『幻想魔伝 最遊記』
〜須く見よ〜
と、書いてはありますがトップページでも注意しているとおり、いれこんでる人はあなたの心の平穏のために読まないでください。八戒なみに自虐的か、悟浄なみに笑いとばせるなら大丈夫。自分は三蔵・悟空タイプだと思う人はやめましょう。
アニメ各回の感想と、原作や関連商品のことなどちょこちょこと書いてあります。
タイトルをクリックするとその回の感想が読めます。
- 2000/4/ 4 はるかなる西へ Go to the West
- 2000/4/11 黄泉への案内人 First game
- 2000/4/18 神のいる場所 His God My God
- 2000/4/25 茜色の涙 Crimson
- 2000/5/ 2 美しき暗殺者 Pure Assasin
- 2000/5/ 9 呪符の怪僧 Rancorous Exchange
- 2000/5/16 黄昏の別れ Good night
- 2000/5/23 死を占う男 Confront
- 2000/5/30 戦いの宴 Lethal Trap
- 2000/6/ 6 偽りの救世主 Fake the Face
- 2000/6/13 笑う死神 Tragic Revenge
- 2000/6/20 闇との攻防 Wandering Destiny
- 2000/6/27 死を呼ぶ果実 Crude Counterfeit
- 2000/7/ 4 ふたりの約束 Sweet Client
- 2000/7/11 紅(あか)の呪縛 Fated Guys
- 2000/7/18 生者への讃歌 Be there
- 2000/7/25 終わりなき楽園 Eden
- 2000/8/ 1 正義の真実 Vice of Justice
- 2000/8/ 8 嘆きの乙女たち Don't Go Alone
- 2000/8/15 流砂の罠 Sandstorm
- 2000/8/22 破滅への暴走 Selfish
- 2000/8/29 闘いの果て Devastation
- 2000/9/ 5 服従の代価 Scapegoat
- 2000/9/12 紅の絆 Mother
- 2000/9/26 戦慄の刺客! Tomfool! Tomboy!
- 2000/10/ 3 届かざる叫び Calling
- 2000/10/10 降臨・闘神太子 Advent
- 2000/10/17 反逆の狼煙 Lonely War
- 2000/10/24 吠登城・陥落 Unexpected Defeat
- 2000/10/31 地獄への招待状 Undertaker
- 2000/11/ 7 神々の驕り Ambition
- 2000/11/14 道化師の誇り Fake Star Strike Back
- 2000/11/21 枯れた泪 Faraway Dream
- 2000/11/28 闘神再び Second Contact
- 2000/12/ 5 孤独の魂 Solitude
- 2000/12/12 紅い花 Brotherhood
- 2000/12/19 閉ざされた微笑 Taciturnity
- 2000/12/26 はたせぬ約束 Fleeting Vision
- 2001/ 1/ 9 雨 Misty Rain
- 2001/ 1/16 不機嫌な太陽 Twilight
- 2001/ 1/23 静かなる波紋 Collage
- 2001/ 1/30 忘れえぬ風景 Festival
- 2001/ 2/ 6 虚像の街 Tears
- 2001/ 2/13 経文強奪 Plunderer
- 2001/ 2/20 夜明け前 Glorious Days
- 2001/ 2/27 揺らぐ大地 Chaos
- 2001/ 3/ 6 戒罪 Guilty or Not Guilty
- 2001/ 3/13 自由への扉 Absolutely Heaven
- 2001/ 3/20 輝く楽園 Missing Desire
- 2001/ 3/27 西へ Alone
今週のふざけた奴ら
凡例:01#02 Even 原作第1巻第2話Evenに相当することを表わす。
2000/4/4 第1話 はるかなる西へ Go to the West
- 脚本:隅沢克之/絵コンテ・演出:伊達勇登/作画監督:南伸一郎
- 01#00 Go to the West
- お話:
- 人と妖怪が共存する桃源境。そこでは今、妖怪の狂暴化という異変がおきていた。その裏には500年前に封印された牛魔王の蘇生実験がからんでいるらしい。三仏神の命を受け、暴力破戒僧の玄奘三蔵は悟空、悟浄、八戒を供に西域天竺国へ旅立つ。
- ゲストキャラクター:
- 三仏神:佐々木敏、百麻子、山口由里子
- KAIKANの次はこれかい、ってかんじですが。
- オープニングはとても良い。リズムと絵の切り替えがぴったりあっていて気持ちいい。残酷な天使のテーゼ@エヴァ、ゆずれない願い@レイアース、Just Communication@ガンダムWに並びます。
- 動かねー動かねー。動いても動かし方がボロボロ(泣)。見ていられないアクションシーン。おまけに音と絵があってないところまで。妖怪は殺されると塵になるし。これはテレ東規制だけどね。
- 声は最高つーか最強。とくに八戒(もちろん?美形)と三蔵。
2000/4/11 第2話 黄泉への案内人 First game
- 脚本:隅沢克之/絵コンテ:京田知己/演出:マツハシトシオ/作画監督:吉本拓二
- 01#01 First game,#02 Even,#3 Get square
- お話:
- 旅の途中、泊まった旅館で料理のうまい女の子と孫悟空は友達になり、蜘蛛女さん御一行をやっつけました。
- ゲストキャラクター:
- 朋茗:増田ゆき 二郎神:石井隆夫 蜘蛛女:五十嵐麗
- 紅孩児、お目みえ。
- 悟空の餌づけを丁寧にかいて、人間妖怪関係とご一行の複雑な立場を説明しています。種族の違いなんかより飯がうまいほうが大切。ただ、この人間と妖怪の違いがよくわからない。幽遊白書の設定そのまま使ってんじゃないか、みたいな。
- 戦闘シーンはボロボロ。位置関係がぜんぜんつかめない。
- おいちょかぶはだめらしい。
2000/4/16 原作、1巻読了
- なんか…同人誌読んでるみたい。
- 1話2話の矛盾をアニメはつじつまあわせてます。で、セリフはほとんど原作どおり。
- 科学と妖術だと思ってたら、化学と妖術なんだ。
2000/4/18 第3話 神のいる場所 His God My God
- 脚本:大和屋暁/絵コンテ:岡嶋国敏/演出:久城りおん/作画監督:大坪幸麿
- #4 His god,#05 My god
- お話:
- 山の中のお寺に泊まると、規律が厳しくてたいへんです。
- ゲストキャラクター:
- 小坊主の葉:津村まこと 鉄砲玉妖怪:山野井仁
- ひじょーにまとまりが悪く、いったい何がいいたいんじゃい、な話だった原作を、イカレタ観音さまを頭に、権威に弱く教条主義の俗物坊主ども、効かない読経、三蔵に妖怪のとどめをささせるという構成にして、三蔵がいっつも不機嫌な理由をなんとなくわからせる話にしてくれました。
- 「コンティニューは一度きりだ」by三蔵
- 音楽の使い方はうまいと思う。
- 三蔵「ロン、タンピンサンショウ」八戒「やっぱりウーワン(伍萬?)待ちでしたか」
マージャンはOK。よくわからんぞTV東京。ちなみにエロビデオのタイトル、原作では『人妻乱倫』、TVは『制服××』誰の趣味?
2000/4/23 原作、2-6巻読了。
- キャラもの、とでもいうのでしょうか。
- 結局、描きたいのは絶望的な状況とドロドロの感情に翻弄されるいい男で、イラストみたいな、渋谷あたりにいそうな男の子たちが主人公でもいいわけだ(卒業Mとかヴァイスですな)。異世界が舞台なのも西遊記も発表誌がGファンタジーだからってだけなんでしょう。出きあいのイメージにのっかってるだけ。驚異を描かない話がファンタジーを名乗るんじゃない(怒)
- キャラの立て方はいいし、状況を書くのはうまい。でも、大きな物語は書けない。そんな感じ。行き当たりばったりに描いているんじゃないかと。だからって力で押し切る、勢いで読ませるというタイプ(車田正美とか)じゃないし。初めての連載っていってもねぇ。
- 設定とかはもう、つっこむとかいうレベルじゃなくて穴だらけ。いろいろあるけど、たとえば生命工学は化学じゃないぞ。もしかして、漢字知らない?いや、知らなくてもいいけどエニックスの編集がフォローすべきなんじゃないか?商品なんだから。
- ああ、でも八戒が八戒が、いつもにこにこで、ぼろぼろの過去持っててめちゃくちゃ強いけどダメな奴で、おまけに片目隠しで(ツボだ)、もう最高。
2000/4/25 第4話 茜色の涙 Crimson
- 脚本:矢島大輔/絵コンテ・演出:山崎たかし/作画監督:中島弘明
- 02#06 Cleaning beauty,02#07 Crimson
- お話:
- いなくなった妖怪の恋人を待ち続ける旬麗#洗濯大好き娘を、悪い妖怪から助けました。
- ゲストキャラクター:
- 旬麗:石塚理恵 半おばさん:定岡小百合
- 自分だけ動物形態に戻って濡れない白竜が、飼い主に似てお茶目。
- 分身立体投影とか、首アップは漫画ならOKだけど、アニメのふつーのシーンでやっちゃうとコワイ。
- 混血児って放送禁止用語(というのはないそうだけど)なのね。でも下ネタはOKなんだ。下のほう(きゃぁ)なんてアニメではじめて聞いた。ま、悟浄は下品ってことで。
- なんでもかんでも馬鹿のひとつおぼえで砂嵐エフェクトはよくないとおもいまーす。一瞬、旬麗は超音波だせるのかと(笑)
- 「よおし、座布団一枚」
関俊彦さんのお声で。
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2000/5/2 第5話 美しき暗殺者 Pure Assasin
- 脚本:大和屋暁/絵コンテ:都留稔幸・伊達勇登/演出:熊谷雅晃/作画監督:南伸一郎
- 02#08 Drug and booze,02#09 Charismatic
- お話:
- 紅孩児の側近、八百鼠ちゃんは三蔵一行暗殺を謀りますが、酒場でセクハラ親父にからまれて助けられてしまいましたとさの巻。
- よいこのみんなに酒の飲みくらべを見せてはいけないようで。そのせいでなぜ八戒にだけ眠り薬が効かなかったのかわからなくなってしまいました。
- 皆口さんだって芝居できるんですから、どうして八百鼡さんが八戒にだけは眠っていて欲しかったかはセリフにしなくてもよーくわかります。マンガの吹き出しぜんぶ脚本におこさないように。
- あ、八戒がウィンクしてる。
- 酒家大和屋。内輪うけを…。私、見てなかったんですが、このおじゃ魔女どれみの脚本書いてて評価が高い方のようです。
- こうしてみると、この話ってギャグだよねぇ。でも、八戒は八百鼡さんに花喃さん(CV=根谷美智子)を重ねてしまいます<伏線(笑)
- へんてこりんな、というかマンガをトレースしたような絵コンテもあいかわらず。紅孩児の炎なんかほとんどお笑い。ちなみに今回の手抜き技法はシルエット投影法です(笑)そのわりに、紅孩児の手からしたたる血、なんてのは妙に細かい。ほんと、スタジオぴえろの主力はセレスに注がれてるんだなぁ。
- しかし、この調子で2話ずつ消費していったら2クール持たないと思うんですけど。
- 「はいはい、よいこのみんな、おねむの時間ですよ」
石田彰さんの声でいわれたら眠れなくなると思ふ(爆)
2000/5/3 『小説 最遊記2 鏡花水月』
みさぎ聖 峰倉かずや挿画 エニックス 2000.4(Gファンタジーノベルズ)4-7575-0224-9 857円
- 書泉ブックマートで、わーい、八戒の話だってんで買ってしまいましたが。
- なんで句点ごとに改行するんでしょうねぇ。それともオレの知らないあいだに国語表記法が変わったわけ?おかげで帰りの高速バス、正味50分で読みおわっちゃった。そんなのに100円以上払いたくないんだけどなぁ。
- というのが第一印象ですから、小説としてのできは推してしるべし。そうですねぇ、心に棚を5段くらい作る必要ありというか。新人賞とかのハードルの高さに比べて、ノヴェライズもののレベルの低さってのはなんなんでしょうねぇ。たいして読んでるわけじゃありませんが。
- で、内容は本編が始まる前、5巻の八戒過去話というか4人が出会った直後。八戒がとことん人間失格です。悟浄はとってもいい奴で、三蔵と悟空はあいかわらず。八戒の設定がいくつかあきらかになってるので、八戒×悟浄(逆はちょっと想像できないな)を書く/描く方にはよいかも。そーいや、三蔵×八戒ってページがあったけど、三蔵って海王みちる@セラムンなみの究極の攻めキャラかも。
2000/5/9 第6話 呪符の怪僧 Rancorous Exchange
- 脚本:隅沢克之/絵コンテ・演出:井之川慎太郎/作画監督:外崎春雄
- 02#10 Rain,02#11 Shower of bullets
- お話:
- サブタイトルにもなっております妖怪退治の呪符の使いの怪僧六道の出現で、三蔵が三蔵になったわけがあきらかに。これがまた血みどろで。おかげで黒赤逆転という手法が編みだされました。
- ゲストキャラクター:
- 光明三蔵:成田剣 江流(ちび三蔵):小林優子 六道:牛山茂
- いきなり桜散る、ですよ。いやぁ、どうしちゃったんでしょう、この緊張感あふれる演出。最遊記はじまって以来かもしれない。サブタイトルの出し方も次回予告も別の作品のよう。
- 画面は黒い(暗いんじゃなくて)。最大4/5まで黒。いや、別に測ったわけじゃありませんが。デジタル彩色だから絵の具の節約じゃないよね。紙芝居化に拍車、っていうか動かすのあきらめて開きなおったみたい。で、それが正解なんだな。
- ちび三蔵がわりと低めの声でよかったです。でも、牡丹背負わないで(^^;
- この世界の仏教界が、チョーいい加減ってこともよくわかりました。あんなガキ(しかも殺人の疑いまでかかってる)がいきなり最高僧で天地創生の経典管理者かい。
- 似合わねぇーことした三蔵が六道の錫に貫かれたところで次回へ。
2000/5/16 第7話 黄昏の別れ Good night
- 脚本:隅沢克之/絵コンテ・演出:村田雅彦/作画監督:西宝壌土
- 03#12 Metamorphose,03#13 Faith in mind,03#14 Good night
- お話:
- 三蔵が死んだと思いこんだ悟空ぶちきれ。本来の姿になって六道を撃退したところで、デウス・エクス・マキナな観音さまが金鈷をつけなおす。同じく観音さまに助けられた三蔵は六道を倒して一行のもとに帰りました。
- ゲストキャラクター:
- 光明三蔵:成田剣 江流:小林優子 六道:牛山茂 二郎神:石井隆夫
- なんか、カットごとに顔が違わない?作画監督が偽名を使いたくなったのわかるなぁ。邪推?最悪、作画監督クレジット無しってのもあるぞ。
ああ、なんて邪悪なヲタクの発想。
- 無理に動かさないほうがいいって。六道をボコボコにする悟空とか三蔵を運ぶとこなんか、ちょーおまぬけ。鑑賞に耐える戦闘シーンには動画枚数がいるからねぇ。こっちはるろうに剣心とかみちゃってるわけで。
- うーみゅ結局、ショタの六道に岡惚れされて三蔵はいい迷惑って話。<いやほんとは仲間のきずなってやつだけどさ。
- 五百年前の、前世(一名を除く)の御一行さまお目見え。
- 無意味にポーズつける観音さま。苦労人らしい二郎神。
2000/5/23 第8話 死を占う男 Confront
- 脚本:矢島大輔/絵コンテ・演出:マツハシトシオ/作画監督:吉本拓二
- 03#15 Drop a bomb,03#16 Confront,04#23 Survive
- お話:
- 一行の使命のおさらいをささっとしまして(これで第1話を見損なった君も安心だ)、新展開。新しい町についたとたん、怪しい易者にこなかけられる、巨大式神襲来、はねっかえりの李厘ちゃんに率いられて紅孩児たちが襲ってくると。ちなみに、TV Bros.の番組表では「魔天経文・聖天経文」というサブタイトルになってました。
- ゲストキャラクター:
- 三仏神:佐々木敏、百麻子、山口由里子
- 原作第3巻の後半を再構成。経典奪取という玉面公主の意向を早めに出してきました。正解でしょう。
- 新キャラ、ニイ健一(ニイ・ジェンイー。ニイはにんべんに尓。JISにない)と清一色(チンイーソー。麻雀の役だそうで)が登場。ニイが大塚芳忠。ぴったり。清一色は石丸博也。もうちょい厭味ったらしく、ご存命だったら塩沢兼人さんかな。いずれにしても声にはお金かけてます。
- 魔界天浄をはなったあとの経文がまぬけ、っつーか素朴な疑問をそのまま絵にしちゃったな、アニメーターといいますか。
- ニイ博士のぬいぐるみはメリーズのうさちゃん。
- 紅孩児の独白に口パクは余計だと思う。
- 他の連中が戦っているのにやれやれって感じで見ている三蔵。
- 三蔵の顔が馬になる以外は絵はまぁまぁ。つかいまわしもめだったけど、当作品的にはテンポもよかったです。なにより、砂嵐エフェクトがなかったのが勝因でしょう。こうしてみるとあれがかっこいいと思ってやってたのか、ラッシュ見ないで納品しちゃってたのか…まさかね。紅孩児の必殺ぐるぐる火焔(違)は前回よりまともに。
- 清一色のどアップ(うへぇ)で次回へ。
2000/5/26 『最遊記 オフィシャルガイド』エニックス
- OVAの設定資料集。
- パラパラみた原作者インタビューによると、もともとは学園もので、西遊記のお芝居をやるという設定だったそうな。うーん、それだったらもっと広い心で見てあげられたんだけどな。逆に目に入らなかった可能性は大だけど。
- 八戒は裏表があるのが素、というのは納得。悟浄は作者の思いいれのわりにはまだ深く描いてもらえてないような。
2000/5/28 三蔵一行、アニメディアの表紙を飾る
- アニメディアを手にとるのはアイアンリーガー小説連載時以来。しかし、アニメ雑誌で野郎ばかりの表紙というのも珍しいような。
- 記憶で書いてますが、監督いわく4人の過去もテレビでできる限りやります、だと。インタビュー記事はとかく本意が伝わらないものだし、テレビ東京のウルサさも見てりゃわかるからかわいそうな気もするけど、あえていわせて。志、低くないか?
2000/5/30 第9話 戦いの宴 Lethal Trap
- 脚本:矢島大輔/絵コンテ・演出:久城りおん/作画監督:大坪幸麿
- 03#16 Confront,03#17 Overlap each other
- お話:
- 前回に引き続き一行が戦っている(若干2名、肉まん食ってますが)ところに、清一色が余興と称して巨大カニを乱入させたので、紅孩児と悟空が協力してやっつけました。清一色と八戒には因縁があり、牛魔王の復活には李厘が必要なようです。
- ゲストキャラクター:
- ニイ健一:大塚芳忠 清一色:石丸博也 黄博士:相沢恵子 王老師:辻親八
- たいへん丁寧な先週のおさらい。
- 先週、紅孩児はわりと愉しげに戦ってたと思うんですが。
- ヤンキー座りして李厘を肉まんで餌づけする三蔵…。
- 耳たぶちぎっても血がでない清一色、ぶきみ。そこまで自主規制したら逆効果だと思う。
- 蜘蛛女さんの時もなんだけど、悟空が動きを止めろと言われる敵って、動いてないんだよねぇ。
- 口半開き目見開きで倒れてる八百鼡ちゃんの胸。八戒の陰になってほとんど見えないんだけど、そのせいかみょーに色っぽい。
- 炎獄鬼、式神ごときは一発で決めてくれないと。それにしても派手なBGM。敵キャラの扱いじゃありません(笑)
- 玉面公主さまの首、長すぎ、って妖怪だからいいのか。
- 王老師ほか、今回はどこから涌いてきたんじゃい、ってつっこみたくなるカット続出。それと怪しいマーブル模様。
- 来週はTVオリジナル。ニセ八戒が嫌すぎる〜。
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2000/6/6 第10話 偽りの救世主 Fake the Face
- 脚本:大和屋暁/絵コンテ:中山英治/演出:山崎たかし/作画監督:佐々木一浩
- お話:
- 初のTVオリジナルは道中記もののお約束、水戸黄門なら1シーズンに1回はある偽者話。400年前に三蔵に救われた街にやってきた一行は歓迎されるも偽者とバッティング。偽者を操っていた妖怪をやっつけて伝説を塗りかえましたとさ。
- ゲストキャラクター:
- 偽悟空:長島“タランス”雄一/偽三蔵:鈴木琢磨/偽悟浄:柳沢英治/偽八戒:室園丈裕/村長:宝亀克寿/長老:大木民雄/暁鬼:河野智之
- 長老、あんたヨガの行者かい。のっけからみょーな動きが炸裂。砂嵐エフェクトもいっぱい。へんなカットの切り替え。おまけに顔が違う。三蔵なんか同一人物に見えない…。
- 一行のスポークスマン化してる八戒。さりげなくお酒を要求(^^;
- 偽者はとことんチンピラです。こんなのにだまされる村人って。
- 説法するより牢の方がいい三蔵。充分面倒にまきこまれてると思うけど。ま、結局看守を脅して大宴会に突入するんで、精進料理の偽者よりハッピー。転んでもただでは起きません(笑)
- 妖怪暁鬼、ちょーノーコン。なぜあの距離で三蔵にあたらないんだ。
- とってつけたように現れて1カットで偽者をボコボコにする紅孩児一行。
- 脚本はちゃんとキャラをつかんでます。これで作画と絵コンテがよければけっこう笑える話だったのに。
- 「危険ですから、ぼくたちのまねをするのはもうやめたほうがいいですよ」by八戒
- 「ふざけるな、オレは努力が一番嫌いだっ」by三蔵
- 次回予告、清一色が八戒を抱いて、しかもバックに鬼百合<−原作の絵でした。
2000/6/8 『私立荒磯高等学校生徒会執行部』1&2 徳間書店 , 1999.11-2000.3(Chara Comics)
- 表紙で八戒と悟浄がざれあっていたので(オイ)買っちまいました。
- 実際のところ、みかけ悟浄の時任は中身悟空。久保田は性格三蔵(ただし煙草はセブンスター)。おかまの五十嵐センセがいいかんじ。
- 学園ものなんで、てめぇら3年のくせになに遊んでんじゃい等々、つっこみどころは色々あれど、心穏やかに読めました(笑)
- あ、ライトですけどボーイズラブものです。砂吐く人がでないように、念の為。
2000/6/13 第11話 笑う死神 Tragic Revenge
- 脚本:矢島大輔/絵コンテ:都留稔幸/演出:熊谷雅晃/作画監督:南伸一郎
- 04#18 Revenge tragedy,04#19 Misty,04#20 Wandering destiny
- お話:
- 謎の易者、清一色はかつて八戒(猪悟能)の恋人花喃を誘拐し凌辱した百眼魔王の息子だった。百眼魔王の一族を滅ぼしたものの花喃を失った八戒。清一色は八戒を壊そうと、悟浄、悟空と傷つけていく。
- ゲストキャラクター:
- 清一色:石丸博也 花喃:根谷美智子 人形:神代知衣
- 過去からの刺客to八戒、前編。おとぼけで凄んでラブラブで弱気で怒って壊れて、石田彰さん大活躍です。とろけてました。<オイ
- とはいえ、絵と動きはなんとも……。悟浄に背後とられて飛び乗くとこ、激変(ちょーはやめとけと三蔵さまがおっしゃるから)。ただ、虫作監(まるしーベターマン)はいたようで、ムカデは厭すぎでした。おかげで魔戒天浄が決まったこと。でも、刃物はもうちょっとらしく描いてね。
- スプラッタはまあ、こんなとこでしょう。でも八戒の血塗られた手が描けないのがねぇ。
- 三蔵の銃、原作ではただのSmith&Wessonだけどアニメでは妖怪退治の招霊銃。で、悟浄は半妖怪。あれ?
- 白竜、なんかときどき成長してない?爬虫類だからか(大違)
- 悟空行方不明の構成はいまいち。銃をつきつけてAパート終わりや乱入はいいんですが。
- 偽悟空の牌に猿の文字。清一色おちゃめ。
- 花喃さんが美人じゃない。牢内の横顔、まるで妖怪。満場一致の生贄(ってなに)で、八戒の恋人で実は…なんですよ。きれいじゃなきゃいかんでしょう。アニメーターも男ならがんばるように。
- 腕ちょっきん、やはり無理で清一色の不気味さが薄れてしまいました。声は前にちょっと、と書いちゃいましたがけっこういい壊れっぷりです。アグリッパ・メンテナー@∀ガンダムでしたね。
- ラスト、三蔵が喧嘩を買って次回へ。予告の危ない半眼八戒。あのせりふもきっとあるし、刮目して待ちましょう。作画的には不吉な予感だけど。
2000/6/20 第12話 闇との攻防 Wandering Destiny
- 脚本:矢島大輔/絵コンテ・演出:井之川慎太郎/作画監督:津幡佳明
- 04#21 Dead,04#22 Alive
- お話:
- 清一色の次なる狙いは三蔵。それも八戒の手にかけて。清一色は百眼魔王の一族千人目の妖怪にして、妖怪になった八戒が最初に殺した妖怪だった。
- ゲストキャラクター:
- 清一色:石丸博也
- 清一色が屈折してはいるけど復讐者という解釈。原作版は快楽殺人者かつストーカーで、悟空じゃないけど「最悪」なんですが。
- 八戒と花喃さんが実は姉弟っつーのはまずかったらしく、すべてカット。ま、出さなくても話は成り立ちます(正しい裏設定)。しかし、赤ん坊のこと、八戒は考えてたのかなぁ?
- ついにあのせりふがっ。残念ながらハートはついてませんでした(これだから原作読みは…)。というか、ここでにっこり笑ったら、アニメの間では変でしょう。でも、シリアスもよおございました。最後の「消えないじゃないですか」もね、涙を流さずに泣いてるのがわかるんです(はぁと)<ダメダメ
- 入魂の絵コンテといわれる『呪符の怪僧』の井之川さん担当。白い霧立ちこめる現在と、赤と黒の過去のくっきりしたコントラストがきれいでした。
- 悟空に襲いかかるシーン、八戒の口元がふっと結ばれる。こういうアニメならではを見たいんだよぉ。
- 清一色に心理攻撃された八戒の止め絵、浮いてるし恐すぎ。眼をビクンって見ひらくのも、あれじゃ邪竜族@リューナイト、って妖怪か。しかし、ここの呼びかけは悟能、じゃなきゃ。
- 三蔵の死に顔もちょっと……。今回の作画は全般に輪郭線細く、色トレース多用でいこうって感じですか。
- で、血は黒か透過光にすればいいわけ?なんか変な自主規制。
- 八戒「お騒がせしちゃいました」悟浄「いえいえ、堪能させていただきました」
今回、なにげに悟浄がお兄ちゃんしてました。
- 「きっと、長生きできないんでしょうね」<けっこう、しぶとく生き残る気もする。
2000/6/27 第13話 死を呼ぶ果実 Crude Counterfeit
- 脚本:隅沢克之/絵コンテ:林有紀/演出:村田雅彦/作画監督:西宝壌土
- お話:
- TVオリジナル第2弾。おいしそうな果物の匂いにつられて人里離れた寺にやってきた三蔵一行アーンド李厘。そこには玉面公主の罠がしかけられていた。お馬鹿コンビはまんまとそれにひっかかってしまい…。
- ゲストキャラクター:
- 陳風&明月:矢島晶子 鋼元子:丸山詠二 玉面公主:佐藤しのぶ ニイ健一:大塚芳忠
- やっぱ、隅沢克之は笑いをとるのがうまい。しかし、坊さんたちみんな助かっちゃうってのはぬるいなぁ。
- ニイ博士、前々回に似たような種子を清一色が使ってるんですけど。天竺では珍しいのかな、スターフルーツもとい人参果(違います)。
- 八戒、真横にジープをドリフトさせる。秋名仕込みか(ぜんぜん違います)
- DNAデータとかクローンとか遺伝子とか。
- 苗と収穫キットとセットでお届け。まめだ。
- 西宝壌土氏は少なくとも二人、もしかすると三人いるんじゃないか(笑)戦闘シーンのデフォルメ八戒と悟空は違うアニメのよう。
- 今回は動いてたし、動いているように見せるテクもうまくいったかんじ。
- 悟浄「冗談だろ、正義の味方じゃあるまいし」そのわりには。
- 「ったくバカをこんなにふやしやがって」「世間の迷惑ってものを考えろよ」「違法コピーは著作権侵害ですよ」<三連発。
- 来週もオリジナル。悟浄が赤い薔薇をしょいます。似合わねー、つーか色彩設計さん泣かせなことを。
2000/7/2 Gファンタジー7月号&ファンロード
- 初めて本屋でGファンタジーを見る。発売日から半月もたってるのに平積み。
#まさか全員プレゼントテレカのために増刷したのか?
- で、つい立ち読みして全国1000万の八戒ファン(そんなにいるわけないって)衝撃の妖怪化シーンを見てしまい深く後悔する。といっても後姿だけ。耳がとんがって指先の爪が伸びて、全身に蔓草文様のあざ。絶対に豚ではありません(ほっ)。
- ついでにファンロードの特集も(ダメダメ)。5ミリくらいの久保田時任にきづくなんて、ローディストって細かいのね(どっちかっていうとアウシタンよりだったもんで)。
- イラスト集のタイトルがサークル名とか、プロとしてどうかってのはともかく、同人少女の共感は呼ぶわけだ。
- ところで、スタジオぴえろの『幻想魔伝 最遊記』ページにセルビデオ&DVDの予告がでてるんだけど、3話6000円は高すぎないか?そりゃ、労力と予想される売れ行きを考えれば仕方ない値段設定と思えるけどさ。
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2000/7/4 第14話 ふたりの約束 Sweet Client
- 脚本:大和屋暁/絵コンテ・演出:京田知己/作画監督:吉本拓二
- お話:
- TVオリジナル。沙悟浄(22才・独身)はロリコンだった!じゃなくて、女の子の頼みを断わりきれず、妖怪退治をしました。
- ゲストキャラクター:
- 美朋:榎本温子 屋鬼:津久井教生 三仏神:佐々木敏
- 出た、三仏神のゴールドカード。電話もない世界でどーやって決済するんだ……。
いや、そもそもどこにいってもおなじ銘柄の煙草があるのはヘンだぞ(指輪物語におけるパイプ草の伏線を見よ)。ところで、三仏神って首だけじゃなかったのね。
- 美朋(メイホウ)と朋茗(ホウメイ)、名前も顔もそっくりさん。
- 花畑でらんらん、は悟空のイメージ映像。困った猿だ。
- いくら妖怪の腹の中だからってよそみしながら気を放たないように>八戒。にしてもアバウトな作戦を……。
- つっこみようもないほど、なんのひねりもない脚本。
- 作画は輪郭がぶっといのはまあいいとして、主役なのに顔が崩れた悟浄、へんてこな動き、絵コンテはマンガのコマみたいな窓をあけたがる。うーみゅ。
- 悟浄「神と妖怪、ま、似たようなもんだけどよ」
- 三蔵、次回予告を悟空から奪取。次回は原作に戻ってどシリアスに。
2000/7/11 第15話 紅(あか)の呪縛 Fated Guys
- 脚本:隅沢克之/絵コンテ・演出:久城りおん/作画監督:大坪幸麿
- 05#24 Be there(1),05#25 Be there(2)
- お話:
- 降りしきる雨。悟浄は三年前の出会いを想う。大怪我をして倒れていた男。大量殺人者を追う三蔵と悟空。これでもかの過去話。
- ゲストキャラクター:
- 三仏神:佐々木敏、百麻子、山口由里子
- どーしたんだ、絵がきれいだ<おい。ああ、でも地震速報が……神津島のみなさん、ごめんなさい。ヲタクってこういう生き物なんです(流石に神戸の時は不要不急のニュースグループの流量は減ったけど、と弁解)。
- Aパートラストの八戒の笑顔。ラストちょいまえのパステル調の悟浄と八戒。やればできる(ってなにさま)。
- 口調はおなじでもへなへな状態とわかる八戒。
- なんとしても八戒を殺人と近親相姦から救いたいらしい。姉のような存在、だと。で、殺妖怪は可ってわけ?
- どう考えたって桃源境の名にふさわしい世界じゃない。
- ポーカーする悟浄のバックに一瞬市松模様が??
- 煙草のパッケージ。色を変えてロゴを省いてみました(笑)
- 会話しているのを真中で割って鏡写し、というへんな画面構成。そんなに口パクにこだわらんでも。
- もしかして、1話のカット数あるいは背景の数もしくは使っていいエフェクト厳密に決められているとか?
- 震える指、落ちている銃にちらっと目をやる、悟浄背中で語る、などなどいい画もあったんですが。
- 今回も三蔵が予告ジャック。次回、ついに三蔵の読経が聞ける?闇烏一族が拐って魔王に差し出したって因縁にするんでしょうね。
2000/7/15
- 図書館でプータオ(白泉社の、コミック情報誌?)を読む。読者アンケートで最遊記の人気の高さを知って驚く。が、まるいち英語版がTIMEに載ったってほうがオレ的には重要。
2000/7/18 第16話 生者への讃歌 Be there
- 脚本:隅沢克之/絵コンテ・演出:山崎たかし/総作画監督:もりやまゆうじ/作画監督:佐々木一浩
- 05#26 Be there(3),05#27 Be there(4)
- お話:
- 花喃の亡骸だけでも葬ろうと百眼魔王の城へ向かう悟能。追う三蔵、悟空、悟浄。悟能は自らが虐殺した闇鴉一族の生き残りに襲われる。そして、たどりついた百眼魔王の城はすでに焼け落ちていて……。出会いの物語、完結編。
- ゲストキャラクター:
- 三仏神:佐々木敏,鴉男:大川透,お姉さんたち:茂呂田かおる,松来未祐,小池亜希子
- キャラクターデザインのもりやまゆうじを投入。いわゆるてこいれってやつ?
- 闇鴉一族ねぇ。いままでそれなりに仲良く暮らしていた(と思う)村人に裏切られたってのが重要なんですけど。
- もろ鴉天狗、みょーに濃ゆい鴉男の顔。浮きまくり。
- 原作では眼をえぐりとりますが、指を突っ込むのみ。それだって充分ヤだけど、義眼に眼鏡しても意味無しだろうとゆー、常識は衝撃を弱めますな。
- おお、血がちゃんと赤いぞ。情けない驚き。
- 三蔵の唇が動かないクチパク。あんまり。
- 読経する三蔵と昇る朝日、それぞれの過去。音楽のみは正解かなぁ。
- 悟浄を語り手にした、そつのない脚本でした。なんてシロウトに言われたかないでしょうね。
- 「問題です。悟空は何回八戒といったでしょう」「……8回」<君たちはおやぢかっ。
- 次回もオリジナル。絵が激しく違う。大貫健一とかそういうかんじ。
2000/7/21 徳山秀典 in Anison Hitchart
- Anison Hitchart(キッズステーション)は前田愛のしゃべりが許容範囲を大きくはずれてるのでめったに見ないのだけど、発送作業(何のかは秘密)なぞしていて、つけっぱなしにしていたら、徳山秀典がでてFor Realを唄ってた。OPで使ってるのは2番(というのか?)なんだ。通しで聴いても内容にあっててホッ。
- いや、そばかす@るろ剣のなんだかなぁな話をニューズグループで読んだんで。るろ剣でよかったのはHeart of Swordと映画の2曲だけと思う。Heart...は左之助×剣心を歌ってるんでしょ?<ォィォィ
- 閑話休題。徳山氏自身は悟空タイプのかわいい兄ちゃんでした。
2000/7/25 第17話 終わりなき楽園 Eden
- 脚本:矢島大輔/絵コンテ・演出:熊谷雅晃/作画監督:南伸一郎
- お話:
- TVオリジナル。砂漠で拾った妖怪の女は東風街の町に連れていけという。その町は地中に沈みかけており、黒い霧がたちこめる中、妖怪たちの石像が乱立していた。
- ゲストキャラクター:
- 玉面公主:佐藤しのぶ, ニイ健一:大塚芳忠, 黄博士:相沢恵子,紅蘭:松谷彼哉, 武漢(うーはん):松岡文雄
- いま、EDENといえば遠山浩輝でしょう。枢房には笑った。<5巻を読んだばかり。
- これまた道中記のお約束、壷中天もの。しかし、こなれてない脚本だなぁ。言いたいことはわかるけど、全部三蔵のセリフで説明しちゃってる上に、状況が状況なだけに説得力ゼロ、設定も矛盾しているし。
- 黄博士が街にこだわるわけはなに?もしかして地震もニー博士のしわざ?
- 絵が(いつもと違うけど)きれいだぞ動いているぞ。背景だってちゃんとあるぞ。ってゆーか3名ほどAパートで石になっちゃったんで、カッコよく描かなきゃいけないのが三蔵だけ。ひとりならこの作画陣でもOKなわけね(ひでぇ)
- で、術が解けた時、塔に張りついてた連中はどうなったの?
- 「八戒、やめろおまえのその笑顔!」
「こらあ、ハリセンは殴るもんで投げるもんじゃねぇだろッ」受難の悟浄。
- 次回もオリジナル。久々に八百鼠ちゃんのボケっぷりが見られる?
- ところであと10話を切ってるんですけど……まともに終わらないに1000カノッサってとこかなぁ<極悪人
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2000/8/1 第18話 正義の真実 Vice of Justice
- 脚本:大和屋暁/絵コンテ・演出:井之川慎太郎/作画監督:井上哲
- お話:
- TVオリジナル。続発する妖怪失踪事件の調査に乗り出す紅孩児たち。一方、三蔵一行は対妖怪特殊部隊ファンロンに入隊した悟浄と八戒の旧友、東風に再会する。
- ゲストキャラクター:
- 東風:徳山秀典,××鬼ってのはみんな河野智之?
- いらいらする脚本。とろいうえに支離滅裂。突っ込む気にもなれない。井之川慎太郎印のコンテがもったいない、と思ったけどなんかやりすぎてわけわかんなくなってるシーンも。
- おまけに絵がバラバラ。でも八戒の微笑みがきれいだったから許す(おーい)。でもこの話、八戒に可哀想過ぎるよ。
- 東風の演技、下手だと思ったら歌手を使ったか。これも視聴率のため?
- 八百鼡ちゃんがとことん役たたず。紅孩児もいいとこなし。
- ふつー服の上から包帯する?
- 次回もオリジナルでシリアスなので三蔵が予告。きれいなお姉さんたちだけかな。
2000/8/7 OVA in アニメぱらだいす
- キッズステーションのアニメぱらだいすもめったにみない番組。たまたまつけっぱなしにしていたらOVAのDVDスペシャルボックスがおすすめってことでちらっと映像が流れました。絵的にはOKみたいってOVAだから当然か。オレ的には楽譜もほこりになりやすいベルベット装も、そもそも場所ふさぎの箱もいらないから安くして欲しい。
- セリフはほとんどきけなかったけど、予想どおり山寺悟浄は渋すぎみたい。
2000/8/8 第19話 嘆きの乙女たち Don't Go Alone
- 脚本:大和屋暁/絵コンテ・演出:村田雅彦/作画監督:西宝壌土
- お話:
- TVオジリナル。旅の途中で知り合った4人姉妹はなにやらわけありのようす。三蔵の牽制をよそに親しくなる妖怪三人組だが……。
- ゲストキャラクター:
- 春華:三石琴乃, 夏華:松下美由紀, 秋華:寺田はるひ, 冬華:高野直子, 大鬼:梅津秀行
- おねーさんたちがナイスバデーでした。おわり<オイオイ
- かわいそうな話だけど、だからどーしたみたいな。ああ、だめだ醒めちゃってる。
- バカ猿以外は敵だってことに薄々気付いてる、そのあたりはいいんだけど、ひねりも何もないのが悲しい。かといって直球勝負っていうのでもないし。ハンパなんだ。
- ぜんぜん似てない姉妹にめちゃくちゃな服装。でも、画期的にかわいいから許す<ダメなヲタク
- 炎だけCGで凝ってもねぇ。ま、全般に作画も演出も悪くありませんでした。
- なんで十字架なんだろ?
- ところで、トンファって名前はまぬけでないか。
- 悟浄「よくあることだぜ。理科の実験や料理の途中でな」<それは悪いテレビの見すぎ。
2000/8/15 第20話 流砂の罠 Sandstorm
- 脚本:矢島大輔/絵コンテ:坂田純一/演出:京田知己/作画監督:吉本拓二
- お話:
- 砂漠に孤立した村で冷たくあしらわれる一行。一年前に訪れた別の三蔵が砂漠の妖怪に拐われたと知って、天地開元経文を捜しに向かうが……
- 05#28 Sandstorm, 05#29 a fatal dose
- ゲストキャラクター:
- 観世音菩薩:渡辺美佐、二郎神:石井隆夫、ニイ健一:大塚芳忠、男の子:水間真紀、光明三蔵:成田剣、江流:小林優子
- 今週はショタ向けってことで、原作よりかわゆい砂漠の村の男の子、ポイント高し。ちび三蔵も再登場。
- 玉面公主さまの天地開元経文集めなんて、みんな忘れてると思う。
- ぶちきれ三蔵の乱射は殴る蹴るに変更。よけい危ない人に。
- CG使ってるからってサソリに力いれてもらっても(^^;;
- 次回への引きが皆無。悟空のアップで終わるべきだったんじゃ。ていうか、Bパートは盛り上がりをあえて回避してるかのような構成でした。
- 八戒「きっとちゃんとした、まじめな、ふつーの三蔵だったんですよ」<原作どうりのセリフですが、面目躍如(^^)v
2000/8/22 第21話 破滅への暴走 Selfish
- 脚本:隅沢克之/絵コンテ・演出:久城りおん/作画監督:大坪幸麿
- お話:
- 砂の城が崩れて大ピンチ!を紅孩児に救われた一行。だが、紅孩児は瀕死の三蔵を抱えた悟空に戦いを挑んできた。悟空は八戒に後を託して金鈷を自ら外す。
- 06#30 selfish, 06#31 Pride, 06#32 Thicker than blood
- ゲストキャラクター:
- ニイ健一:大塚芳忠、黄博士:相沢恵子、王老師:辻親八、観世音菩薩:渡辺美佐、二郎神:石井隆夫
- 悟浄が大人しくなったら今度はニイ博士が飛ばします。ラストもきっちり決めてくれました。
- 今回の八戒は立ち位置、完全にお母さん(笑)寝たきりの夫とやんちゃな息子二人を抱えて細腕でがんばります(爆)
- 脚本は原作のセリフをすべて使った上での穴埋めに挑戦。
- また顔がカットごとに違う(泣)砂や炎じゃなくてキャラに力を入れてよぉ。
- 意味無し二重枠とか砂の嵐とか……テンポよくかっこいい演出とはどういうものか、オーディアンで学習して欲しい。スタッフかぶってるんだから。
- 悟空の回想(このシーンはきれいだった)で那托が手を差し出すオープニングのカットがでてきたけど、残り五話でなんとかなるんでしょうか。
2000/8/24 最終話までのサブタイトルが?
- 久しぶりにテレビ東京の『幻想魔伝 最遊記』公式ページを見ると、最終回までのサブタイトルが出揃っていた。ぴえろのページはまだ。
- 紅孩児の悲惨な末路しか見えてこないんですけど……。
- その後、ぴえろのページも追い付く。ネットニュースじゃ10/4終了(てことは27話でいまオープンになっているのプラス1?)と流れてるけど、もともと一年ものだったのか?と一瞬、思った(笑)
- もしかしてこれはOVAに続く、か?そこまでついてく気はないぞ。
2000/8/25 アニメージュ9月号の表紙&巻頭特集
- 表紙を飾るってことは読者に人気(と大人の事情)ってことなんだろう。
謎である。みんな頭のなかで補完して、目にフィルター掛けてみているんだと思っていたんだけど、違うの?あれでいいわけ?わからん。
- にしても、4人揃ってないと立たないキャラたちであるなぁ。
2000/8/29 第22話 闘いの果て Devastation
- 脚本:隅沢克之/絵コンテ・演出:まついひとゆき/作画監督:津幡佳明
- お話:
- 暴走する悟空。為すすべもなく倒される独角、悟浄、八戒。その時、瀕死の三蔵が立ち上がった!
- 06#32 Thicker than blood, 06#33 devastation, 06#34 Always
- ゲストキャラクター:
- ニイ健一:大塚芳忠,男の子:水間真紀, 光明三蔵:成田剣
- 盛り上がるところでちゃんと盛り上がり、作画もちょい濃いめだけどレベルをたもち、これで格闘シーンに迫力があったら、なんだけど、それは言わないお約束、かな。
- ほんとに12話とおなじ作画監督?印象が違う。八戒の情けない顔がよかったからOKなんだけど<ぉぃ
- 悟空を抱きとめる三蔵、包帯ぐるぐるで悟空の頭ぐわしする三蔵。妖艶という言葉が相応しい坊主……。
- 紅孩児、気絶しっぱなしでいいとこなし。ニー博士のお出迎えをうけて果たして?
- よいこには腹上死なんてわからないからね(苦笑)
- 次回、TVオリジナルでまた八戒がいぢめられます。「すべからく、見ていただきます」<なんか、こわいよぉ
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2000/9/5 どうでもいいこと
- またfj.rec.animationで話題になっていたけど引越騒ぎで出遅れ、参加できず。ここで、50話に延長と知る。
- で、いまさらながら最遊記とかの『ヴァイス・クロイツ』の、キャラの性格設定がそっくりなことに気づく。まあ、男4人組ではパターンではあるでしょうけど。
- とほほな回のダメさ加減も彷佛とさせるものがあるような気がして、勝手にヤな感じになったり<馬鹿。
- ヴァイスは話も絵もどうしようもなかってものなぁ。で、結局、恐いもの見たさで(<おぃ)最後までつきあっちゃったという<大馬鹿
2000/9/5 第23話 服従の代価 Scapegoat
- 脚本:大和屋暁/絵コンテ:都留稔幸/演出:熊谷雅晃/作画監督:南伸一郎
- お話:
- TVオリジナル。その街は、水源を押さえ山上の大砲で威嚇でする妖怪に支配され、毎年生贄を捧げることで生き延びてきた。花喃そっくりの生贄を見た八戒は……
- ゲストキャラクター:
- 萌花:根谷美智子 蝙蝠男爵Jr.:岩田光央
-
ご好評につき(エニックスさまのご意向により?)50話に延長決定!、だそうで。おいおいマジかよ、でしたがオリジナルで今回のレベルが維持されるならぜーんぜんOKだわ。
#これは八戒ファンの欲目ではない。
- 実によくある話なんです。圧制、健気なヒロイン、保身に走る責任者、最後にいいとこ見せる許婚。けど、ゲストキャラも含めて全員がちゃんと行動してたのが勝因。ってあたりまえのことなんだけどね。
- 行列の前に飛び出した八戒。静かにメチャクチャに怒ってます。怖いです。人あたりの良さという仮面を外せば筋金入りのエゴイスト、の本領発揮です。
- 今回のヒロインはホーファ(萌花)。また似たような名前を。
- 蝙蝠男爵はまあいい。蝙蝠男爵Jr.ってのはなに。
- 「まったく、アバウトな作戦だ」<三蔵にだけは言われたかないと思う。
- 次回は小説最遊記ネタ(というのは大嘘でした<(_ _)> 2001/4/21)。悟浄云わく、「須く見な」とのこと。
2000/9/12 第24話 紅(あか)の絆 Mother
- 脚本:矢島大輔/絵コンテ:坂田純一/演出:大西景介/作画監督:井上哲
- お話:
- TVオリジナル。日でりの続く街で悟浄は自分とおなじ真紅の髪と瞳を持つ赤ん坊を抱えた陽明(ヤンミン)と出会う。異常気象を禁断の子の仕業と思い込んで追い出そうとする街の人々。そこに、ニイ博士が退屈しのぎに放った改造蜂が現れた!
- ゲストキャラクター:
- 陽明:井上喜久子 宿屋の親父:立木文彦
- ニイ健一:大塚芳忠 黄博士:相沢恵子 王老師:辻親八 玉面公主:佐藤しのぶ
- 吠登城の三悪人、ですか。
- 「アナタ、小学生の時学級委員だったでしょう」
- 天竺と三蔵一行現在地の距離をものともしない改造蜂。恐るべし!ニイ博士の超化学(科学にあらず)
- なんか絵が荒い。悟浄の顔って描きにくいのかな?
- 悟浄の戦いを口を空けて見てる三蔵、まぬけすぎる……
- 最初は待っているといい、最後はしかたない状況とはいえ明るく街をさるヤンミン。やっぱ、男よりお腹を痛めた子どもなわけ?
- 仲間外れにされた玉面公主さま、ニイ博士をいぢめる。
- 話はまあまあ。悟浄の育ちからすると、もうちょいせつない話にできたんじゃないかな。ただ、こういう話は構成上、過去のどろどろ「紅の呪縛」の前に持ってくるものでは?
- 来週はおやすみ。次回はお笑いらしいが、李厘たらお兄ちゃんがたいへんなのにおちゃらけてる場合か?
2000/9/21 アニメイト池袋店
- 研修で9月いっぱい東京。ついでがあったので(嘘つけ)アニメイトへふらふら。最遊記関連のポップが溢れてたんでびっくり。人気あるんだ。
- よくこんなサイトやってて剃刀メールとか来ないものだと、知らない強さを感じてしまった。別に欲しいわけではありませんよ。サイトスタート時点ですでにOVAも完結していたアイアンリーガーには今でもぽつりぽつりとメールをいただくし、KAIKANフレーズなんてどこにも登録も相互リンクもしなくても見つけてもらえてる(タイトルがあれだからがっかり組もいるかもしれないけど)。一方、アウトロースターファンからは1通しかもらったことがない。謎だ。
- で、最遊記関連グッズは結局なにも買わずじまい。研修用のIDカードの始末が悪いんで携帯ストラップにはちょっと心引かれたんだけど自重しました。
- 原作第7巻の発売が10月にずれるという告知があって、でも小説3と同日にならなくなってお嬢さん達の財布にはよかったのかな?やっぱ、早く読みたいよね。
2000/9/26 第25話 戦慄の刺客! Tomfool! Tomboy!
- 脚本:大和屋暁/絵コンテ・演出:村田雅彦/作画監督:西宝壌土
- お話:
- 李厘に弄ばれる可哀想な妖怪3人組のお話。
- ゲストキャラクター:
- ポチ:中尾隆聖 タマ:二又一成 ピー:亀山助清 ナレーション:松本大
- お兄ちゃんがボコボコにされたってのに、遊んでていいのか!なんだけど、おもしろいじゃないか。
- 絵コンテ、演出、作画、おもいっきりこどものおもちゃ、カレカノ、あるいはでじこ。
- タマのごぜーます言葉は二又さんが上司だった、ジゴクピンチくん(か、もうひとりか)@ミクロマン?
- なぜ李厘の乗用竜は縛られていたのか?
- 三蔵「シャレ抜きで殺すぞ」<いつもは酒落なの?
- 「あの超極悪妖怪キラーの三蔵一行!?」です。
- 次回もまたおもしろい作画みたいで……
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2000/10/3 第26話 届かざる叫び Calling
- 脚本:隅沢克之/絵コンテ:東方不敗/演出:京田知己/作画監督:吉本拓二
- 04#23 Survive, 03 Calling
- お話:
- 原作つぎはぎプラスアルファ。紅孩児直属の鉄鬼兵団が来襲。あっさり倒したものの三蔵と悟空が鎧の罠にかかってしまう。そのころ、紅孩児は玉面公主に経文探し専従を命じられていた。
- ゲストキャラクター:
- 玉面公主:佐藤しのぶ 観世音菩薩:渡辺美佐 二郎神:石井隆夫 光明三蔵:成田剣 江流:小林優子
- 話のつじつま、あわせました。
- 基本的に、三蔵の過去がらみシリアスだとよろしいようです。
- にしても妖怪大将、作戦をベラベラ説明しないように。で、なにゆえ水族館?なにゆえ腕をまわす?
#三蔵ファンの乙女たちの悲鳴が聞こえた(笑)
- いままでOPの差し出す手だけだったナタク(漢字がでない)の存在があかされました。あの手、首絞められそうでやなんですけど。
- TVオリジナル敵キャラ3人組、シルエットのみ登場。あいかわらず、観音サマはなんでも知っている。
- 東方先生ったらこんなところでバイトを(違)。しかし、匿名スタッフばやり。なんだかなあ。
#東方不敗と言ってもおさげの親父か性転換美女かで話は大分違うのだけど。
- 地球に優しい使い回し、東方先生にしては(まだゆうか)ノーマルな画面作りでしたが、あいかわらず画がついてってない。
- なんか、今回最終回でもOK……ってことはないけど。
- 「血は洗い流せる」三蔵&観音さま<清一色編より。これってそーとーヤバイ発言だとおもう。
2000/10/10 第27話 降臨・闘神太子 Advent
- 脚本:隅沢克之/絵コンテ:伊達勇登/演出:伊達志津間/作画監督:南伸一郎
- お話:
- TVオリジナルに突入。赤い流星とともに、3人の神を名乗る者たちが地上に降りた。是音(ぜのん)、紫鴛(しえん)を率いる闘神太子焔(ほむら)は三蔵を金蝉(こんぜん)と呼び、魔天経文を渡せと迫る。
- 新キャラクター:
- 焔:森川智之、是音:堀川仁、紫鴛:家中宏
- 新展開ってことで、OP、EDがかわりました。
- 新OP「Still Time」。曲は前の方がいいかな。
- 一瞬、OPまで動かせなくなったのかと思ったけど、そんなことはありませんでした(あたりまえ)。中間部分で動きが白い軌跡を描くところは羽根のようできれい。ラストの悟空はしっかりきめてかっこいいです。全体に原作イラストをうまくつかってるなと。(絵コンテ・演出:都留稔幸/作画監督:もりやまゆうじ)
- EDは女性ボーカル「Alone」。ちょっと印象薄いけど、悪くない曲。EDはご一行がべたべた(笑)白竜が八戒の翼のよう。(絵コンテ・演出:都留稔幸/原画・デジタル加工:田中比呂人)
- OP、EDで敵味方全カップリングを制覇してます。まあ、そこだけ見るファンもいるわね。
- Adventと言えばオレ的にはクリスマス。凶悪なイエスさまだわ。
- 白竜が疲れてるんなら降りてあげなさいよ。
- ライターの火つながり、新敵役までいいやつにしてどーする。
- キラリとかがやくゴールドカード。
- 三蔵「めんどくせぇ」八戒「すこしは動かないと、太りますよぉ」<ほんとお父さんとお母さん
- 手鎖に、色は違うけどどっかの堤督とおなじ金銀妖眼の焔太子。着物の趣味、悪し。演じるは森川智之さん。どーしてこのアニメは声だけはこうもツボを突く。
- とんがり頭片目マシンガンぶっぱなしが是音、とりすました包帯男が紫鴛。
- 紅孩児たちが熱血野郎で動かし難いので出しました、ってかんじのオリジナルキャラだけど、行動パターン似てない?
2000/10/17 第28話 反逆の狼煙 Lonely War
- 脚本:隅沢克之/絵コンテ・演出:まついひとゆき/作画監督:津幡佳明
- 06#35 Opposite(冒頭) 02#巻末付録
- お話:
- 一行がのんびり旅を続けているころ、焔は妖怪の城を乗っ取り、次の狙いを吠登城にさだめていた。
#原作の天界編は未読のため、ノーチェック。
過去の天界は外伝第一話でした。(2000/12/26追記)
- 馬鹿やってる三蔵一行、伊達と粋狂(違)の焔、高見の見物の観音サマ、過去の天界の四元中継でお送りしました。つなぎの間がいまいちでしたが、作画はよかったです。
- 天界軍地上派遣特殊部隊なんて誰が呼んだの?
#ところで、この人たちは不殺生の掟に縛られないの?
- 不浄な仕事を押し付けられてる闘神太子の立場って嫌だなぁ。しかし、可哀想な敵ってことになるとますます紅孩児の影が薄くなるような。
- 三蔵のまんまの性格の金蝉童子、って逆か。
- 絵コンテ切って原画描いて演出して、まつい氏八面六臂。
- 紫鴛「本来、闘神太子はひとりで戦うものです」>じゃ、おたくの立場は?
- 「白竜、ジョーカーはカラーのほうが強いんですからね」<念を押す八戒(笑)
2000/10/22 最遊記ネタ三題
- fj.rec.animationで某氏いわく、最遊記やSci-Fiハリーは「あひる顔」
- たれこみ情報。八重洲ブックセンター園芸書コーナーに関俊彦写真集(ビニパック済)が乱入していたとのこと。
- JR有楽町駅改札外のキオスク。アームズ等の売れ筋にまじって最遊記7発売予告手書きポップ(悟空)が。
2000/10/24 第29話 吠登城・陥落 Unexpected Defeat
- 脚本:隅沢克之/絵コンテ・演出:久城りおん/作画監督:大坪幸麿
- お話:
- 吠登城は焔に夜襲撃をかけられ大ピンチ。一方、三蔵一行は前回の宿で白河夜船。
- ゲストキャラクター:
- 王老師:辻親八 蒼影:渋谷茂
- ニー博士「もっともぼくの場合、ぼく以外はみんな敵なんですけどねぇ」。うなづくしかありません。
- エレベーターで紫鴛と話してる太子さま、ちょー色っぽい(爆)
絵的にはかなりいい線でした。
- 「これからオレがすることをよく見ているんだぞ」。その頃、悟空は爆睡中。報われない闘神太子。
- 観音さまに跨がられたら、そりゃあ寝ざめがいいはずない。
- 「おまえはそんなに嫌いなタイプじゃない」強い強い焔太子。紅孩児かたなし。この対決場面は動いてました。
- 是音、辛い過去に決着をつける。うーみゅ、やっぱ悟浄とキャラかぶってるなぁ。
- 悟浄「三蔵さまったら低血圧なんだから」見るからにそうだわ。
2000/10/27 第7巻&オフィシャルファンブック
- しゃぶりつくせヒット作っつーのはギョーカイの基本よねー。今度はTV前半設定資料集。是音と紫鴛の解説が逆のような。
- 延長が決まってどうしようって、ほんとに監督さん正直。
- 第7巻は金閣銀閣編いちおう完結。ポイントは7月2日付で書いたけど悟空が恐がる妖怪八戒。後ろ姿だけっていうのが創造力(誤字ではない)を刺激する?それから全然かわいくないちび八戒。いつからにこにこ仮面を被るようになったのか気になる。
- お話は自称神様登場で、天竺への道は遠くなる一方。
2000/10/31 第30話 地獄への招待状 Undertaker
- 脚本:大和屋暁/絵コンテ・演出:伊達志津間/作画監督:南伸一郎
- お話:
- 村の命あるものすべてを抹殺して三蔵一行を待ちかまえる、焔第一の刺客、葬儀屋。食べものも酒も煙草もない清潔な村に悟空&悟浄のイライラはつのり……
- ゲストキャラクター:
- 葬儀屋:置鮎龍太郎
- くうぅ、こんな一話限りのザコ悪役に置鮎さんを使うとは。でも、珍しいこの手のサイコさん役が聞けて嬉しいなと。
- 紫鴛も聖魔降臨ができるのか。とはいえ、なにも馬鹿正直にあっさりやられるところから始める必要はないと思うぞ。
- で、とりあえず球撞きかい。
- 赤毛のアンをなぜ知っている。もしかして愛読書?>三蔵
- 「まかせろ、他人の神経逆撫ですんのが得意なのは奴だけじゃねぇ」「ラクに死ねると思うなよ」それは坊主のセリフでもなければヒーローのせりふでもないぞ。
- ヤマモトヨーコな三蔵さま。誰に喧嘩を売ったか教えてくれるそうです。
- 「大丈夫ですよ、僕は怒ってませんから」っていいながら腕を折るか〜。
- で、なんで棺桶をあっさり壊せたの?
- みょーに長く感じました。ひとつひとつの場面やセリフは悪くないのに。キャラは掴めているけど動かせていないような。大和屋暁はギャグ要員にしたほうがいいのでは?
▲
2000/11/7 第31話 神々の驕り Ambition
- 脚本:西園悟/絵コンテ・演出:山崎たかし/作画監督:井上哲
- お話:
- 天界に不満を持つ蒼燈が部下を率いて焔の下に走った。三蔵抹殺を命じられた蒼燈小隊はトラップを仕掛けて一行を待ちかまえる。
- ゲストキャラクター:
- 蒼燈:佐藤政道
- 三蔵に目くばせする八戒、チャクラに気づいて苦笑いする八戒、熊男を倒して頭を掻く八戒、蒼燈をみつめる八戒、くぅ。でもって緑章とかいう熊男、許すまじ。ベアハッグで八戒をいぢめるなんて。
- ファイターアローの佐藤政道さん。あんまり久しぶりでわかりませんでした。
- 目ざとくすばしこい三蔵。ここのセリフは「オレを踏台にしたぁ!」だろう>熊男。先週の電童でも使ってたし(おぃ)
- みんなして三蔵をおとりに使ったってことですね(笑)
- 神は神の道具でなら殺せるのか?ていうか、こいつらが負け知らずの天界軍って弱すぎない?
- 水玉フィルターはやめて。画面がみにくくて。
- と言うわけで今回は、お茶目八戒「いやぁ、いちおうさっきのリベンジってことで」vsクールビューティ焔「雑兵にしては、見事だった」でした(大間違い)
2000/11/14 第32話 道化師の誇り Fake Star Strike Back
- 脚本:大和屋暁/絵コンテ・演出:熊谷雅晃/作画監督:西宝壌土
- お話:
- かつて、三蔵一行と紅孩児たちにボコボコにされたさんぞうたちがまじめに暮らそうとしていた街に三蔵たちが現れた。恐怖のあまり彼等は……。
- ゲストキャラクター:
- ごくう:長島雄一/さんぞう:鈴木琢磨/ごじょう:柳沢英治/はっかい:室園丈裕
- 第10話「偽りの救世主」の偽ものカルテット再登場。やっぱりセコイ。
- サブタイトルつけた文芸さんは中学英語やりなおしね(笑)
- 寝言で「うるせえ、殺すぞ」。うーん、荒んでるなぁ。
- きょと目八戒かわゆい。
- 完璧お約束です。ヨッ大和屋!な脚本。演出もメリハリあり。そこそこ笑えました。特筆すべきはいままでの西宝壌土とは別人の今回の作画。わずか1シーンのみ登場のホテルのねーちゃんに入れられた“力”を見よ!
#野郎ばっかり美形に書くのは辛いんだろうなぁ。
- 次回は金角銀角編がもとネタかな?作画よさげです。
- 発売中のアニメ3誌はことごとく最遊記特集。うーみゅ、ヒヲウ戦記の方がよくできてると思うんだけど。
2000/11/21 第33話 枯れた泪 Faraway Dream
- 脚本:横手美智子/絵コンテ・演出:京田知己/作画監督:吉本拓二
- お話:
- 雪山で一行に襲いかかる少年妖怪祥琉。その異様な強さは禁断の汚呪によるものだった。その頃、姉の晶炎は聖天経文奪取のため焔の下へ遣わされていた。
- ゲストキャラクター:
- 祥琉:高橋理恵子, 晶炎:木村亜希子
- 禁断の汚呪はブルーシード(笑)
- やりきれない話を書かせたら右に出るものはない『ストレンジドーン』の横手脚本。『月影蘭』の、であり『グラビテーション』の、でもあるのがこの人の凄いところで。
- 女の子だって蹴る斬る容赦しない焔さま。凍った心もくらっとくる(はい?)のですが、もう手遅れで。
- はじめて魔天経文がもとに戻るシーンが映されました。全自動です。あの面倒くさがりの三蔵が使う技ですから当然ですね。
- 悪女モード全開の公主さま。マニキュアを塗り損ねて晶炎の不在を実感。そんなものです。
- 今週の涙:
祥琉「知らなかった、そういうの誰も教えてくれなかった」三蔵「あたりまえだ、甘ったれるな」
三蔵「あの世に自由があるとでも思ったのか。だからガキだっていうんだよ。」
- どーでもいいことですが、焔の羽織(にしては長すぎ)って新選組のイメージ?
2000/11/28 第34話 闘神再び Second Contact
- 脚本:大和屋暁/絵コンテ・演出:むらた雅彦/作画監督:南伸一郎
- お話:
- 三蔵一行は焔たちに遊ばれて散々な目に合いました。
- 焔は悟空に強くなって欲しい。それだけに1話。ええい、まだるこしい。
- 市街戦やってるのに花火あげつづけるか?殴られる神さま、空飛ぶ三蔵、そもそも2回目なのに学習してないし、いくぞっていっても何も起こらないし……脚本、杜撰。こんなの見てて愉しい?菩薩さま(私もこんなことをしている場合ではないのだが)
- アップ絵だけはまる。Aパートの麻雀とか。戦闘シーンは情けなさすぎ(演出もご一行さまも)。距離感皆無の集団戦。
- 『闇の末裔』見て、女子供むけはこんなもんで充分なんて、たかくくってるんじゃないでしょうね>制作者さま
▲
2000/12/ 5 第35話 孤独の魂 Solitude
- 脚本:隅沢克之/絵コンテ:成田歳法/演出:久城りおん/作画監督:大坪幸麿
- お話:
- なんとしても焔に勝ちたい紅孩児は百年間封印していた召喚魔を解く決心をする。その頃、焔は人間界に転生させられた恋人の墓を訪ねていた。
- ゲストキャラクター:
- 鈴麗:柚木涼香, 天帝:麦人
- きれいな顔に走査線エフェクト。デジタル放送が普及したらなんのことかわからなくなるぞ(違)
あと、背景も手抜きしないで動かしましょうね。
- 焔の過去。手鎖は恋人を喪ったからじゃなかったのか!
- ところで焔は天上人と違って自分は老いると言ってるんですが、500年以上前の三蔵たちの前世を知ってるし……なんかつじつまがあわないような。
- 焔さまは悟空とか紅孩児とか、熱血単純バカがお気に入り。
- 「歓迎するな」絶妙なタイミングで落ちてくる御一行。
- タッチ!この瞬間、全国の三蔵×悟空な方の脳裏には様々な妄想が渦巻いたことでしょう(笑)
- 召喚した魔に飲みこまれる究極のお約束をやらかしてくれたバカ紅孩児。狂乱ぶりをもっと出してくれないと緊張感なさすぎです。
- 確かに赤毛に青い玉は似合わないけど、鋭すぎる八戒。
- 雨とか河とか、水ものが苦手な三蔵さま。新バージョン魔界天浄がきれいでした。
- 焔にも声は聞こえていたんじゃないのかなぁ。
- 次回は悟浄と独角がからみます。<変な想像を……誘ってるよなぁ、製作者。
2000/12/12 第36話 紅い花 Brotherhood
- 脚本:西園悟/絵コンテ・演出:まついひとゆき/作画監督:小林利充
- お話:
- 三蔵一行は森の中で霧にまかれて迷ってしまう。ひとりで道を探す悟浄はトンネルの中でやはり迷子の独角じに出会った。そのトンネルは焔配下の妖怪の罠で……
- 07#42 10 years ago
- ゲストキャラクター:
- 妖水:千葉進歩, 悟浄(少年):鈴木佳由, 悟浄の義母:園田恵子
- ベッドがギシギシ、はもうエヴァあーんどウテナがやっちゃったから、お馬鹿なテレ東も騙されなかった模様。
#原作の爾燕は実母とそーゆー仲です。
- 道に迷わせるのはいいが、この作戦は効率が悪すぎ。ていうか、ことごとく待ちぶせってところが焔さまの部下のダメダメなとこ。
#あ、八百鼡ちゃんもか。
- いかにもCGな迷路。しかも脆弱。ふつー鎖鎌で穴あくか?
- そもそも紅孩児たちは瞬間移動できたんじゃ?
- 絵は濃いめ。紅孩児がみょーにかわいい。ここぞという場面の動きがぎこちないのはいつもどおり。
- 脚本は語らせすぎ、小道具使い過ぎ。兄弟は目と目でわかりあわなくちゃ。
- いざというときに備えて体力温存、結局なにもしない三蔵さま。ナイス。
- 今週のエロ河童(スゲー久しぶり):
「俺は夜は女の側って決めてるんでね」
- 次回、ぜんぜんかわいくないちび八戒登場。須べからく見ていただきます。
2000/12/19 第37話 閉ざされた微笑 Taciturnity
- 脚本:大和屋暁/絵コンテ:伊達志津間/演出:渡辺健一郎/作画監督:西宝壌土
- お話:
- 八戒が孤児院時代を過ごした町に一行はたどりつく。妖怪に襲われた直後の町で、幼馴染みシャオヘイと再会した八戒は、かつての自分のような笑わない少年がいることを知る。
- 07#42 10 years ago
- ゲストキャラクター:
- リンチェイ:折笠愛, シャオヘイ:星野千寿子, シスター:寺内よりえ, 悟能:東さおり
- 見開き2pのエピソードから、よくぞ。これはシリアス大和屋を見直すべきか?
#これならOKの「服従の代価」も大和屋脚本でした。八戒効果(ってなに)だろうか。(2000/12/26追記)
- サブキャラが故郷で過去の自分そっくりの子どもに出会うパターン。つぼにはまれば感動のエピソードになってキャラの株も大上昇ってもんです。コンドルのジョーの幼馴染みは神父アラン、とか、輸血できないわけを話せない002とか<なんという古い例。
過去との決別とか友情の再確認がついてくると効果百倍なんだけど、八戒はもう悟っちゃってるからなぁ。原作ものの辛いところでしょう。
- 今回の高評価のかなりの部分は石田彰さんの演技力。西新宿のせんべい屋(兼人捜し)を演じたらどんなだろう(声質はぜったい違うと思うけど)。それを引き出した脚本、とも言えるか。
- 針葉樹に雪。八戒はチベット出身?そんな高度に移動したように見えないんだよねぇ。アニメや漫画で地理や地勢を描くのは困難なのはわかってるけど。
- そしてそこにはどうみたってカトリックのシスター(原作通りなんだ、これが)と聖母子像。しかも魔除けとして使用。なんだかなぁ。シャオヘイの半端な長さのダサいスカートがリアルです。
- 八戒の女性関係について言いたい放題のお馬鹿コンビにハリセン一撃。悟空>三蔵>八戒>悟浄、という片想いの図式(大間違)
- "Gensomaden Saiyuki"は代々読みつがれる物語だったのか!
- 画面にウィンドウを開くという技法が開発されました。世間からかなり遅れてます。
- 西宝壌土2号、ちょいつぶれてるよな、で、ときどき別人に(泣)
- 今週の「私(*1)」:
「ならばひとりで死になさい」「どこへいくんですか、死にたいんでしょ」<コワイよぉ
(*1) ちょうど『魔界都市ブルース 紅秘宝団』を読んだところなもんで(^^;
- 次回予告、全部使いまわし。大丈夫か?
2000/12/25 『最遊記外伝』壱
- クリスマスだっつーのに。いや,発売日に買わないとなくなっちゃうんだよ,田舎は。ちなみに一緒に買ったのはグレッグ・イーガン『祈りの海』(早川書房)。矜持ってやつ?<無駄無駄無駄
- 相変わらず天界運営の仕組みがよくわからない。小野不由美並みの理路整然を求めちゃだめだと解ってるんだけどね。
- 「峰倉さんは仏教におくわしいんですね」ってぜってぇ皮肉だと思う。
- 天蓬元帥の容姿性格ってニー博士入ってる気がする。オレ的には嬉しいが。
- 本編に比べてキャラが弱い。天ちゃんが切れ者にみえず,金蝉を馬鹿に仕切れず,捲簾がカッコよ過ぎ。まあ,こっちはファンしか読まないってことか。
2000/12/26 第38話 はたせぬ約束 Fleeting Vision
- 脚本:西園悟/絵コンテ・演出:山崎たかし/作画監督:井上哲
- お話:
- 猿酒を盗んだ三蔵一行は、飲み過ぎて猿に復讐されました。
- ゲストキャラクター:
- 申大人:秋元羊介
- それではみなさん、大酒呑み大会、レディーゴーッ!
#Gガンダムのストーカー(小指立ててマイク握ってるおじさん)でしょ。その線狙いのお遊びキャスティングと見た。だったら「だからおまえは馬鹿なのだぁっ」とかも(無茶苦茶)
- 「美しき暗殺者」で使わなかった飲みくらべネタを使用。八戒が最強であることがあきらかに。しかし、この期に及んでこんな話をやってていいのか。焔太子を忘れていないか?
- 未成年の飲酒を戒める、たいへん立派な内容でした(笑)てゆーかおそろしいほど脚本にも絵にも動きがなく、作画も……三蔵は笑っちゃだめだぁ。
- 次回は来世紀です。
▲
2001/01/09 第39話 雨 Misty Rain
- 脚本:横手美智子/絵コンテ・演出:むらた雅彦/作画監督:南伸一郎
- お話:
- 長雨で機嫌の悪い三蔵。当られて飛び出した悟空の前に焔が現れた。
- ゲストキャラクター:
- なし。三蔵一行&焔組のみ
- 焔さま、悟空に迫りまくるの巻。一ケ月ぶりに登場したらストーカーになりさがっちゃって、肉まん片手に愛の告白……(;_;)
- 感情を持て余す三蔵、大人の八戒、“いい奴”な悟浄、迷う悟空。手がつけられていない膳。桃缶、煙草の空き箱。いい脚本でした。
- とはいえ黄桃缶に白桃の絵は不当表示。
- サクラダ・ファミリアの下に大仏と段々畑。ここはどこ?韓国発注時に何がおこったのか。<ヤな視聴者だなぁ
- 三蔵の部屋の遠近はわざと変なのか?三蔵はどう移動して悟空の前に立ったのか?是音はどこから撃ってるのか?一方向にだけ撃つのは乱射ではない……これは絵コンテの問題?
- 今週の図星:
「泣きそうな顔だな。苛められたのか」by焔
- ああ言えばこう言う人たち:
「あなたがたもしつこいですね。」
「よく長所だと言われます。」
「ま、くたばっちまえば長所も欠点もねえけどな」
「だからさ、簡単にくたばったりしねぇのもオレの美徳ってわけよ」
- 次回は原作の外伝、天界前世編です。
2001/1/13 サウンドトラックCDなど
- ツタヤにあったのでレンタル。
- 桜庭統サウンドはどことなく大谷幸を思わせるいけいけなかんじ。あのヘボ絵にはもったいないくらいいい。50曲も入っているいわゆるサントラですので、通しで効いてどうこうと言う面白さはありません。画面を想像して頭の中で動かせる方向き。
#聞きごたえがあるとサントラというのは、『DTエイトロン』(難波弘之は唱わない方がいい)とか『時空転抄ナスカとか、あざといけど、カウボーイビバップやマクロスプラスの菅野よう子サウンドなど
- 新世紀初売りのアニメ誌のうちニュータイプとアニメージュが最遊記特集でどちらも表紙を飾ってます。特にアニメージュは三蔵どアップでぎょっとします(笑)
- アニメ雑誌は読者投稿が読むに耐えなくて買う気がしないんだよね。Webの感想ページもいくつか見たんだけど,文章になってないのがほとんど。およそ批判とかないし、とにかく連中が出てきて好きな声優さんの声でしゃべってくれればOKみたい。で、こういういちゃもんつけには、作っている人たちのご苦労とか、見なきゃいいじゃん、ていうんだよ、きっと(苦笑)
2001/ 1/16 第40話 不機嫌な太陽 Twilight
- 脚本:隅沢克之/絵コンテ・演出:大西景介/作画監督:吉本拓二
- お話:
- 500年前。天界に連れてこられた異端の子は、観世音菩薩の思いつきで金蝉童子に預けられ、悟空と名付けられた。悟空は闘神太子ナタクと友だちになるが、そのナタクに牛魔王討伐の命が下った。
- 外伝01#1-3
- ゲストキャラクター:
- ナタク:幸田夏穂、李塔天:磯部勉、天帝:麦人、西海竜王敖潤:山路和弘
、二郎神:石井隆夫
- いよいよと言うかとうとうと言うかやっとの事でと言うか、第4クール突入。
- 原作のせりふとコマ割りを忠実に起こして、焔たちの様子をちょっとプラス。
- 是音and紫鴛も500年間着たきり雀だった!
- Next Conan's Hint!じゃなくて今回のキーアイテムは花。桜と菜の花と……撫子?コスモス?ま、いいか、天界だから<おや?
- オジさんなんていうから焔さまに無視されるんだぞ、悟空。
- そーか、鎖は闘神候補の印だったのか。
- この時点では鈴麗は幽閉されただけ、ということで35話とのつじつまはいちおうあう。しかし、焔さまは500年間ずーっとお花畑でうじうじしてたの?(それは嫌すぎ)
- さりげなくお兄さんと訂正する天ちゃんこと天蓬元帥。彼の白衣は形状記憶合金でできているらしいぞ。しわにならなくて便利ですよぉ〜,とかね。
- 今週の軍事ヲタク氏
「戦とは本来自分のイデアを貫く為のものですよ」イデと聞こえてしまった(^^;;;
- 次回も天界編。
2001/ 1/23 第41話 静かなる波紋 Collage
- 脚本:隅沢克之/絵コンテ・演出:久城りおん/作画監督:大坪幸麿
- お話:
- 牛魔王討伐から天界軍が戻った。重傷のナタクと対照的に無傷の兵士たちに捲簾大将は不審感をいだく。天帝の誕生会の席上、悟空は金蝉を揶揄した天界人と喧嘩になり……
- 外伝01#3-5
- ゲストキャラクター:
- ナタク:幸田夏穂、李塔天:磯部勉、天帝:麦人、西海竜王敖潤:山路和弘
、二郎神:石井隆夫
- 焔のシーン以外は原作どおり。捲簾の「下半身含む」発言はカット。前世でも歩く18禁だったという大事なセリフ(笑)なのに
- 悟空が大きなキラキラおめめで激かわゆく描かれてましたが、Aパートの天ちゃん捲ちゃんの鼻も大きくて悲しうございました。
- なんで天界人はみんな目無しなんでしょ。
- 天蓬元帥に言っても無駄と思うけど、和綴の本と巻子本と洋装本をいっしょに積んじゃ駄目です。横長題せんもちょっと……。
- 観音さま、騒ぎを期待するというにはあまりに悪役モード。
- 退出する4人が、たぶん中に入れない焔の前を通り過ぎる。焔に気づきもせずに。これが原因か!<おい
- 前回から思ってたんですけど、クレジットは悟空、金蝉、捲簾、天蓬に替えるべきじゃありません?
- 次回は現世に戻り、久しぶりにニー博士の悪だくみが見られそうです。
2001/ 1/30 第42話 忘れえぬ風景 Festival
- 脚本:隅沢克之/絵コンテ:都留稔幸/演出:熊谷雅晃/作画監督:西宝壌土
- お話:
- サイカの街は年に一度神が降臨する祭の真最中。なんと、その神とは紫鴛だった。慌てて街を出る三蔵たち。入れ違いに李厘が聖天経文を取り戻すために現れる。
- ゲストキャラクター:
- ナタク:幸田夏穂
- 柱から欄干へ瞬間移動する是音。あっというまに変わる間どり。この城はいったい……
- 悪だくみというより要領良しなニー博士でした。黄博士のイライラ、お察し申し上げます。
- 男衆はともかく、李厘ちゃんとウェイトレスの作画に悲しいものが。
- 紫鴛、いつもより多く回っております。背景をぐるっと回り込ませるのってCG技術的にセンスがいるそうですが、アルジュナの後では“カウボーイビバップの直後に見るロストユニバース”的哀れさが漂います。
- 敬語は正しく使いましょう。
×李厘さまをお見かけしませんでしたか?
○李厘さまをお見かけになられませんでしたか?←実は自信なし。
- 戦う悟空の眼が一瞬、斉天大聖化(というのかな)。これが焔の狙いか。
- 今週の世界の常識:
「神さまが目に見えるわけないでしょ」
- 今週のそれでいいの?
「山から出たら捨てる」「はい、それで充分です」
- 今週の素朴な疑問
「ぼくたち、勝てますかね。あの神さまたちに」
▲
2001/ 2/ 6 第43話 虚像の街 Tears
- 脚本:西園悟/絵コンテ・演出:まついひとゆき/作画監督:小林利充
- お話:
- 妖怪に襲われた馬車に出くわした一行。先行した悟浄と悟空は、経文の噂を聞いて来た是音に出会う。妖怪から助けた少年俊瑛に是音は亡き息子の面影をみるが。
- ゲストキャラクター:
- 俊瑛:柳沢真由美
- くじはくじでも宝くじじゃなくて大凶のおみくじだったようで。
- この状況で金を出せはないだろう>やられ役妖怪
- 妻子が殺されたのが十年ぐらい前。ってことは、是音の天界軍生活は400年以上続いたんですね。
- 瀕死の俊瑛にしゃべらせなかったのは正解。
- しつもーん、なにが「やるじゃねぇか」なんですか?勇気を出したってことなんでしょうけどあれじゃわかんない。今回の妖怪亥郭の作戦とおなじく、脚本も絵コンテもつめが甘かった。作画はよかったんだけど。
- 今週の図星:「仲良し四人組」だよねぇ。
- そーですか、この夏映画化ですか。決着は映画館で、ってのは無しにして欲しいぞ。それに『ガンドレス』が証明しちゃったように、劇場公開だからってもまともな絵が見られるとは限らないのが最近の興行の恐いところだし。スタッフは押さえられるだろうけど、時間はどうなの?
2001/ 2/10 いまさらアニメージュ11月号
- いまさらアニメージュ11月号を図書館でみる。原作つきアニメ特集ということでHUNTER×HUNTERとカップリング。この組み合わせに編集部の悪意を感じるのは被害妄想ですか(笑)
#HUNTER×HUNTERの料理のうまさは次元が違うでしょう。
- さて監督。原作のイメージを壊さないためにコマわりまでそのまま持ってくるというのは完全なかんちがいと思うぞ。ファンは、つーか少なくともオレは、塗り絵紙芝居をみたいわけじゃない。うるさそうなスポンサー対策というならやりすぎ。CGの使い方もねぇ、虫はともかく妖怪消滅をあれでいいと思ってるのか……。
- で、今店頭の3月号には全部三蔵様シールなどというものが……(^^;
2001/ 2/11 OVA最遊記
- スタッフ
- 監督:曾我部孝/脚本:吉田玲子/絵コンテ・演出:重永士/作画監督:佐々木敦子(キャラクター)、竹内昭(メカ)、吉田誠(モンスター)
- キャスト
- 三蔵:高木渉/悟空:岡野浩介/悟浄:山寺宏一/八戒:石田彰
焔推(えんすい):三木真一郎/紅孩児:ねずみ、松田佑貴/八百鼡:柊美冬/玉面公主:冬馬由美
美花:高野志穂/おばさん:紗ゆり/三仏神:加賀谷純一、折笠愛、宮田始典/ナレーション:銀河万丈
- お話:
- 祭のさなかの国にやってきた一行。そこに玉面公主の命を受けた爆弾マニア焔錘があらわれ、ジープに時限爆弾をしかける……5巻のCMマンガまんまです。
- ツタヤでようやく借りられました。1999年、アニメーション制作東京キッズ。
- う、動いてる、ちゃんとアニメしている<あたりまえなんだけど。
- 絵はちょい癖あり。アニメっぽいというか。
- CG合成はいまいち。食卓が流れてる〜。花火もワンパターン(つくば市民は目が肥えているのだ)。
- さすが吉田玲子脚本だけあってダレはしません、が……。
- TV版に慣れてるので声には異和感あり(あっていないのではなく)。高木三蔵は軽いし、山寺悟浄はすこし渋すぎか。まわりがうまい人揃いだけに、美花役は聞いてるのが辛い。
- ボンネット開けると内臓というのはエグイなぁ。その変身に対応して伸びちぢみする超高性能爆弾を作ってしまう焔推の技術力。時間の刻み方も臨気応変。
- 八戒、雑魚妖怪には動きもしません。やっぱ、最強。八百鼡ちゃんともいい雰囲気。このシーン八戒ファンとしてはうれしいけど、原作読んでない人は置きざりだよね。
- だからなぜ街に戻る。あんたたちは爆弾抱えてるんだぞ。
- あの程度のブラフで動揺するとは、焔推は“本物”じゃない。八百鼡ちゃんもなんのために来たんだか。あ、八戒を治療するためですね。
- 八百鼡ちゃんを助けてから火吹きゴキブリをやっつければいいのに。ってそれじゃ紅孩児たちの出番が無いか。
- ラストは夕陽に向かわないとねぇ。おばちゃんが泊まってけというからにはもう夕方なのか?
2001/ 2/13 第44話 経文強奪 Plunderer
- 脚本:大和屋暁/絵コンテ・演出:むらた雅彦/作画監督:南伸一郎
- お話:
- 焔は経文引き渡しの期限を翌朝までと切った最期通告をつきつける。それぞれの想いを抱えて過ごす夜。そして。
- 「振り子と陥し穴」、ですか?それはともかく、なぜに薔薇窓、交差ボールト天井。ゴシック大聖堂で待ちぶせかい?でもって墓地の丘で早朝デート……うーみゅ。
- 実力差が緊迫感につながらないのがなんとも。電童vsオウガorラゴウを、炎(ホムラ)vs風陣を見よ。
- 悟浄をなだめてちょっと凄む八戒の横顔、色っぽすぎて……別人のよう。この場面で捲簾よりガキ、もとい別人の悟浄を描きたかった、のか?
- 今回の魔戒天浄は紙テープ飛ばしてるみたい。三蔵唯一の必殺技なんだから力いれてあげて。ここまでの静的なシーンが良かっただけに残念でした。
ところで、なぜわざわざ経文を発動させたんでしょう?神様だから触れられる、効かない、はいいんだけど力を見せつける場面でもなし。謎。
- 過去に捕らわれる神さまたちと、前世(若干一名)を除く)の記憶の無い三蔵たち。強さを求める悟空、それを望む焔、不安を隠せない三蔵。
- 今週の首相よりはある危機感:
「なんだかぼくたち、影、薄いですね」「いつかほんとに無くなったりしてな、影」
- 今週のなるほど:
「神さまはそうじて気長なものなんだ」by焔
- 今週のまるごとシリーズ構成と監督に捧げます?
「てめぇの間のびしたその性格、へどがでる」by三蔵
「よっぽど自信があるのか、よっぽどなめられてるのか、よっぽど暇なのか。」by悟浄
- 次回は再び天界編。
2001/ 2/20 第45話 夜明け前 Glorious Days
- 脚本:横手美智子/絵コンテ・演出:山崎たかし/作画監督:井上哲
- お話:
- 500年前。療養中にもかかわらず出陣を強いられるナタク。見かねて天帝に進言した捲簾は拘束され、軍大将を解任される。天蓬元帥はナタクの父、李塔天に抗議するが。
- 外伝01#6-8 <これで外伝の単行本分は終わり
- ゲストキャラクター:
- ナタク:幸田夏穂、李塔天:磯部勉、天帝:麦人、西海竜王敖潤:山路和弘、二郎神:石井隆夫
- 今回の作画……みんな顔が変(;_;)
- 焔にやられ目を覚まさない三蔵を見守るオリジナル部分、いわばサンドイッチのパンは繊細ですばらしかったのですが、原作まんまの中身はエピソードつぎはぎの舌ざわりが悪くて残念。
- 天ちゃんは八戒の前世だけど几帳面ではないようす。
- チューカマンはアンパンマンです。
- ウンコ頭なんて悟空ったらお下品、てことで泥鰌頭に変更。どっちにしろドレッドヘアの親父のくせに天ちゃんに迫るなんて許されないのです<そーゆー問題じゃ。
- 天蓬のコワーい顔はOK。ミイラ男の捲簾とのかけあいはようございました。
- 2月12日付裏日本工業新聞でも比べられてるけど、アルジュナという“CG技術の無駄づかい”アニメの直後に横にずらす重ねるだけのエフェクトを見せられるのはねぇ。まあ、アルジュナはメッセージのうさんくささ加減と高度なCG技術とどっちも突き抜けてるから仕方ないかも。
2001/ 2/27 第46話 揺らぐ大地 Chaos
- 脚本:大和屋暁/絵コンテ:伊達志津間/演出:熊谷雅晃/作画監督:西宝壌土
- お話:
- 焔は天地開元経文を使って桃源境に替わる新たな天地を創造しようとする。一方、塔に突入した三蔵一行を不死身の妖怪群を率いる凱留が待ちかまえていた。
- ゲストキャラクター:
- 二郎神:石井隆夫
- 凱留(似てない)に崑婪(こんらん)の塔(くすくす)
- あのOP鎖からみカットが相姦関係想像図だったとは。紫鴛、あんたって人(神)はまったく。
- とーとつに苦しむ焔。なんか最終決戦の筋書が読めてしまった。
- お、珍しく死体が、と思えばゾンビ化。
- 天地創造なんていつでもできたんじゃない。焔さま、のんびりしすぎ。
- なにも一人一節づつ報告することはあるまい。
- なんでドアを閉めてから悟空にグダグダ言わせるかな、この脚本は。
- そしてついに、八戒のカフスが外れる。
- 今週のいぢわる八戒
「ま、にぎやかしも多少は必要でしょうけど」
- 今週の“ここは任せろ先にいけ!”あるいはジャンプな八戒
「われながらあっぱれだと思います」ここまでへらへらと言ってのけた“英雄の同伴者”(まるしームアコック?)が存在したでしょうか。
- 次回予告削って映画公開予告。今から本編ではケリつけられませんって言いわけかい?どんな戦りつがスクリーンを駆け抜けることやら。
▲
2001/ 3/ 5 メールへのお返事
このページを読んでくださった方からメールをいただいたんですが、unknownでもどってきちゃいました。せっかく書いたのにもったいないから公開します。
私が原作1巻の感想で「同人誌みたい」と書いたのは、この人は「世界」を作るよりキャラを描きたいだけだと思ったからです。最低ここは描かなくちゃ読者はわかんないよ、という説明まで略しちゃってるのが、他人の作った世界にのっかってるアニパロ系同人誌みたいだなと。
世界ができてない!ってなるのはファンタジー原理主義者だから。いまは読み方がわかったから全然OK(笑)そういうものだから三蔵と八戒だけ見てればいいんだ!
同人誌がアニメ化されないのは、広告代理店や製作会社の偉い人たちが、商業出版の権威なんてモビルスーツの脚と同じ飾りだってことをまだ理解してないからでしょう。
結局、うだうだ書いてるけど、原作者がベスト尽くしているんだから、アニメーターもプロの仕事しないか!ってことが言いたいだけ。もうちょいがんばってくれれば八戒が!焔が!だけで毎週楽しいのにな(;_;)
2001/ 3/6 ワンダースワン用ソフト『幻想魔伝最遊記 陽のあたる場所』
- 6月発売でCMも流れはじめてるやつ。なんとお店やさんごっこ。スタジオぴえろのページの解説がナイス。
「呼び込みがうまく行かないと、三蔵たちは屋台を抜け出し、焼きそばやお好み焼きを食べ歩いたり、勝手な行動を取るので、彼らが逃げ出さないように手伝いをさせて下さい。」
- ゲームボーイ用カードゲーム(ってどんなもの?)は今月でるのか。でもうちのGBはモノクロだから意味なしだな。
2001/ 3/ 6 第47話 戒罪 Guilty or Not Guilty
- 脚本:西園悟/絵コンテ・演出:久城りおん/作画監督:大坪幸麿
- お話:
- 三蔵たちを先に行かせ、焔親衛隊の神々に立ち向かう悟浄を戒罪の法が襲う。それは逃れられない過去との戦いだった。
- ゲストキャラクター:
- 二郎神:石井隆夫(ナレーションも?)
- 残念ながら妖怪八戒のニコニコ大虐殺はなし。だけどズタボロ八戒が見られたからOK(オイオイ)
- 白竜と銃の切り替わりってなんか意味があったのかな?
- 先週、悟空はおいてけぼりにした八戒のことを心配してたはずなんですが……頭カラっぽだからいいのか。で、あっさりやられたらしい。こういうとこ略しちゃだめだ。
- いちいち術の説明をせんでもよろしい。それにしても弱い弱すぎる。親衛隊の名が泣くぞ。
- 関係ないけど、いまさらエヴァしないでね、進研ゼミ。
- なんか、朝帰りして箒でぶったたかれてるようにしか見えないんですけど>悟浄ママというか動画の人
- 幻覚が八戒たちにも見えるのはなぜ?
- 結局、独角に助けられる悟浄。ぜんぜん成長してないみたい。いままで積み重ねてきた話はなんだったんだ。
- すっかり忘れられてた紅ちゃん一行乱入、三蔵一行を救出(笑)
- 次回は紫鴛が片付くみたいだし、やはり天竺へはたどりつけずに最終回かそれとも観音さまのお力が発動するのか。
- 今週のはげましのお言葉:
「くたばっても経などあげてやらんからな」
- 今週、見えないところでがんばってた人:
「いやぁ、久しぶりに本気だしたもんで……」
- 恐怖がスクリーンを襲う?観客を、じゃないの(笑)もしかして、映画の予告も4人順送りでやるんでしょうか。でもって封入特典とかいってビデオの余りにいれるんでしょうか。そういうこと考えてしまう自分が情けない。
2001/ 3/13 第48話 自由への扉 Absolutely Haeven
- 脚本:横手美智子/絵コンテ・演出:都留稔幸/作画監督:南伸一郎
- お話:
- 捕らわれた悟空の金鈷がはずされ、ついに新たなる天地創造が始まった。斉天大聖となった悟空は焔を傷つけ、駆けつけた紅孩児と闘いはじめる。一方、残った八戒たちは紫鴛、是音に苦戦する。
- ゲストキャラクター:
- なし。4+4+3人のみ
- なんか、箱庭っていうか壷中天みたいなものができちゃったけど、これでいいのか?
- 八戒の“心に棚”攻撃!こーゆー卑怯さが人間になった強みだろう。<そうなのか?ともあれ、白竜ともども大奮戦でした。
- 紅孩児vs是音の影絵……いいけどさ。それから八戒と紫鴛の間合いも近すぎる。
- たまにでてくりゃボコボコに。なんか紅孩児ってとことん不幸。プライドを口にする男なんてダメってこと。それにすぐ目的を忘れるし。
- チームワークがよいと褒められる宿敵同志(笑)
- 焔の身体はいよいよいけないようです。ところで、この3人離れていても心が通じあってるのね(クスクス)
- 紫鴛の髪は解くと針になったり絡みついたりするわけじゃないのか。
- そして是音も妖怪千匹殺しなのか?それとも竜族か?
- 今週の照れやさん:
「悟浄、見せ場を作ってやる。まかせた」で、八戒に持ってかれると。
「勝手に殺すんじゃねぇ。それに奴らは仲間じゃない。下僕だ」
- 今週のそれはちょっと:
「おまえが創造主となるのだ」<なんか食べものしかない世界になりそう
- 今週の神サマより悟ってる人:
「後悔なんて愚か者の暇つぶしにすぎません」
- 今週の映画予告by八戒:
「哀しみがスクリーンを濡らします」<どーしてそう不吉なことばかりいうかな。
- いやぁ、脚本がまっとうだと突っ込みがいがあるわ。さあ、泣いても笑ってもひきつっても後2回。
2001/ 3/20 第49話 輝く楽園 Missing desire
- 脚本:大和屋暁/絵コンテ・演出:まついひとゆき/作画監督:吉本拓二
- お話:
-
新天地に立つ焔は天界での過去を思う。三蔵は紅孩児を倒した悟空と対じする。八戒たちは力を解放した是音に圧倒されていた。
- ゲストキャラクター:
- 鈴麗:柚木涼香, 天帝:麦人
- 飼い殺しにされて夢も希望も生きる意欲も無かった日々から救ってくれた鈴麗を奪われて……だったら天帝を倒すのが筋ってもんじゃ?
- 是音の妖怪化の説明はなし。焔に言葉かけてもらえないし(気づいてはもらえたけど)、力の暴走という情けない最期でした。相手の自滅に助けられた勝利というのもねぇ。
- そもそも圧倒的な力とやらに見合う描写がなかったのが敗因でしょう。焔の過去を#34あたりでじっくり描いていれば、さらっと流せて是音も死に花咲かせられたのにね。
- なんでいつも三蔵は素手で暴走悟空を止められるんだろう?
- 焔が新天地を作ろうがそれが世界を飲みこもうが、オレには関係ねェっていうのが三蔵らしいと思うんだけど。でも結局戦う(笑)悟空が認めないのは食い物が無さそうだからだな。
- なんか最終回直前だってのに盛り上がりに欠けてました。
- やっと映画にサブタイトル「Requiem 〜選ばれざる者への鎮魂歌〜」。今回の予告は悟空。怒りがスクリーンを暴れまわる。観客が暴動を起こさないものにしてね。
2001/ 3/27 最終話 西へ alone
- 脚本:隅沢克之/絵コンテ・演出:むらた雅彦/作画監督:杉山東夜美、南伸一郎
- お話:
- 悟空は焔に闘いを挑む。悟浄と八戒も駆けつけるが、悟空の願いを知る三蔵に制止される。要の岩を三蔵に破壊され、天地創造の夢が断たれた時、焔はついに手鎖を外した。圧倒的なパワーに翻弄される悟空。だが。
- ゲストキャラクター:
- 王老子(師):辻親八、二郎神:石井隆夫
- 最終回だってのにカットごとに顔が違う(;_;)手先足先にも神経使って欲しかったな。マサルさんかと。
- パワー全開の焔さま、お顔が怖いよぉ。しかも歪むし。
- 炎を纏う男だから焔……きっと産まれた時に母親を焼き殺したとかいう裏設定があるに違いない。
- いまさらですが、絵コンテはかっこいい格闘というものがまったくわからずに終わったようです。同一パターンを何回も繰り返すんじゃないっ。
- 愛する悟空の手にかかったのですもの、頬もゆるむってもんです。
- あんな連中の作った世界で死にたくないから、という理由で作られた天地。なんか安くない?
- 金蝉と呼ばれ続けた三蔵。
- セリフ一つづつ貰えた人はメインキャラクターです。
- 紅ちゃんが公主さまに経文を渡して話はもとに。三蔵ったら拾い忘れてるの。
- 最後の流れ星のシーンは原作#35 Oppositeから。ここで三蔵に微笑させましたか。
- そして、我想再見。もちろん原作は完結してないけど、別の結末を作ることだってできた筈。26話だったらこの「旅はまだ続く」でも許せたかもしれません。でも、こうひっぱられてははあ、そう、ですね。
時間稼ぎもどうでもいいエピソードの挿入という20年前のロボットものみたいなことをやってくれましたし。その分で神と呼ばれる者たち、諸悪の根源は天帝だけど、こいつらの腐敗、非道ぶりをちゃんと描いておけば、焔たちの存在が薄っぺらくならなかったでしょう。残念です。突然の延長はきつかったのだと思うけど、焔さまたちが使い捨てられたという感は否めません。<結局それかい。
- とはいえ、耳の保養は毎週できたので、そういう意味では満足(ダメダメ)。
- さあ、次は戦りつが走り恐怖が襲い哀しみに濡れ怒りが暴れまわるスクリーンだ(^^;;;
#しかも、これまたワンエピソードで「続きは映画館で!」ですらない!
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2001/4/21 『小説 最遊記 華焔の残夢』
みさぎ聖 峰倉かずや挿画 エニックス 1999.4(Gファンタジーノベルズ)4-87025-494-8 857円<
- なんかいまさらなんだけど、近所の図書館のヤングアダルトコーナーにあったので、つい。
- 第24話 紅(あか)の絆で小説ネタかと書いてしまいましたが、共通点は混血児の赤ん坊ってとこだけでした。やっぱパラパラ立ち読みだけで書いちゃだめだ。<(_ _)>
天竺に向かう旅の途中、川に流された乳児を拾ってついた町は妖怪に脅かされていて、というお話的には2と違って漫画と同じ時間の語られざるエピソードという形になってます。
- で。この作者、小説書くの下手になってないか?まあ、第一作がベストというプロは少なからずいるか。少なくとも句点ごと改行と言うページ稼ぎはしてません。とはいえ文章が回りくどいと言うかはっきりいって変なとこは多々。
- 内容的にも原作で語られ尽くしてる話。基本的に同人小説or漫画ってキャラクターの「原作に描かれていない部分」が気になるから描かれるんだと思うんだけど違う?まあ、この作品の場合、原作が描きすぎてる感もあるけど。
- それが「似せる努力はしているつもり」ってねぇ。作者推薦でエニックスから出すのだとしても、オレ悟浄、オレ悟空でいいじゃん、もっと面白くしてやるって思わないのかなぁ。
2001/7/7 『Wild Adapter』1
徳間書店 , 2001.7 (Chara Comics Special) 4-19-960161-9
- 既に売り払い済みの『私立荒磯高等学校生徒会執行部』と同じ久保田と時壬の、キャラだけ同じシリアスな話。
- といっても1巻では久保田だけで、時壬は腹減ったと言って寝てます。
- 謎のドラッグを巡って戦う裏社会の面々はもろ『BANANA FISH』だし、獣化というのもなんかで読んだなぁ、なんてのは言わない気にしないのが峰倉かずやを読むコツ。
- 八戒の「のほほん」と凶暴+三蔵の自己破壊=久保田誠人、だけど、最遊記のキャラが「作った」キャラとしたら、この久保田は「生まれた」キャラだって感じ。
- ということでこっちは保存だ(笑)
2001/7/22 『劇場公開記念“幻想魔伝・最遊記”傑作選』 第1回
- 放送時間が日曜日早朝3時5分から4時55分、なんてのはテレビ東京的にはまったく無理はなく、あの『新世紀エヴァンゲリオン』も『少女革命ウテナ』も劇場公開記念はこの時間。エヴァンゲリオンは全話だったけどね。
- 第1回は劇場版の予告とテレビ版を繋いだストーリィダイジェスト30分弱。TV版つないでナレーションとテロップつけて、どっかのイベント会場でとったファンのコメント入れただけ。スタッフインタビューもなーんもなしのお手軽。
- 傑作選(笑)は第1話「はるかなる西へ」、第6話「呪符の怪僧」、第7話「黄昏の別れ」でした。この辺はまだ良かったんだよねぇ。
2001/7/29 『劇場公開記念“幻想魔伝・最遊記”傑作選』 第2回 & 『最遊記』第八巻
- 第8話「死を占う男」(今気が付いたんだけど、なんで八戒は「ホラー映画に出てくるゾンビ」を知ってるんだ?)、第9話「戦いの宴」、第11話「笑う死神」、第12話「闇との攻防」(“あの時”は妖力制御装置持ってなかったんじゃない?)の清一色編でした。
- 原作の方は金閣銀閣編に続く「カミサマ」編(前)。ふつー死ぬぞってとこまで。連載でもまだけり付いてないんだよね。江流の思い出から推測するに児童虐待する三蔵もOKらしい。なんという桃源郷。
- やっぱ紅孩児は妖怪と人の間の子どもで、母上は継母なのか?
- この巻のセリフは「やっぱり空き缶を灰皿にした罰じゃないですか」に尽きますね。
2001/8/4 『劇場公開記念“幻想魔伝・最遊記”傑作選』 第3回(終)
- 第15話「紅(あか)の呪縛」,第16話「生者への讃歌」と後何をやるのかと思ったら,第19話「嘆きの乙女たち」と第26話「届かざる叫び」とシリアス路線でまとめてきました。映画版が第20話「流砂の罠」の前ということで,妥当な選択かな。26話で終わっても良かっただけに<ォィ
- 劇場版のCM,2バージョン増えて4バージョンに。とりあえず,動くことは確か。
- 劇場版の主題歌「Tightrope」を唄ってるTETSU69ってL'Arc en Cielなんだって?団体でもアニソン,一人でもアニソン(笑)<「42nd Street」が『るろうに剣心』のエンディングになったけどすぐにメンバーのクスリで降ろされて,復帰が劇場版『るろうに剣心 維新志士への鎮魂歌』テーマ「虹」(笑)
2001/8/26 『劇場版幻想魔伝最遊記 Requiem 選ばれざる者への鎮魂歌』@渋谷シネパレス
- 監督:伊達勇登 脚本:隅沢克之 キャラクターデザイン・総作画監督:もりやまゆうじ
- テーマソング:TETSU69「Tightrope」
- ゲストキャラクター:
- 道雁:置鮎龍太郎 朋蘭(ほうらん):矢島晶子
- 田舎じゃ上映館ないので(実はシネプレックスでやってたらしい)、渋谷遠征。日曜日の11時30分の回。1階席はほぼ満員。女子中高生ばかりかと思っていたら男性グループもいてちょっとびっくり。公開2週目ってことで三蔵さまのミニカレンダーをもらいました。8巻の帯は忘れてしまって特製カバーはもらい損ねました。
- 期待してなかったんだけど、覚悟していったんだけど……これはかなり脱力もの。いやぁ、ひとりで見にいかないでよかった(ごめんよ〜)。というわけでプログラム買わなかったので、以下は記憶で書いてます。
- そもそも劇場版のくせにロングが手抜きでカットごとに顔が違う……。それにちっとも良くならないCG合成(フルデジタルなのに)。で、脚本と絵コンテ・演出ですがこれがまた突っ込みどころ満載。
- まず、最初に出てくるむやみに大群の妖怪たちがあまりにバカ。こいつらに勝っても鬼のように強いってことにはならない。
- この段階ですでに大画面を持て余しているのがありあり。
- あいかわらず手を抜かれ、雲散霧消する妖怪たち。どうやって血を浴びるんだ。
- 笑っちゃうしかない(実際、失笑が漏れていた)不気味な花喃。
- たった3年で別人28号な道雁の、正体を見破る三蔵さまの眼力。
- ようするにいじめられっ子の“三蔵さまラブ”がひねちゃっただけ。やれやれ。きっかけはあの程度のささいなことでもいいけど、もっと狂ってなくちゃ立派なストーカーとはいえないぞ。清一色や六道を見習うように<ぉぃ
#だめな声フェチ的には置鮎さんの声が紫呉@フルーツバスケットにかぶっちゃって困りました。
- 朋蘭は禁忌の子として生まれたけど幸せだった?言ってることが前半と後半で正反対。そもそもこの子は幻覚を操るというおもしろい設定があるのにぜんぜん使ってもらえなくて、結局最後の鉄砲玉(っておい)となるためだけにでてきたようなキャラ。なのに、あんまり効果がない上に、悟浄にすらたいして悲しんでもらえない哀れさ。
- 三蔵が情にほだされるような奴じゃないってことがわかってるのはTVシリーズと原作読んでる観客だけ。これじゃただのひとでなし。
- とってもしょぼいラスボス戦。大画面だってことを忘れてないか。湖に突き出た屋敷という舞台設定も生かされてない。
- 何のためにでてきたんだかな紅孩児一行。李厘が紙飛行機飛ばすためか?
- 伊達監督の当初の構想どおり、最初に三蔵を殺すと悟空が暴走して話が続かないから、紅孩児の攻撃の混乱の中三蔵が消える。探し回る3人組を道雁が翻弄し、三蔵に見せつける、ってな構成にしたらもうちょいまとまってたでしょう。で、朋蘭を自分の力で(三蔵たちを利用して、でも可)復讐しようとしている少女にすれば、甘えん坊さんの道雁や不幸な少年時代の悟浄と対照的になったんじゃないかな。よくある話になっちゃいますけどね。
- TVのエピソードを引き延ばしただけなので1時間40分が長い長い。これならOVA版をそのままかけた方がまだまとまりがあったんではないでしょうか。
- ちなみにこの館では3週で終わりです。
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