私の読書の時間

田中圭一最低漫画全集 神罰<2004.1.20>
 田中圭一著
 CUE COMICS イースト・プレス
 ISBN4-87257-296-3
 
 手塚治虫のタッチで、エロネタ漫画である。藤子不二雄タッチ、永井豪タッチの作品もある。ここまで似せられるのかとも思う。後半は、それほどだれかれの絵という感じはないので(私が知らないだけかも?)、○○タッチは、エネルギーを注いでいるのだろう。著者は、現役サラリーマンとのこと。えー、とりあえず、どう評していいのかわからなくなってきたが、本の帯もすごい(笑う)。
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並木橋通りアオバ自転車店 第10巻<2004.2.1>
 宮尾岳著
 YOUNG KING COMICS 少年画報社
 ISBN4-7859-2388-1
 
 自転車に対する思いは、ひとそれぞれということを読後に感じた第10巻。買い物に行くのに、やはりスポーツ車は不向きだ。私のマウンテンバイクを見て、父親や近所のひとに荷台をつけたらと、ときおりいわれたりもする。そう、買い物の荷物を載せることができなきゃダメというのだ。いやいや、これは走ることを愉しむために使っているからと説明するのだが、なかなか理解してもらえない。いや、脱線した。登場キャラクターや世界観に著者の愛着が感じられる巻でした。
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テレビパソコン革命の楽しみ方<2004.2.8>
 戸田覚著
 講談社+α新書 講談社
 ISBN4-06-272230-5
 
 初めてのパソコンが、パソコンテレビX1という機種だった私は、テレビとパソコンというキーワードはどうしても気になる。昔は、パソコンでテレビが見たい、映像を作りたいというのが夢だったが、今はパソコンの性能があがって現実のものになってしまった。ということで、本書である。メーカー製のテレビパソコンのあれこれについて、書かれているのだ。まあ、パソコン雑誌の特集が本になっている感覚だけれど、マニア以外のひと向けによりやさしく解説といったところだ。最後の方には、フラットテレビやDVD/HDレコーダーについても書かれている。
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センス・オブ・ワンダー<2004.2.16>
 レイチェル・カーソン著 上遠恵子訳
 新潮社
 ISBN4-10-519702-9
 
 『沈黙の春』の著者の最後のメッセージ。子供が自然に触れて、感じるであろうこと、感じることの大切さを淡々と語る。本にするには、量がすくなく、話のふくらませ方も少しもの足りないところもあるような感じだなと読んでいて思ってしまったのだが、癌に冒された著者は本にまとめようとしていたが、果たせないままに終わってしまった原稿とのこと。森本二太郎さんの美しい写真に彩られ、作者の思いを静かに聞き届けよう・・・。
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ドロップアウトのえらいひと(PDA版)<2004.3.7>
 森永博志著
 東京書籍
 
 会社勤めやや役所勤めをせず、自分がやりたいことして生きている人たちのお話し。ただ、それぞれの人に対してインタビュー構成とかではなく、著者の主観で書かれがちなせいか、読み始めはのれなかったんだが、どうも著者の思い入れの強い人と思われる人の話はそれなりに面白く。でもなあ、うらやましい面もあるが、なかなかドロップアウトもなあ。
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