ま、何にせよこの部分は
竿製作者の頭を悩ますと
ころでして、この部分
がロッドの性能に深く
かかわっていることは
明白で、考え方や対応
など各製作者にそれぞ
れがあり、興味の尽き
ないところですね。
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2013/11/11
フェルール その5
バンブーロッドの継ぎ合わせ部分ってメタル製のがしっくり来ますね。
長い竿をいかに持ち運びし易くするか?が唯一至上の命題で先人たち
がいろいろ知恵を働かせてきたわけで、釣竿本体とともに進化発展して
き訳ですナ。
で、ここ数年来…本腰を入れておりますところの4角断面のロッド。こ
れがなかなかのクセモノ。製作にあたり数々の困難がありまして・・・そ
の一つに「フェルール」が挙げられるわけですネ。
通常、フェルール差込み部は丸。ま、6角竿でしたら角を少々落とせば
丸いフェルールの穴に挿入出来そうですし、ロッド自身の強度にも大きな
影響を及ぼさないと考えられるのですが・・・・・4角竿には厳しいもの
があります。ロッドブランクを丸く削ってしまえば細くなって強度はガタ
落ち。で、仕方なくフェルールの方を四角に変換するわけですが・・・・
そこで少しばかり発想を変えて・・・。四角いロッドを継ぐには4角い
チューブを! そしてさらに現代ロッドの大多数がそうであるように、ロ
ッドのテーパーそのものに被さるタイプのフェルールを、という考えを取
り入れると・・・・・下・右。
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