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昨日の予告どおり、ウィスキー&ミステリーのレポ。
今回、この企画は5回目だそうですが、私のほうは毎回応募しつつ(京都のも応募したのに・・・)いつも外れての5回目。今回も見事外れたのですが、なんとこのページを見てくださってる方から、「行けないのであげます」と言われて、ようやく行けたのでした。ありがとうございました>Sさん。
会場に入って妹は、開口一番「でさ、ウィスキーとミステリーって何の関係があるわけ?そのコラボレーションの意味が不明だよ」
確かにそのとおり。実はウィスキーとミステリーの間には、サントリーという見えないリンクがあって、ウィスキー→サントリー→ミステリー大賞→推理作家協会という微妙な関係があるのでしょう。たぶん。きっとそこがもう「謎」なのです。
出演者は、「謎2002」のブレンダーである桐野夏生、『ミステリ・オペラ』でダブル受賞の山田正紀、新本格から酒豪代表我孫子武丸、そしていつもの北方謙三、大沢在昌に、ナビゲーターは剛爺こと逢坂剛。
それぞれ近況報告などがありましたが、新刊情報はあまりなく(^^;。北方謙三氏の『水滸伝』はもうすぐ9巻が出て(最後まで構想は決まってるそう)、大沢在昌氏の『標的走路』が12月に復刊するとか。
第1部は「謎2002ができるまで」といった感じで、それぞれのブレンドコンセプトから、どんなブレンデッドウィスキーができたかを、サントリー山崎蒸留所のマスターブレンダー輿水氏を交えて語るという趣向。それぞれこだわりがいろいろとあって面白いのですが、話を聞いてて飲みたくなったのは、北方謙三氏の『サクラサク』。後熟(*1)後のことまで考えたのはオレのだけと豪語されるウィスキーはどんなもんかと。
ただブラインドでそれぞれをテイスティングして、1位2位を投票したそうですが、自分のブレンドがわかったのは、輿水氏曰く「高いモルトをふんだんに混ぜた」逢坂剛氏だけだったそうです(笑)。確かにわからんよなあ。
休憩中は、『謎2002』がロビーで振舞われました。一口ストレートでいったのですが、やっぱりきっついですねぇ。ロビーには氷とマドラー、そしてお約束の「南アルプス天然水」が置いてあったので、即席水割り。ちゃんと13回半まわしましたよ(*2)。相方の趣味で、我が家は非常に個性の強いシングルモルトのスコッチウィスキーがほとんどなもので、やはりブレンデッドだと飲みやすいと思いました。私の苦手な妙な甘みもなく、『謎2001』よりも好み。ブレンド直後は刺々しい感じだったそうですが、4ヶ月の後熟を経て、その角が取れた感じになったという輿水氏の評。そこで出たのが昨日書いた、北方氏の名言
桐野も4ヶ月くらい樽にいれておけば?
会場爆笑。
休憩後は会場も壇上もいい感じに酔ってきて(つまみなしでウィスキー入ってますからね)、砕けた感じになってきました。後半の第2部は、6人が応募の際に出た質問に答えるという形で、質問を読まれた人は、6人のサイン入り著作+アルファが貰える趣向。しかし、いずれも劣らぬ長い著作、上下巻2セット含む計8冊をくれるって、単なる嫌がらせじゃないかと思ったのは私だけでしょうか。でも『砂の狩人』はまだ買ってないから欲しかったな。
質問はどちらかというと作家に対するというより、飲み会の質問大会に近いようなもの。意外に盛り上がる質問もあったりして結構楽しめました。私も酔ってたので、笑ったなあというのは覚えてても、詳細忘れちゃいました・・・あはは。おぼろげながら覚えてるのは、最近手書きの原稿で提出する作家が少なくなって、そのうち出版社も手書きの原稿は受け付けてくれなくなるんじゃないかと心配する大沢氏に、宮部みゆきさんが「私が原稿打ちますよ」と言ってくれて、「日本一時給の高い原稿打ちだなあ」と思ったという話。その後の「宮部みゆき著って書いたほうが売れるんじゃないか?」という茶々も笑えたのでした。
作家って一口で言っても、作風も違うし、年齢も違うしで、それぞれ個性があって面白いですね。ただ、大沢在昌氏、北方謙三氏の2人が際立って話が面白かったし、ツッコミも見事で、この2人のトークショーならまた行ってもいいかなという気がしました。元々原稿に向かって文章を書く人たちですからね。しゃべりがうまいって人は少ないのかも。
昨日はいまいちなお天気。どこかに紅葉でも見に行こうかと言ってたのですが、そんな気にもなれず。
しかし、久しぶりに相方も土日が休みなので、ちょっと買い物に出かけようとしたのです。すると、相方の履こうとしてる靴下、なんだか踵のところが擦り切れて穴が開きそう(というか、踵全体の布が無くなりそう)になっています。
キミのその靴下、もう捨てなよ。
そんなことを言ってました。しばらくして、私が台所に立っていると、
アンタのその靴下こそ捨てなよ、ボロボロやん。
と相方の仕返し。「なんでさ」と私は切り返しました。「キミのは、もう踵が穴開きそうになってるんだよ」。すると相方
アンタのはもう穴が開いてるんだよ
あ、あれ?慌てて踵を見ると、確かに両方の踵に穴が開いてたのでした。
全然気づかなかったぜ。
前にも言ったような気はするのですが、妹は鼻血なやつです。なんでもないのに、突然鼻血が出る人です。血は繋がっているはずなのに、私は対照的に鼻血を出したことのない鼻の強い人間なのですが、妹は何故あんなに鼻血が出るのでしょう。
先日会ったときも、「また鼻血出しちゃったよー」というのです。何が原因かというと、「会社が暑い。パソコン多すぎ」
ふうん。暑いと鼻血が出やすいものなのでしょうか。
そんな妹の最近のピンチな鼻血ナンバー1は、常務にはんこを貰いに行ったときのことだとか。印鑑を押してもらおうと下を向くと、「あ、やばい!」。鼻血に慣れている妹は、感覚で鼻血が出ることがわかるそうです。フガフガと押しとどめようとしたのに、押しとどめようとした手が血だらけ。常務がビビって、
か、片桐君、だ、大丈夫?
そりゃ言われるわな。鼻血って何で出るのでしょうね。
東野圭吾『ゲームの名は誘拐』が出てました。完全に犯人側から書いた誘拐小説だそう。期待。そして松尾由美『スパイク』も帯を見ると面白そうで、思わず手に取ってしまいました。どちらも楽しみ。また、宮部みゆき、綾辻行人、瀬名秀明がそれぞれ編集した『贈る物語』が出てました。箱入りのほうは見なかったのですが、どれも厚い・・・。面白そうなのですが、厚さに躊躇。しかも入ってるのは短編(長くても中編)だしなあ。と思ってとりあえず見送り。
昨日はよく靴を踏まれる日でした。痛いって言ってるのに、謝りもしない人は嫌いです。
今週はなんだか日程の立て込んでいる週です。あれこれやりくりしたら、週末まで全部埋まってしまった・・・。自治会の集金もしなくちゃ(忘れないようにメモ)。学生さんたちは、ただいま学園祭シーズン真っ只中。外が騒がしくなってきました。今年もいろいろ来るみたいですが、結局知らないまま終わってしまうんですよね。
今、中国から留学生(と言ってもずっと年上の人なんですけど)が来ているのですが、彼女曰く、
そのお祭りは、何のためにするのですか?
うーん、学園祭って何のためにあるんだろ。単にお祭り騒ぎがしたいだけ?ちなみに北京大学では、五四運動で学生が蜂起したことを記念してお祭りがあるとか。日本の学園祭とは随分毛色が違うようです。
集英社文庫が出てました。五條瑛『スリー・アゲーツ』、熊谷達也『漂泊の牙』が文庫落ちです。
今日はボジョレーヌーボーの解禁日。もうそんな時期なんですね。年末恒例『このミステリーがすごい!』の発売日は12月9日のようです。そうそう、今年も東京ミレナリオが12月24日(火)から行われるようです。相方が混雑大嫌いなので、相方が仕事の日にカメラを連れてこう(笑)。あるいはまた試験点灯を狙うか・・・。来週からは、他でもあちこちでクリスマスイルミネーションが点灯するようで、Yahoo!でもクリスマス特集がお目見え。いよいよ年末ですね。
昨日も書いた中国人留学生さんは、日常会話はほぼ日本語でできるのですが、最近新聞で拾った「知らない単語」の意味を教えてくれと言います。一体どこで見たのか、「内縁」と「千歳飴」。そして、最近流行りの単語である「拉致」。とくに拉致問題については、相手が中国人なだけに、なるべく政治的な意味は避けて話すのに苦労したり。改めて日本の言葉を説明するのって、面白くもあり、難しくもあり。私は逆に中国のことをいろいろ聞いているところです。
学園祭中は、大学もいつもと違った感じ。大音量ロックを聴きつつ仕事する日。
昨日はいろいろやってたらちょっと遅くなってしまったので、切れていたコーヒー豆を、いつもの店(*1)で買えませんでした。しかし今日飲むコーヒーが無いなんて耐えられません。仕方なくドトールで豆を買うことに。お金を払って、レシートを受け取ろうとすると、店員さん
あ!おめでとうございます!
え、何が?もしかして、コーヒー豆タダにしてくれるのかしら。私は期待しました。すると、
レシートに当たりが出たので、コーヒーMサイズ無料券として使えます!
うーん、びみょー。
2日続けて大荒れのGIを見て、お腹いっぱいの片桐です。
髪を切ったあと、映画を観にいこうと思ってたのですが、結局時間的にうまく合わずに断念。ちなみに『ショウタイム』を鑑賞予定でした。ヘアサロンでその話をしたら、
「えーまじですか、あれ観にいくって言った人初めて見ましたよ。」
えーそうですか。来週までやってるかわからないから、相方が夜勤のときに行こう・・・。最近アホアホ映画気分なので、チェックもそっちばっかり。『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』もその一環。今後もディカプリオ主演の"Catch me if you can" (12月公開の『ギャング・オブ・ニューヨーク』ではない)とか、『キューティ・ブロンド』のウィーザースプーン主演"Sweet home Arabama"あたりの日本ロードショーを楽しみに待っている片桐です。あ、もちろんキング・オブ・アホアホ映画の『マトリックス・リローデッド』は基本です(笑)。一方で『ラスト・プレゼント』を観なくちゃ(イ・ヨンエが出てるし)と思ってるあたりが弱いのですが・・・。
我が家の近くに、救急病院があります。実家の頃も救急病院がありました。救急車のサイレンというのは、あまりに環境になじんでしまって、ほとんど気になりません。
昨日は考え事をしていたら、赤信号をつっこんできた救急車(サイレンつき)に轢かれそうになりました。
あぶない、あぶない。
というか、歩行者が青信号かつ横断歩道を渡っていて、信号無視は自動車側、なんていう場合、100%自動車の責任になると思うのですが、サイレンつき救急車の場合はどうなるんだろう。
もしや、
「その場で救急車に乗せてもらえる特典付き!」
で終わりなのか?「行列のできる某相談所」に相談しなくちゃ。
株式系メルマガでスクウェアとエニックスの合併を知った片桐。インサイダー取引も噂されてるようですが、この2社の合併というのはゲーム界では結構衝撃だったのでは。ファイナルファンタジーとドラゴンクエストというのは、内容的に似てることもあって(似てないというマニアの方のツッコミはご遠慮ください)、常に対抗、ライバル的に見られてきたわけですが、その決着は思いもかけない方法でやってきたのでした。
ファイナルファンタジーX2で、睡眠魔法は「スリプル」から「ラリホー」になってることに1万点。
新潮文庫が出てました。梶尾真治『黄泉がえり』って、映画化されるから文庫化なんですね。これは結構おすすめですよ。
11月刊行予定だった恩田陸『蛇行する川のほとり(1)』と、鈴木光司『地殻』(は再度)刊行延期で12月になるようです。講談社ノベルスから黒田研二の新刊、西澤保彦の新刊が刊行。私は読むかどうか迷うところですが、福井晴敏『終戦のローレライ』が同じく講談社から10日。カッパノベルスからクイーン兄弟の名前で出していた二階堂黎人・黒田研二コンビの『白銀の惨劇』が出るそう。これも微妙・・・(笑)。栗本薫の久々?伊集院シリーズがこれまた講談社から20日。そして、恩田陸(だけに本当に出るのかも不明)『ねじの回転』が集英社から5日刊行予定です。
昨日は雫さんが出張で戻ってきているというので、突然飲み会。えびまよまいうー。しかし昨日は遅かったもので、今日は眠い・・・。雫さんはちびっと長髪になってたのでした。話題は最近結婚したDEK君どうしてるのかなーとか、奥さんは○○○っぽいっとか、こういう集い?に連れてこないかなーとか。そこで西村さんのひと言。
えー来るかなー。だって一般人なんでしょ。
え、我々は一般人じゃないのですか・・・?
確かに、他の人が最近話題の芸能人の話をするのと同じように、2ちゃんねるの話題が出ちゃうのは、一般人じゃないのかもしれないですけど。
しかし、ここに集まった人々も、もう会って4年とか5年とか経つんです。ネットの友人って1年会わなくても、掲示板やメールでやりとりしてたりするから、久しぶりでも気にならないのもあるのですが、それにしてももう5年ですか。ネット関係者でも、それぞれ携帯の番号も住んでる家も知っているというのは珍しいですが、ネット上ではつながりがある人がそれぞれ同じだったりするので、「あの人どうしてるかなー」とか「最近見ないねー」とか言うのも、ネット関係者だったりするんですよね。不思議なつながり。