11.最もアクセス数増加効果が高い方法は

NTTの新着情報は2000年9月29日をもって閉鎖されました。今後同様のサービスが他でも始まることを期待して、データだけはHP上に残しておきます。


 短期的にアクセス数増加効果があるのはNTTの新着情報である。また、日々の定常的なアクセス数を確保するのはサーチエンジンである。
 いきなり結論です。先ほども述べた通り、私は多種多様な宣伝を試みてきました。様々なサーチエンジンへの登録、雑誌掲載20回、メーリングリストでの紹介、パソコン通信での紹介、リンク・・・その中でも現在のところアクセス数増加に最も効果があったのが、表記のNTTの新着情報とサーチエンジンへの登録です。これらこそ、前章で述べた「アクセスしたいサイトを探すという探索意欲」と「閲覧数が多い」という2つの要因が重なっているものそのものです。

閲覧数

探索意欲

定時性

随時性

アクセス性

ライバル度

見てみたい度

アクセス数向上効果

NTT新着情報

表の見方についてはここをクリック


なお、新着情報のURLは http://www.ntt.co.jp/WHATSNEW/index-j.html となっています。

 ではここでNTTの新着情報をさらに詳しく解析してみましょう。下に示したグラフは一万件達成までの一日ごとのアクセスデータです。「NTT新着情報」と矢印を示していますが、これが新着情報に掲載した直後のアクセスデータです。以下、これらのデータを解析していきます。


1.新着情報の宣伝効果は永続的でない
 上述の通り新着情報で宣伝をした時は大きな効果がありますが、三日もするとその効果がなくなることがわかります。これは新着情報に掲載されている期間が三日しかないためです。

2.最近の新着情報の傾向
 開設初期と一万回アクセス達成時に近い時期のNTT新着情報の宣伝効果をみると、開設初期の方がアクセス数が多くなっていることがわかります。この結果は2つに解釈できると考えられます。
 まず1つ目ですが、開設初期に見た人で「AZ−1のページはおもしろくない」と判断した人がかなりいるということが考えられます。というわけで、宣伝してもアクセス数の増加が以前ほど多くなくなったと考えられます。
 もう1つの考え方ですが、NTTの新着情報にAZ−1のページ等、個人が開設しているホームページを探しにくる人が少なくなったとも考えられます。というのが、最近そこで紹介されるホームページのほとんどが企業の宣伝ばかりになり、見るのがおっくうになってアクセスが減少したのではないかと考えられるためです。以前は常にチェックしてたけど、先ほどの理由で最近はさっぱり、という人もかなりいるようです。

3.掲載時のマナー
 NTTの新着情報の掲載は無料となっています。しかし、毎日のように掲載するのも考え物です。仮に毎日掲載したところで、上述した通りアクセス数は飽和してしまいますし、そんなことをしたら新着情報の常連さんから嫌われるでしょう。また、ここへの掲載を手伝っているNTTの人たちはボランティアとのことです。節度をもって掲載しましょう。

 再度繰り返しますが、ホームページはその内容が伴ってこそ、リピーターが増えていき、着実にアクセス数が増えるのです。もし内容のないホームページで宣伝活動を実践しても、一時的な効果しか期待できないどころか、「もう2度と来るもんか」と逆に嫌われてしまいます。