読書日記
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1996/6/1
クレジットカードをせっせと使ったおかげで、図書券8000円を貰う。何の本を買うか考える。

1996/6/2
『千利休』読了。小説なので歴史に疎い私にはどこまで本当の話しなのかわからなかったが楽しんだ。作者は川崎少年少女合唱団の創設者だとか。

1996/6/7
『湖畔亭事件』読了。2年程までに創元推理文庫から当時出ていた江戸川乱歩シリーズ8冊ほどを全て読みあさったが、その続きがでていたので買って読んでみた。推理小説は普段読まないが、乱歩だけは例外だ。

1996/6/14
『竹中半兵衛』読了。先日読んだ『千利休』では、織田信長を本能寺で謀殺し、その謀反の犯人を明智光秀にしたてあげ、千利休を刃にかけようとして逆にやられた、顔に刃傷のある戦好きの荒々しい人間とされていたが、この本では全く違い、戦を嫌い欲が無く、自然と農民を愛した病弱な軍師として描かれている。どちらも小説なのでどちらが本当の姿なのかを言うのは意味がないと思うが、過去に実在した人物をこうもいいかげんに著していいものか。

1996/6/19
『ガダラの豚 I』読了。全部で3巻あるうちの1巻目を読み終わった。これからの展開が楽しみだ。

1996/6/24
『旅人』読了。日本で最初のノーベル物理学賞を受賞した著者のエッセー集。こんなに感受性の豊かな人だったとは知らなかった。

1996/6/28
『ガダラの豚 II』読了。これで話しの結末が見えたかと思いきや、実はとんでもない展開が待ち受けていそう。

1996/6/30
『ガダラの豚 III』読了。最後は、とんでもないどたばたと意外なそして感動的な結末。読み終わってしまうのが惜しい感じ。


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