読書日記 1996年1月
1996/1/28
『依頼人』(下)読了。

1996/1/27
多摩センター近くの本屋で『ビル・ゲイツ未来を語る』『スティーブ・ジョブズの道』『確定申告マニュアル』、『English Network 96/2』を買った。帰ってから、『確定申告マニュアル』を一気に読んだ。

1995/1/25
定期購読しているナショナルジオグラフィック日本版の継続購読の案内が来た。今度の3月で1年になる。脇に積み上げてある未読雑誌の山を見て、もう1年たったかとため息をついた。その山の中にはもちろんジオグラも含まれている。

1995/1/21
『MACLIFE』1996.2号、読了。特集1は「教えてあげるMacのヒミツ」、特集2は「百年の銀幕 千年のデジタル」。特集1はシステムフォルダの中に入っているファイルの説明や、周辺機器の紹介、TipsやEaster Eggs(プログラマのお遊び)の紹介がされている。特集2はディズニーのフルデジタルムービー『TOY STORY』の紹介、デジタル放送対応設備を持つ、東京メトロポリタンテレビジョンの紹介、SCSIに代わる規格FireWireの紹介がされている。

1995/1/20
朝から雪が降っている。今日は人がよく来る。朝、関東電気保安協会の人が来た。帰りに電気の安全に関するパンフレットを置いていった。その後、佐川急便の人が来て、システムソフトエディタのバージョンアップ版を配達していった。更に、その後、佐川急便の別の人が来て、インターネットの丸善で注文してあった『デザインパターン』を置いていった。

1995/1/19
通勤途中の電車で読んでいた『依頼人』の上巻を読み終わった。『依頼人』は1年程前、休日出勤した帰り、終電に乗り遅れてたまたま入ったオールナイト映画館で見た映画だ。本を読んで見て、ストーリを全然覚えていないことに気が付いた。下巻に向かっていよいよ話しは佳境に入る。

1995/1/18
帰りに本屋に寄り、『MACLIFE』1996.2号を買った。

1995/1/17
定期購読しているナショナルジオグラフィックが到着した。特集は「ネアンデルタール人の謎」。ネアンデルタール人とおぼしき頭の骨が半分地面に埋っている写真が表紙を飾っている。

1995/1/15
年末にインターネットの丸善で注文した本のうち、一冊が到着した。『クラスライブラリ自由自在』。

1995/1/14
昨日来た『JAF MATE』読了。特集は、「ニュータイプAT大研究」。新種ATとして、CVT(Continuously Variable Transmission)、2ペダルMT、インテリジェントATを紹介している。CVTはローからトップまで連続的に無段階に変速する。2ペダルMTはクラッチペダルの無いMT。インテリジェントATはAIなどを使って運転状況にあわせた変速をする。例えば、下り坂で自動的にシフトダウンするということができる。付録に『レジャーランド・遊園地マップ』が付いていた。全国地図にレジャー施設の場所が書いてある。
更に、『インターネットマガジン』1月号読了。「1996年のインターネットはこうなる!」と題した特集記事が面白い。
96年の傾向を、

に分けて予測する。
「情報システム」はゼロックス社、オラクル社、ネットスケープ社の動向からインターネットからイントラネット(企業内ネットワーク)へ移っていくとしている。又、オラクル社が推進しようとしているNC(ネットワークコンピュータ)の動向にも注目し、NC支持派と懐疑派の意見を載せている。
「インフラストラクチャ」では、既存の音声電話網(コネクション型)はコンピュータを接続するには不向きであり、コネクションレス型のネットワーク、OCN(Open Computer Network)を計画しているNTTの動向とケーブルテレビを使ったインターネット接続サービスを計画している東急ケーブルテレビジョンの動向に注目する。
「電子マネー」では、電子決済の方式として考えられている4つの方法 を紹介し、アメリカの動向と日本で普及するための課題、特に日本では法律面の課題が多いことを指摘している。

1995/1/13
定期購読している『日経マルチメディア』と『情報処理』、『JAF MATE』が来た。

1995/1/11
会社の行き帰りの電車の中で読んでいた『理科系の作文技術』を読了した。日本語は、文章全部を読み終わって始めて内容がわかるような書き方が許されるが、英語は許されない、という話しに目から鱗が落ちた。

1995/1/7
神保町の三省堂で『通訳・翻訳ジャーナル』2月号を買う。不定期に買っている雑誌だが、いつのまにか表紙が大きく変わっている。『きょうからの無職生活マニュアル』を読了した。読んでいるうちに疑問が疑問を呼び、この本だけでは解消されなくなったが、きっかけとしては読みやすい本だと思う。

1996/1/5
中野島駅前の本屋で『インターネットマガジン』1月号を買う。

1996/1/4
実家から自宅に帰る途中、実家近くの本屋に寄って、『文章読本』『きょうからの無職生活マニュアル』を買った。寝る前に『無職マニュアル』を読んでみる。マンガ付きで読みやすい。

1996/1/3
同じく芥川の『河童・或阿呆の一生』を読んだ。どの小説も狂気という文字を思い起こさせる。小説にところどころ出てくる母親が発狂したという話が本当であれば、当時精神病は遺伝すると信じられていた筈なので、芥川も発狂の恐怖に怯えていたのだろうか。

1996/1/2
実家に置いたままにしてある書棚から芥川龍之介の『羅生門』を引っぱり出して読んだ。なぜ、芥川がこの平安時代あたりを背景とした小説を書いたのかは知らないが、私の趣味と一致する。単なる懐古趣味で書いたわけでは無いだろうが。

1996/1/1
夏ごろから読み始めてしばらく、放っておいた『誰のためのデザイン?』をようやく読了した。現在、この著者はApple Computerで次期Macintosh OSのデザインをやっているはずである。このOSによって、この本に書かれている内容が具現化するわけで楽しみにしている。


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