私の読書の時間

なぜ彼らはプロペラ機を愛するか?<2004.3.19>
 藤森篤・桜井健雄・神谷直彦著
 笊カ庫 竢o版社
 ISBN4-7779-0054-1
 
 USリノで開かれるエアレースの参加機の写真が美しい。第2次世界大戦の戦闘機、マスタングP-51をベースにした改造機が多いが、オリジナリティあふれる機体も。こつこつと個人で造られた機体を所有できるなんて、なんと羨ましいことか。しかし、お金も時間もかかる。何年も掛かって、作り上げ、レースに参加する。時速800キロの世界。飛行機にあこがれたことがある人なら、そんな世界をのぞいてみたいと思うに違いない。
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贋作吾輩は猫である<2004.3.21>
 内田百闥
 内田百闖W成8 ちくま文庫 筑摩書房
 ISBN4-7779-0054-1
 
 あの夏目漱石の『吾輩は猫である』のラストで、水瓶に落ちて死んでしまったと思われた猫は生きていた。新たな住処を得て、再びややこしい主人とその家に訪れる教え子や友人らユニークな面々を観察しはじめる。『吾輩は猫である』好きには、たまらないユーモアとパロディ精神が溢れていて、楽しい。原典に負けず劣らずである。
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN 6 ランバ・ラル編・後<2004.4.4>
 安彦良和著
 Kadokawa Comics A 角川書店
 ISBN4-04-713611-5
 
 アムロの脱走、セイラさんの秘密が徐々に明らかに、ランバ・ラルとの戦い。そのなかで、アムロは成長していく。キャラクターが、かっこよすぎるぐらいかっこよく、躍動的である。うーん、残酷なシーンをけっこう平気で描くのところがあるので、それがちょっと心配?だな。
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マルドゥック・スクランブル 圧縮<2004.4.13>
 沖方丁著
 ハヤカワ文庫 早川書房
 ISBN4-15-030721-0
 
 読み始めは、陳腐な設定というか、アニメ的な色合いが強いという感触で、おもしろいのかと正直、危惧したのだが、読ませてくれます。ええ、しかも、続いてくれます。そう、3冊構成の1冊目。ということで、続きを読まねば。
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マルドゥック・スクランブル 燃焼<2004.4.25>
 沖方丁著
 ハヤカワ文庫 早川書房
 ISBN4-15-030726-1
 
 ということで続き読んでます。まだ、もう一冊あるのね。後半は、カジノシーンで、ドクターも大活躍…。で、続く。解説で、鏡明が本当に解説してる。
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