|
先月を 振り返って |
<先月の本>
先月読んだ本は13冊。新刊・既刊とりまぜて結構読みましたが、やっぱり宮部・東野の作品は期待どおり面白かったのでした。宮部みゆき『ブレイブ・ストーリー』は、ゲーム感覚のファンタジックな冒険小説。少年が旅をすることで、徐々に成長していく物語というのは昔からたくさんありますが、たくさんあるということは、そういう物語が面白いということでもあると思うのです。見事そのステレオタイプなお話を魅力あるものに変身してくれた作品だったと思います。
対して東野圭吾『手紙』は対照的にどっぷりと現実につかったような重苦しい作品。強盗殺人犯の兄を持つ青年が、いかにして自分の環境と立ち向かうか、そして兄との関係をどうしていくのかというテーマを見事に書いた傑作だと思います。
どちらもミステリじゃないですね。来月もミステリ色は薄くなりそう。楽しみにしている作品が多いので、期待です。
目標まであと117冊。
<先月の私>
先月はもうFFX-2三昧。相方もあきれてます。元々RPGどころかゲームもここ数年ファイナルファンタジーしかやってないので、ゲームに関してはこういうものだと思っている私。ひたすらミッションをこなしてくのが結構面白くてはまりました。ようやく今日終わりましたよ。
先月は劇を見たり、展覧会見たりの片桐でした。