カトリック教徒のローマ巡礼が始まってから、北からの巡礼者はポポロ門(当時のフラミニア門
P.ta Flaminia)を市内に入る様になったそうである。身分を調べられ、税を納める関所の様な役割をはたしたらしいが、オベリスクが道標になっている所が面白い。
ポポロ門の広場側の装飾は、ベルニーニの手による。
ポポロ広場と中央のオベリスク、その背後がポポロ門 - (左)
双子教会 -(右) その間の通りがコルソ通り
ポポロ広場から双子の教会の真ん中を通り、V.エマヌエーレ二世記念堂まで南へまっすぐ伸びているのがコルソ通り。
ローマの中で、もっとも日本人の人口密度が高い地域。ブランド品の店、グッチ、ルイ・ヴィトン、ジヴァンシー、フェラガモ、みんなこの周辺に揃っている。
ブランド物の袋をいくつも抱えている日本人はいかにもカモっぽいので、スリ、ひったくりには用心するように。
一応、カジュアル系の店も多いので、そこは覗いた(^^;)。
スペイン階段では、みんなのどかに座ってジェラートを食べている。「ローマの休日」の影響は大きい(^^;)。しかし、スタンドのジェラートはまずいので(体験済み(;_;))、どっかのジェラッテリアから買って食べた方がいいかも。
スペイン階段 Scalinata di Trinita dei Montiはツツジの季節 - (左)
しかし観光客よ、何故こんなに大勢で座っているんだ(^^;)
舟の噴水 - (右) ジャン・ロレンツォ・ベルニーニの父の作品
映画のシーンにも何度も出ているので知っているつもりだったが、予想以上に大きく感じた。ニコラ・サルヴィ
Nicola Salviの手によるもので、1762年完成。ゴシック様式。モチーフはネプチューンとトリトン。ただし、デザインはベルニーニだっという説もある。
何故か、後ろ向きにコインを投げてる人を一度も見なかった…、みんな牽制しあっていたのだろうか(^^;)。
ここも日本人観光客の人口密度が高かった。お互いに記念写真を撮りあっている姿がいかにも日本人っぽい。
トレヴィの泉正面
スペイン広場の賑わいから一本奥に入った通り。スペイン広場の喧噪が嘘の様に静かな、ごく普通の通り。ここが何かというと、映画「ローマの休日」でグレゴリー・ペック演ずる新聞記者が住んでいたアパートがここマルグッダ通りだそうです(^^)。
凄く静か…