕生祝の贈り物にされた人形です。昔は、雛段にこれが２０体も３０体も並んだといわれています。 ■謎の郷土玩具・古製雛■：研究者や収集家の間では「謎の郷土玩具」といわれていますが、謎とされているのは、鴻巣で作られた家が不明のためです。このような形式の人形は鴻巣と会津若松だけのもので、鄙びた人形です。 ■鴻巣の菖蒲太刀■：端午の節句の武家の外飾りから始まったものですが、明治以後、武者人形が屋内飾りになるにつれて廃れてしまいました。長さ１m程の木製。

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