読書日記 1996年8月
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1996/8/1
『臨済録』読了。難しい。書いてあることをそのまま理解しようとしても理解できないのだから。でも、解説を読むと、なんとなくわかるような気もする。 

1996/8/10
『やさしいアーユルヴェーダ』読了。生活の中でどう実践すれば健康になれるかが書いてある。ただ、本当にやるにはちょっと勇気が必要。

1996/8/13
『影男』読了。江戸川乱歩の作り上げる淫靡な世界。

1996/8/21
『大暗室』読了。

1996/8/25
今、MacはAppleTalkで繋いでいるが、これをEthernetにしようと思っている。そのため、TCP/IPのおさらいをしようと思い、近くの本屋でパソコンTCP/IP教科書という本を買ってきて、ざっと読んでみた。最初のTCP/IPの基礎がざっと書いてある章は役に立った。Windows95が出るほんの少し前に出た本なので、Windows3.1上のTCP/IPツールやネットワークOSの話しが載っていて内容に古さを感じる。

1996/8/30
瀬戸内寂聴の『寂聴 般若心経 生きるとは』読了。これが2冊目の般若心経解説本。般若心経の解釈にはいろいろあるようで、以前読んだ『般若心経の知慧』は禅の立場からの解釈で、例えば「色即是空」は「色」は自我、「空」は無我であり、自我を空ずることによって本来の自己、すなわち仏性が露になるとしていた。禅的修行によって悟りを開く方法という解釈であると言える。
瀬戸内氏の本では、見る側の意識によって、見えたり(色)、見えなかったり(空)する。だから、物事に執着してはいけない、という解釈となる。


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