私の読書の時間

アズマニア1<2003.12.1>
 吾妻ひでお著
 ハヤカワ文庫JA 早川書房
 ISBN4-15-030543-9
 
 なんとなく吾妻ひでおを読みたくなったのである。しかし、初出をみると、最初に載っている『ぶつぶつ冒険記』は、少年少女マンガ競作大全集とあるので読んいたはずなのだが、記憶にない。もう、読んだことを忘れてしまうくらい時が経ってしまったのかしらん。そして、残念ながらそのほかの作品は掲載誌から見て読んだことはないのだ。しかし、当時、このノリにはまって非常に楽しんで読んでいた。なんだか、わからないものが、なんだかわからない結末に向かって進むし、女の子はかわいいし。しかも、今読んでもそうなのだ。
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吉田自転車<2003.12.14>
 吉田戦車著
 講談社
 ISBN4-06-330163-X
 
 漫画家の吉田戦車が、麺をすすりながら、自転車で街を探索エッセイ。各章のタイトルと次回予告の物々しさは、テレビ番組タイトルをホウフツさせ、怪獣・アニメで育った素養に親近感を覚え、自転車で近辺を探訪する様は最近の私自身と重ね合わさって、ふんふんとうなづき気味に読み進んでしまった。
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あなただけができることをやりなさい -ソフトウェア界の偉人23人の名言集-<2004.1.5>
 細貝俊夫著
 翔泳社
 ISBN4-7981-0513-9
 
 コンピュータ創世記の歴史的な人物の名言をその人物の略歴やエピソードを添えて紹介するという本。コンピュータやソフトウェアの歴史も知ることができて、一石二鳥といいたいところだが、名言のページを設けて、強調してあったわりには名言が読後に私のあたまの中には残ってない。どうも、この本の引用もとの本をけっこう読んでいたり、ほかのコンピュータ史ものの本を読んだ経験がじゃましているのかなぁ。
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アズマニア2<2004.1.12>
 吾妻ひでお著
 ハヤカワ文庫JA 早川書房
 ISBN4-15-030550-1
 
 2巻である。やはり、初出をみると、過去に読んだことがあるものもあるのだが記憶にないのである。不条理なのである。SF大会のレポートまで不条理なのである。オチがなかったり、省略?されているくらい不条理なのである。主人公が、著者本人だったり、そうであるぽいにもかかわらず不条理なのである。女の子がかわいいけど、けっこうグロかったりすることもあるくらい、不条理なのである。読んでいる間、SF心が揺り動かされて心地よいのに、不条理なのである。そして、読後、やはり記憶に残ってないような気がするほど、不条理なのである。
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夏目家の糠みそ<2004.1.15>
 半藤末利子著
 PHP文庫 PHP研究所
 ISBN4-569-5790-4
 
 著者は、夏目漱石のお孫さんだそうである。そして、ご主人も作家をされているということ。というと、なんだかずいぶん世間様と異なる暮らしぶりと思いきや、エッセイのなかには、生活の色が色濃くにじみだしている。よくよく読むと、やはりふつうとは思えないこともあるけれど、家族のこと、自分が住む街のことなど、女性ならでは感覚である。
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