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第17話 ハローグッバイ
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俊介、今夜のデザートは?
・・・・・・・・・・
(お互いを指差す)
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今回のデザート 東ちづる
<ストーリー>
突然、風来坊の友永ユイが俊介のもとを訪ねてくる。
ディナーの後はこれまた突然スキーに出かける。
なかなか気の合いそうな二人だが・・・・
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[今回のメニュー]
鱈の雪見鍋
白子の網焼き
フローズンボルシチ
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ドラマオリジナルパワー全開
今回はのりのりのスキー編
もちろんドラマオリジナルストーリーです。
前半がいつものように俊介のホームベースで
後半は石内スキー場に舞台が移るという贅沢な構成になっています。
今回のゲストは東ちづるさん。現在NHKの朝ドラ「あすか」に出演中です。
冒頭で大西俊介が雪道を運転しているのは
HUMMERというバカでかい車
アメリカ陸軍正式採用のモンスター4WDである。
俊介はこれでなんとスキー場に向かう途中なのである。
いきなりビックリですが、しかしよく考えるとこのシーンは無くても
ドラマ全体には関係ないような・・・・・
当時日本でこの車両を持っていたのは岩城氏だけだったといいますが
ちょっと自慢したかったのかな(^^;)
舞台は変わって俊介のホームベース
冷蔵庫の中を覗く俊介
中には大根と株とレモンぐらいしかない。
でも第11話のオイルサーディンの時よりいいかな
俊介「ここんとこ買い物に出ていないからなぁ」
外で食事しようと奈々子に電話するが一人で考えたい事があるそうでパス
ところが突然手に大きな箱を持った女性が現れる。
女性「これ二人で食べよう」
唖然とした表情の俊介
俊介「お これなかなかいい真鱈だね」<やはり食材には目がない俊介
しかしこんな鴨がネギをしょってくるみたいな
おいしい話が事ありますか?
女性「さすが大西俊介ってものを作ってね」
俊介「ってことはただの迷子の子猫ちゃんってわけじゃないようだね」
俊介が5年前にモルジブでナポレオンフィッシュの撮影をしたときに
ダイビングのモデルを勤めた友永ユイさんです。
いつも住所不定の風来坊という役柄です。
ちなみに東ちづるの水着写真集って出ていましたっけ?
差し入れの真鱈を見ながら
ユイ「これは何に化ける?」
俊介「とはいうものの我が家には今大根と株とレモン2個ぐらいしかないんだなぁ」
ユイ「じゃなんか買ってこようかぁ」
俊介「いやぁ君が出かけちゃうとねもう戻ってこない可能性があるから」
俊介「その材料で何とかしましょう」
ユイ「でも所帯じみた物はパスよ」
俊介は胸をたたいて「任せなさい」
奈々子さんがナレーションで二人は同じ匂いがすると言っていますが
今回の二人の遊び人的衣装はなんか雰囲気が似ています。
二人で並んで大量の大根を擦りおろしながら
ユイ「これ凄まじくない?」
俊介「あだめだめ そんな風にやっちゃたら辛みがでちゃうから
ゆっくりやんなきゃ」
ユイ「ねえなんかいつもと違わない?
私は大西俊介は女性には料理をさせないって聞いてきたんだよ」
俊介「たまに例外も良いでしょ ネ」
たしか俊介さん第四話「CATCH & RELEASE」でも共同体験とかいって
失敗した経験がありますが大丈夫でしょうか。
俊介「じゃ鍋がにえるまでの間ちょっと白子先に食べようか」
「新鮮なやつだね こうやって食べるのが一番なんだ」
テーブルに用意した七輪の網の上で白子を焼く
白子の網焼き
ユイ「これ焼き具合は」
俊介「レアで大丈夫だよ」
俊介「きゅっきゅ音してておいしそうだね」
うううまそう 二人ともこのシーンは演技していないな
ユイ「絶品!」
俊介「これにまた日本酒がめちゃくちゃ合うんだなぁ」
うむむう
このシーンを見るとあなたも絶対食べたくなる
いやこれはお芝居だ きっと白子は豆腐に違いない。
日本酒は水道の水だ きっとそうだ ぶつぶつ・・・・
ユイ「なんかさ大西さんの割烹着姿連想しちゃった」
俊介「割烹着?」
ユイ「結婚したら良い奥さんになるタイプじゃないかなと思ったの」
俊介「あっオレそれ自身あるな」
続いて
鱈の雪見鍋をほうばる。
熱々を口にいれながら セリフ言っていますが
きっとNG出してるだろうな
ユイ「んーさっぱりしておいヒい」
ユイ「よく言われるんだよね さっぱしてていいねって でもそれだけー」
俊介「それって最高の誉め言葉なんじゃないの」
「例えばさこの鱈と大根おろしみたいに同じ色してんだけど一つ鍋の中にはいって
ぐちゃぐちゃしない関係っていうの」
ユイ「でも愛とか恋とかいうのは
ぐちゃぐちゃなんなきゃだめなんじゃないの」
ちなみに白子の方はぐちゃぐちゃしてますよ(^^;)
ユイ「私どんなに好きな人ができてもやっぱり一番自分が大事なのね」
「四六時中その人のそばにいるとか出来ないの」
俊介「それでいいんじゃないの」
ユイ「大西さんはねきっと私と同じタイプだからよ
でも普通は違うんじゃない」
「急に珊瑚礁が見たくなって行って来るねーってデートキャンセルするともうアウト」
俊介「縛り合っていることで安心するんだろうなぁ」
ユイ「どこそこの会社につとめていますとか
誰それと結婚して何人子供がいますとか
3才の時からピアノずっと続けていますとか
そうじゃないと信用してもらえないのよ」
俊介「恋人も肩書きかなぁ」
ユイ「でも肩書きってなんかこう肩が凝りそうじゃない?
無理して肩に力入れてかくあるべしって」
ユイ「ねぇやりたいことがまんしない方が断然健康的よね
ねえねえこういうのどう誓います 私は自分に正直に生きてます。」
俊介「あ それいいね それにじゃぁ かんぱいしようよ」
ユイ「そ れ で は 自分に正直に生きる事を誓って」
俊介「欲望に対して努力を惜しまない」
「かんぱいー」
ユイ「私大西さんとは肩書きじゃない恋人やっていけそうな気がするなぁ」
俊介 (鍋の具をほおばりながら)「あっつい」
ここまではフィクションと割り切ればなかなか格好いい言葉の連続です。
現在はスキルが重要な時代でアンチ「肩書き」には賛成ですが
「縛られたくないと」か「自分に正直」という言葉、私は嫌いです。
現在のコギャルの定番セリフみたいです。
この友永ユイさん贅沢が許されたバブル時代を象徴するような人生観ですね
みんなが自分に正直になってしまうと世界経済は破綻してしまいます。
世の中はそんなに甘くないと"おじさんは怒っているんだぞ〜"
俊介「これはね思いついたら即ってやつだから 君向きだと思うよ」
と言って作ったのが
株の即席漬け
株をスライスしてレモン汁をかけてよくもみみじん切りにした獅子唐を降る
場面は変わって雪の積もっている駅のホームで三四郎が寒さで震えている。
場所は上越線の大沢駅です。今回の舞台石内スキー場の近くですね。
三四郎「俊介のやつ遅い!」
「寒い 腹減った まさか女じゃ」
俊介の部屋の電話のベルが鳴る 三四郎からだった
俊介「しかし珍しいね おまえから電話してくるなんて」
三四郎「ああ珍しいさぁ 珍しいとも
おまえの言葉信じてなぁ雪山で1時間も待っている男なんてな
俺だけだろうさ」
俊介「あーあ今日だっけかスキー いやーいやーいやー悪い悪い」
三四郎「もういいよ もう知らないよ
おまえなんか走れメロスでも読んでな 死ね!」
手には太宰 治の「走れメロス」の文庫本が握られている。
セリヌンティウスのつもりで俊介を待っていたのでしょうね(笑)
ユイが電話を代わる
ユイ「三四郎さん ごめんね すぐ行くから 私も行く」
見つめる俊介
ユイ「いいでしょう私も仲間に入れてよ」
俊介「じゃ行きますか」
ってすぐ行けるのかぁ HUMMERで
東京から石打までいったい何キロあんだよ
撮影の都合か残念ながらここではもうHUMMERは登場しない。
この後はみなさんのスキーシーンを披露する
天候は良くありません。吹雪いています。
吹き替え無しがこのドラマの基本ですから出演者自身が滑っています。
清志郎さんはちょっとボーゲンが後傾で初心者してます。
次の日体中が痛いぞーって感じ
東さんは中級者きれいなフォームで滑っています。
岩城さんはなんとスノーボードばりばり<何をやらせてもうまいんですね
岩城さんはへんてこな帽子かぶってボーダーファッションしてます
俊介「あー滑んのすごくきれいだわ」
ユイ「そうかな久しぶりだから」
三四郎「いや きれいだ、いやスキーの事よくわからんけどきれいだ」
ユイ「ほんと 三四郎さん社交辞令言うタイプじゃないもんね うれしい」
三四郎「さぁみんなで滑ろう」
ユイ「そうしようか」
しっかりおいて行かれる三四郎=清志郎
三四郎「おい俊介腹減った 腹 メシメシ」
俊介はなんとゲレンデでテントを張っている
スキーで遊んだ後でのりのいい感じで
というよりみんな演技してない感じで食事の準備が始まる
まず斧を三四郎に手渡す
三四郎「何これ?」
俊介「斧だよ」
三四郎「オーノー」<ガクッ
「これで薪でも集めてこいっていうの?」
俊介「ご心配なくちゃんとバーナーありますからね」
アルミホイルにくるんだ物体を取り出す俊介
俊介「今シチューを固めてありますからこれ真ん中からすぱっときれいに」
ユイ「これシチュー!?」
これをコッヘルにいれてバーナーで加熱すると出来上がり
フローズンボルシチ
岩城さん談によると
これは登山家の植村直巳さんがエスキモーから習った調理法だそうです
俊介「俺はねまた聞きのまた聞きのまた聞きぐらいだけどね」
シェラカップにワインをついでで乾杯!
俊介「雪山を見ながらこのめいっぱい寒いところで
こういう料理やってみたかったんだよね」
なんて言っていますがまじで寒そうです。かなり吹雪いています。
テントの中でもでもみんなウェア着たままです
私もアウトドア料理は好きですがここまではやれない・・・
ユイ「ご馳走様 おいしかった」
「私決めた 大西俊介とね同じ道を行く」
俊介「とっ言いますと?」
ユイ「欲望のためには努力を惜まずって言ったでしょ」
三四郎「まさか奈々子さんと対決しようとしてんじゃなの?」
俊介「まさか」
三四郎「止めた方が」
ユイ「止めたって無駄よ じゃ私アフリカに行くね」
俊介・三四郎「アフリカ〜」
三四郎「ねえ もうちょっとさぁ〜」
俊介「いやあのね シュラフもダブル用で用意してあんのよ」
俊介「ホントに行っちゃったよ」
三四郎「だけど変わった子だったなぁ雪女なんじゃないの」
ドラマはここまでで
今回はスポーツ振興石打スキー場はペンション「綿ぼうし」でゲストトーク
なぜが奈々子役の毬谷さんまでいますね。
どうやら奈々子さんもスノーボードに挑戦したらしい。
東「晴れていたらよかったのにねぇ」
やはり天候には恵まれなかったようです。
毬谷「シチューはどうでしたか」
東「ああいうアウトドアで食べるっていいですよね」
岩城「普段食べるよか20%ぐらい30%ぐらい美味しいよね」
でも吹雪いているゲレンデではなかなかやれませんねー
清志郎「中学の時の山岳部を思い出しましたよ」
岩城「山岳部とか暗いよね」
東「全然イメージ違うよね」
さんざんな清志郎ですがゲレンデでは
休もうぜ、休もうぜ を連発していたそうです。
この後、唐突に清志郎のギターライブが始まる
ラストは今回撮影に協力してくれた
スノーボード インストラクターの張 慶元さんの可憐な滑りと
岩城さんのボードシーン
おそらくホームビデオで撮影したプライベートシーンです。
岩城氏が使っている靴は現在主流のソフトブーツではなくハードブーツですね。
このドラマが放送されたのは1994年です。
スノボーがブレイクする直前のタイミングです。
さすが岩城さん遊びの流行を先取りしてます。
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