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私が昔から愛用しているもの。それは綿入れです。どんなものかわからない方は、googleのイメージ検索で検索してみましょう。綿がふんだんに入った部屋用上着のようなものですが、最近はあまり見なくなった気がします。私がこいつを愛用しだしたのは、中学生のとき。中高とも寮があり、その寮に通学生も1年に1回2〜3週間入らなければならなかった話は前にしましたが、それが冬だったりすると、それでなくても極寒のところに廊下に机が置いてあるような構造の寮では、上着が必須だったのです。というわけで、寮で制服のようになっていたのが、この綿入れ。私が買ったので、実家では全員が綿入れを持っていました。亀の甲より年の功。やはり昔からあるものというのは、それなりに便利なものが多いのでしょう。当然嫁入り道具(?)にもこの綿入れは入っていました。冬の間大活躍の綿入れ。相方は持ってないので、このところ寒いときは取り合い。っていうか、そんなに高いものじゃないんだから、買おうよ>相方。
昨日はまじですごい風でした。大学の最寄り駅を降りて、大学を目指して歩いていたのですが、まともに歩けないんですよ。何度か飛ばされそうになりました。っていうか、傘持ってたりしたら本当に飛んでたかも。メアリーポピンズ?
そしてまた、こんな日経の記事にぶっとびました。
毎日いろんな書名の書誌を作ってる私としては、笑えない誤記。日常的にかなりの分量をタイピングをする人間は、一語一語確認しながらなんて打たないですから、こういうミスって要するに言い間違い、読み間違いに近いものがあるんですよね。ミスとはいえ、こんなに大きく取り上げられてしまって(そのまま検定したほうの責任のほうが重いと思うけど)お気の毒。
でも各地のユニークな条例を紹介する箇所だったそうで、もしかしたら読み間違えられたことで、「これ面白いんじゃないの?」と取り上げられたりしたのかもしれず。いずれにせよ、全国紙にも2ちゃんねるでも話題になってるようなので、棚からぼたもちみたいなものですね。きっと今一番有名な村ですよ>中里村。
で、どうゆう条例なの?
双葉文庫が出てました。雨宮町子『たたり』と柴田よしき『PINK』が文庫落ち。あと、ハヤカワ文庫も出てまして、ディーヴァーが別名義で書いていたジョン・ペラムシリーズ『ヘルズ・キッチン』が出てました。
あと3日。いや、冬休みじゃなくて有馬記念が。
本の虫 : その生態と病理 絶滅から守るために / スティーヴン・ヤング著 ; 薄井ゆうじ訳
アートン, 2002.11
ISBN4-901006-37-1
爆笑。本の虫というウィルス?をまじめに論じた本。本の虫を読み虫類と書き虫類に分類、それぞれの類を細分して様々な角度から本の虫の生態を考察する形になっており、耳が痛かったり、思わず吹き出したりするような箇所がいくつもあります。ここを読んでいる方なら、共感できる箇所も多いのでは。本が幅を効かせている家と、本の山の中にある図書館(=職場)を行き来している私も本の虫はいるんじゃないかと思ってます。私の家では小説読み虫と日記書き虫を大量に飼ってますが、大学は舶来モノを含めてもう少しいろんな種類の虫がいて、なかなか面白いものです。この手の本って途中で破綻してしまうものも少なくないですが、飼育の仕方まで含めてなかなかうまく現実に当てはめられており、本の虫感染者には笑えること請け合いでしょう。
昨日はちょっと早めのクリスマスディナーに行ってきました。毎年のように同じ時期に行くので、向こうも覚えてくれたよう。今日仕事なのに、ちょっと酔っ払い。でもタラバガニの湯引き風サラダがめちゃめちゃうまかった。
いよいよ明日は有馬記念。今週はそればっかり考えていたので、夢にまで出てきました<競馬。もうダメ人間まっしぐらです。でも、なんだか今年は冬の癖に天気が悪いですね。普通太平洋側は、西高東低の気圧配置に守られて、寒くて乾燥してるけど、空の高い天気の良い日が続くのが普通だと思ってましたが、このところ週末は毎週のように雨。とりあえず有馬記念が終わったら、大掃除をしようと思ったのですが、来週頭までぐずつきそう。
今日の予報気温だと、夜雨降ったら、雪になりそうですね。積もらないといいのですが。
有馬記念を観戦してから、にしむら家のクリスマス会に行っていたら、こんな時間になってしまいました。更新はまた明日。
有馬記念は思い入れだけで応援していたファインモーションは残念ながら5着。でもアメリカンボスに賭けたつもりで買っていた枠連1−5が当たってしまって(しかも今年一番の大当たりだ)複雑な気分。まーファインモーションには来年もあるさ。そう思いたいの。実は前日の中山大障害も相方に頼んでいて、ワイド(一番人気・・・だとは知らず、知ってる馬だけを買っていた)で取ってたので、この土日の収支は初めてプラス(しかも回収率200%以上)。ますます止められない<競馬。こうしてダメ人間はますますダメ人間になっていくのでした。
クリスマス会はご飯食べた食べた。壊れた西村さんが面白かったです。
今日はクリスマスイブ。でも昨日の「笑っていいとも!」では、誰かが「明日はクリスマスですからねー」と言っていました。違います、クリスマスは25日なのです。前から思っていたのですが、日本では、「○○の前日」とか、「○○が行われるまで」が結構重要ですよね。クリスマスイブ然り、大晦日然り。最近言わなくなりましたが、土日の週末の前の「花金」なる楽しい金曜日の夜然り。実は学園祭でも一番盛り上がるのは前夜祭じゃないかと思う今日この頃。歌にもあります、「もーいくつ寝るとお正月」。そうなのです。その行事そのものを楽しむよりも、それがやってくるというワクワク感のほうが重要なのです。遠足のエピソードに必ずある「遠足の前の日の夜、楽しみで寝られなかった」とかもその典型。あと○日っていう看板も、きっと何かがやってくることのワクワク感を増幅させるための装置なのでしょう。そいつが来てしまったら、もうそのことは忘れて、次のカウントダウンを始めるというのは、日本人の特徴なのか、それとも人間の性なのか。
なんでもいいのですが、明日はクリスマスなのでした。
大掃除も大体めどがついたので(相方はまだ不満なようだけど)、昨日は2日遅れのゆず湯にしてみました。そうだ、銭湯でもゆず湯ってやってるのかなあ。
昨日は寒い中、商店街ではあちこちでクリスマスケーキやローストチキンを店頭で売ってました。あまりにかわいそうなのでケーキ買おうかなあと思ったのですが、よく考えるとクリスマスは明日だし、明日のほうがケーキは安い。売れ残りに福来る(ちょっと違う)。やっぱり明日にしようと思い直したのでした(<鬼)。何の売れ残りにしよーかなー。
というわけで、昨日の我が家のメニューは鍋でした。だって沢山お野菜送られてきたんだもん。
少しづつ更新してきたのですが、まとめて。まずは7日にメフィスト賞受賞作生垣真太郎『フレームアウト(仮)』。あらすじを読んだ感じでは面白そう。そして雨宮町子『私鉄沿線』が15日。題名からしてちょっと期待。そして北森鴻の陶子シリーズ『緋友禅』が文藝春秋から下旬。ミステリマスターズから北村薫『街の灯』。大沢在昌『心では重すぎる』は新書落ち。永井するみ『唇のあとに続くすべてのこと』は恋愛もののよう。こちらも楽しみ。
結局観に行ってしまいました。銀座テアトルシネマは異常に混んでましたが、渋谷のシネマライズは15分前でも余裕で入れました。2階席お勧め。
監督: フランソワ・オゾン
出演: カトリーヌ・ド・ヌーヴ, エマニュエル・ベアール, イサベル・ユペール, ファニー・アルダン, ヴィルジニー・ルドワイヤン, リュディヴィーヌ・サニエ, ダニエル・ダリュー, フィルミーヌ・リシャール
配給: ギャガ・コミュニケーションズ 2002年/フランス/カラー/111分学生であるスゾンが帰ってきて、再び一家が顔をそろえた家族。ところが、その一家の主人が何者かに背中を刺された状態で発見される。雪に閉ざされた家は、外に出ることもできず、電話線は何者かに切断されていた。そして、犬が吠えなかったということから、犯人がこの8人の女の誰かであると結論付けた彼女たち。それぞれが腹の探りあいを始める
典型的な雪の山荘殺人事件なのですが、一風変わっているのが、妙に雰囲気が明るいこと。なんだか一家の主が殺されたっていうことが忘れられているんじゃないの?といった感じ。普通嵐の山荘っていうと、この中に犯人がいるとわかった途端、「次は自分がやられるんじゃないか」、という疑心暗鬼に陥り、互いを疑ってドツボに嵌るというパターンと、それによって生じるドキドキ感がつきものですが、この映画はミュージカル仕立てということもあって、そういう部分は全く無いんですよね。思ったのとちょっと違ったかな。結末は案の定。こういうの読み慣れてる人間なら、最初から「あー」って思っちゃうと思うな。いわゆるガチガチのミステリー映画を作りたかったわけじゃないんでしょうね、この監督は。原色を多用したかわいらしい衣装とか、女たちのいがみ合いとか、いかにもフランス映画的な複雑な登場人物関係(しかも性的つながりが多いところがまたフランス映画か?(笑))とか、楽しめる場所は別にあるように思いました。
角川文庫が出てました。島田荘司『最後のディナー』と、篠田節子『第4の神話』が文庫落ち
昨日は半日だけ仕事が入っていて、大学へでかけたついでに、東京駅まで。年始に相方の実家へ行くための往復新幹線の券をインターネットで予約していたのですが、「当日は混むから早めに引き換えてね(はあと)」というメールがえきねっとから届いたので、まずはそれの引き換えです。東京駅には、えきねっとで申し込んだときに使ったクレジットカードを入れて、自動発券してくれる機械が置いてあります。年末年始の予約に来ている人が長蛇の列を作っているみどりの窓口を尻目に、誰もいないその自動発券機で発券。非常にスマート。同時に乗車券も購入することができました。JR東日本の新幹線(東北・長野・秋田かな?)なら、自動発券することで割引されるようです。是非一度お試しあれ。
そしてメインイベントのミレナリオ会場の方向へ行こうとしたところ、ちょうど点灯される時刻でこれまたものすごい人。21時までやってるというし、お腹がすいたので、みんなとは逆の大手町方向へ。JAビルの地下にあるカレー屋さん(おすすめ)で腹ごしらえ。ちなみに大手町では、まだクリスマスツリーが飾られていました。とっても綺麗です。
その後、カメラを三脚にセットして、行ってきました。ミレナリオ。写真とその他攻略法?はこちらで
東京駅→大手町→東京駅→有楽町駅→再び東京駅と歩いたら、疲れてしまいました。ので、丸ビルでひと休み。ベリーベジーフレーバーズで、500円(!)のフレッシュジュースを飲んでみることに。いろんなミックスジュースが並んでいるのですが、せっかく500円も出すなら、絶対他ではなさそうな変なジュースにしようと思い、ピーマン&オレンジなるものを注文すると、「あーピーマン無いんですぅ」という答え。それってピーマン売り切れってこと?それとも、あまりにも人気薄でメニューに載せてるけど、実は売ってませんってやつ? 仕方が無いので、小松菜にチャレンジ。小松菜&バナナ&ミルクというのと、小松菜&オレンジというのがあったのですが、バナナミルクを飲む気にはならなかったので、やはりオレンジに。出てきたものは、見た目は青汁、でも飲むとちょっと青臭いオレンジジュースでした。パインも入ってたのかな。うん、結構おいしいかも。それにしても、スーパーで買ったら小松菜は1束で200円前後、オレンジだって5個で390円とかじゃないですか。ちょっとジューサーが欲しくなった片桐でした。
1ヶ月遅れていた乙一『さみしさの周波数』が出てました。やはり1月1日発売というのはこの辺りに店頭に並ぶものですね。
鏡餅も飾ったし(しかし餅よりも上のみかんのほうが大きい)、カレンダーも全部2003年のになったし(来年は未年だけど、競馬仲間[笑]にいただいたJRAのカレンダーはやはり馬)、あとは月曜日に最後のごみだしをすれば大体終わり。
なんだか子供の頃ってお正月っていうとものすごく楽しみだったのです。うちは祖父母の家も近いし、どこに行くわけでもなく単なる寝正月だったのですが、街はお正月ムードだし、お年玉もらえるし、なにより長い休みだし、テレビも特別番組やってるし。が、ここへきてどうでしょう。年末年始ほどいまいちな休みは無いのです。秋葉原のパーツ屋は「28日が最終営業日です」とか書かれてるし、休みでも競馬はないし(明日は大井で東京大賞典だ!)、31日はせっかく終電が遅くなるのに、映画館では「31日のレイトショーはありません」。大掃除もしなくちゃならんし、お年玉はあげなくちゃならない。元々テレビは見ないから、特番見ててもつまらない。歌番組なんて、いつもちょうどつけたところに平井堅が出てるのは何故?平井君しか出てないのか?きっと紅白もつけたところが平井堅な気がする。
どっちかっていうと、来年の10日からの4連休のほうが楽しみな片桐でした。
昨日ははるばる遠方から帰還された雫さんを迎撃するため、軍鶏鍋を食べに行ってきました。よく考えると遠くへ仕事で行ってしまってから3年、帰省する日にはいつも会ってる気がする<雫さん(笑)。で、その前に映画。渋谷は土曜日にも関わらず、いつもより空いているように感じました。もう里帰りをする人は東京を離れ始めているのでしょうか。実は正月って都内が一番空く日なのかも。映画は、前に予告編で見てチェックしてた『キス★キス★バン★バン』です。
監督: スチュワート・サッグ
出演: ステラン・スカルスガルド, クリス・ペンほか
配給: ギャガ・コミュニケーションズ 2000年/イギリス/カラー/101分殺し屋のフィリックスは、そろそろいい歳である自分の能力に限界を感じていた。ある日、見習いのジミーを「もう一人前だ」と組織に認めたのを機に、引退を表明する。しかし次の職を探さないと、先立つものが全く無い。さっそく知り合いにかけあったところ、一度も外に出たことの無いババ(33歳!)の「子守」をすることになった。
殺し屋が大人の男の「子守」に転職。そんな奇想天外な設定も、笑えるくらいステレオタイプな組織も、「家族とは愛とは現実の中でどういうものなのか」というテーマの前に見事に溶け込んでいて、手放しで笑えるし、泣ける作品。まじでおすすめ。たまたま観にいこうと思ったけど、題名だけじゃきっと見落としてただろうと思うだけに、非常にラッキーな拾いものをした気分です。いろいろ書いてしまうと勿体ないので、是非映画館へどうぞ。シブヤ・シネマ・ソサエティで上映中。上映開始15分前で十分座れます。女性専用席あり(前過ぎたので座らなかったけど)。
昨日は地方競馬の有馬記念、東京大賞典を観に大井競馬場へ。いつもの気分で行ったら、大井町で無料バスを待つものすごい行列ができていました。というか、全く競馬を知らない人々が、この行列は一体何?という顔。色が全体的に鈍い色で、ディズニーランド行きバスを待っている列でないことは確か、という感じ。
メインレースはパドックを見ていたら、あっというまに締め切り25分前。そこから買うのに15分。とにかく恐ろしいまでの混雑振りです。っていうか、これだけの男の人が集う場所っていうのも珍しいのでは。ちなみに私は相方と3回はぐれました。ふと見ると、すぐ前やすぐ後ろを歩いていたはずの相方がいなくなってるのです。それくらいの混雑。結局「はぐれたら、この看板の前」と「帰路→」と書かれた柱の前を指定する始末。メインレース前に相方の職場の後輩(競馬仲間とも言う。ので私も知ってる)と待ち合わせたり、ゴール近くに行こうとしたりしていて相方とはぐれ、結局私はほぼ最前列で(笑)レース観戦してたのでした。後ろのおじさんが「幹夫ー差せー」って叫んでるから、ミッキーも買っていた私も一緒に「させさせー」と叫んでいたのに、カネツフルーヴ@松永幹夫は全然後ろのほうでした。ウソやん。
まー面白かったのですが、唯一はずしたJRAの馬(ビワシンセイキ)が2着に来ちゃって、見事1着3着に賭けた私は負けました(T_T)。有馬の勝ち分さようなら。やはり悪銭身につかず。
競馬仲間と浜松町で別れた後、相方のネット関係じゃない(笑)友人(でもなぜか私も知ってる)がコミケに仕事で来るとかで、突然「東京に着いた」という電話。3人で夕食を食べたのですが、コミ宿と呼ばれるコミケ御用達の宿に予約を入れた彼は、「なんだか風呂には入りましょうとか、身だしなみは他の人に不快感を与えないようなものにしましょうとか書かれた小冊子が送られてきた」と言ってました。コミケって一体・・・。というか、そういう人たちをまとめて泊めるコミ宿恐るべし。ちなみに国際展示場(?)で今日までだそう。
ちかれた。