に戻る




介護保険認定に不満のある場合はどうするといいのでしょう?
行政介護のいろいろ、、、(介護保険適応以前作成)
手作り吸引機を作ってみる。

 在宅介護の日常ケア

  身体を拭く   頭を洗う  口を洗う
  体調日記   対話  食事

はじめに
無理しないで、出来ることから始めよう。誰でも最初はとまどうし不安です。
下記に介護者のたどる心理的段階を表にしています。ご一読下さい。

第一段階『動揺と否定』
お年よりの奇妙な行動や言動にいいいようのない不安
と、ぼけを認めたくない心で独りで悩んだりする。
第二段階『怒りと拒絶
この苦労がずっと続くのだろうか、、この人さえ
いなければ、、ぼけの知識が無いままに、家族の混乱
はピークに、肉体的精神的にも極限で老人を拒絶しよ
うとする。
第三段階『なれと諦め』

割り切って介護しよう、とだんだん介護のこつも掴み家族の混乱も軽減、

情報も集まって介護方法も熟知。

しかし、この頃にぼけや病気が進行し第2段階に逆戻りしたりするが

1度目より早く第3段階に移行。

第四段階『受容』 家族の一員としてあるがままを受け入れられる。




*身体を拭く*                      TOPに戻る

用意するもの(厚手のゴム手袋。タオル5〜6本。バスタオル1。ばけつ。洗面器)

電子レンジがあれば、ラップで濡れタオルを包んで3〜5分チンする。
熱い湯でタオルをよく絞る(熱いのでゴム手袋をする。拭くときははずしてもよい)
 
腕、上半身、下半身、足の順に優しく心臓に向かって拭く。

 バスタオルを引いておく)

 (脇、間接の裏側、指の間、など忘れない)

陰部はママレモンや洗剤容器が入っていたボトルにぬるめのお湯を入れ流す。下に

 紙おむつゐ引いておくと流れたお湯を吸い取ってくれます。

手や足は洗面器にお湯を入れ片方ずつ洗う
風邪を引かせないよう10分程ですませましょう。毎日全部が無理なら今日は腕と
 足、明日は上半身と分ける。病人の体調で様子を見ながらきめると良いでしょう。
石鹸は刺激の少ないものや水のいらないタイプのような物が有ります。
終わったら新しい衣類に着替える。

                                TOPに戻る

 頭を洗う*

用意するもの ビニールの敷物。バケツ2。みずさし。タオル数枚。

べっとの横側から頭を少しずらす。(頭がべっとから落ちてる感じ)

 首の回りにタオルを巻いて首の下には折り畳んだタオルをあてる

 タオルで髪を濡らししゃんぷーをつけ水さしを使いお湯で流します。

 空のバケツを頭下に置いておき、流した湯が受けとめられるようにしておく。

手早く乾かす。

水の入らないしゃんぷーも市販されてます。

*口を洗う*
用意するもの あかちゃん用歯ブラシ ガーゼ 曲がるすとろーか吸い飲み
毎食事後に口を洗いましょう。義歯は一日一度は必ず洗いましょう。

入れ歯をはずして、口を軽く湿らせる。口の中をあかちゃん用歯ブラシで

 洗う。舌苔なども濡らしたガーゼで拭きとる。

口の中は以外と汚れています。口内炎や歯茎の炎症で食事が出来なくなる事
 もあります。

                              TOPに戻る

*体調日記*
毎日の体温 (カレンダーなどに書き込むと便利)
排便の有無と回数 (便秘は血圧を上げたり余病併発しやすくします)

心身の変調余病併発しないよう下記のような症状がないか、ちえっくしてみましょう。)

視力の衰え。聴力の衰え 意欲の低下 めまい、たちくらみを起こしやすい。

昼と夜の逆転 夜になると幻覚が出て興奮する事がある もの忘れがひどくなった

言葉がはっきりしなくなった *食欲の低下、体重の減少 啖が多くなる *むくむ

便秘や下痢しやすい 足がもつれたり転びやすくなる 尿失禁することがある

                             TOPに戻る

*対話*

自尊心を傷つけない
トイレの失敗などで、「また、失敗して!」と追い打ちをかけるのは絶対タブー。 又、出来ていた事が出来なくなっても非難するのではなく、出来る事を見つけて。
  症状を知る
ぼけの症状のひとつに、自分の置き忘れから物を盗まれたと言いふらし、その嫌疑 が一番身じかな介護者にかけられたり、食事をさせて貰えないと言いふらしたりす る事が有ります。こんな事で一日言い争ったりしているとへとへとになります。 意地悪で言ってるのではなく、これはぼけの症状だと理解しておきましょう。 わりとよくある症状で、珍しいことではありません。 ようもないのに呼ばれる 余りにも頻繁に呼ばれると、ちょっとまってね。とつい言ってしまいがちですが 待たせる事をやめるとおさまる事もあるようです。 聞き取りにくい 話しの内容が聞き取りにくかったり、よく解らなかったりしたら、言葉尻を捕え ましょう。「〜〜で大変だった。」と聞くと「そう〜大変だったよね〜」と適当 な言葉をはさみます。 耳が遠い 大声できんきんした声はお互いに疲れます。少しトーンを低くしてみましょう。 何処かに行きたがる 「それでは私は帰ります」といって、過去何十年前の自分に記憶がさかのぼり当時 住んでいた家に帰ろうとしたりしている時はいくら現在を説明しても無理それより は「送りましょう」と近くを一緒に散歩して下さい。 自分勝手 ちょっと勝ち気な人なら若くてもこういう人はいます。痴呆の場合は典型的で自分に 不利な事は絶対にみとめません。誰だって自分の立場を有利にしたがる物だという 考えで対応しましょう。 ぼけは特殊な事ではありません。老年期における機能低下は誰にでもいずれ訪れる ものです。                                 TOPに戻る
食 事
歯がぬけたり入れ歯があわなくなって噛む事が困難んな場合食べ物を小さくしたり 柔らかくしたりします。 機能障害などで飲み込むことが困難な場合、汁物にとろみを付けます。 味覚の低下で薄味の病人食に満足してくれない場合は鰹や昆布だしを濃くします。 スパイスやしそ、しょうが、にんにく、味噌なども使って工夫してみましょう。 目でも楽しめるように彩りを奇麗にしましょう。 食事は楽しめるように。 こぼしたり、汚してもしからない。(叱られた事だけが記憶に残り、食べ残すようになったりします。) 食事をしなくなった。 かかり付けの病院で医師にみせましょう。 (アイスクリームやプリンなど食べれる物を探してみましょう。)                                 TOPに戻る
  ご意見ご感想はこちらまで rei@hello.email.ne.jp お寄せください。
copyright (c)1997 Rei`s club All rights reservedPresented by Rei`s club