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北朝鮮に20年以上も前に連れ去られてしまった人々が、昨日ようやく帰還(あるところでは「復員」以来の感動的帰国とか書かれてた)。連れ去られた当時は20代だった人々も、みんな40代になってしまったのですが、遺伝子っていうのはすごいですね。蓮池さんとか、お兄さんのしゃべり方そっくりだと思ったのですが。
私のように、小学校のときに転校してて、中学・高校と私立の一貫高だったりすると、地元っていうのは無いに等しいのです。だから、20年ぶりに会うのに小学校の友人とかが(どこまで親しいのかは別として)沢山出てくるっていうのは、羨ましいことかも。
彼らには、今の日本はどう映ってるのでしょうね。
しばらくサボっていた書店チェックですが、再開。文庫が次々出てました。幻冬舎文庫で取りこぼし。浦賀和宏『地球平面委員会』、鯨統一郎『悪魔のカタルシス』も出てました。講談社文庫では綾辻行人の短編集『どんどん橋、おちた』、北村薫『盤上の敵』(おすすめ)が文庫落ち。光文社文庫からは佐藤正午『ジャンプ』が文庫落ち。文春文庫は、篠田節子『ゴサインタン』(双葉文庫でも出てましたね)刊行、北森鴻『闇色のソプラノ』が文庫落ちです。
文化庁が国内作品を翻訳して、世界に紹介する事業をするそうで、来年度の2年間に訳す作品の選定結果が公表されてました。
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驚いたのが、いわゆる文豪と呼ばれる人の作品ばっかりじゃなくて、結構新進ミステリ作家も含まれてるんですよこれが。
特にプッシュなのが
島田荘司『占星術殺人事件』
他にも、北方謙三、逢坂剛(できれば百舌シリーズがよかったけど、『斜影はるかな国』でした)、夢野久作などなど。夏目漱石や芥川龍之介みたいな教科書常連作家ばかりでないところがいいですね。でも占星術ですか(^^)。いえいえ、私は非常に感動しましたけどね。確かに新本格ミステリの代表作ではあるのでしょうけれども。
でも宮部みゆきはいないのね。
昨日、「携帯って小さくなったよねえ」なんていう年寄りくさい会話をしてしまった片桐。
今ちょっと悩んでいることがあるのです。というのも、相方の携帯はドコモ。私の携帯はJ-PHONE。何故J-PHONEにしたのか、っていうのは、前にも書きましたが、私が契約した2年半前の当時、ドコモの契約数が一気に増えて、つながりにくくなってたので、2番手(?)のJ-PHONEは「つながりやすい」というのをウリにしてたからなのです。ちなみに当時は「つながりやすい」はプロバイダの選択基準にもなってましたが、今はそんなことを言う人なんて誰もいませんねえ。
話が逸れました。本当は私がドコモにすれば、家族割引とかが効くし、3分話せば相手に10円とかいう変なサービスを申し込むこともできます。明らかに家計からみた携帯料金の負担は安くなるはずなのです。が、しかし。
2年も使っていると、番号を変えるのは面倒くさい
というこれまた非常に大きな壁が。というわけで、1年間放置されてきたのですが、なんとなくiモードも使ってみたいというこれまた「メカフェチ」な理由もあったりして・・・
お悩みモード。
しかも、最近の新しい機種は、新規契約でもあまり安くならないんですね。それにFOMAとか要らないし・・・。
うーん。
体験談、情報求ム。
Suicaイオカードで余分に運賃を徴収されている例があるとか。確かに、Suicaって触るだけなので、これって間違って2度触れたことになったりしないのかなーと不思議だったりもしたのです。やはりそういうこともあったのですね。さすがデジタルというか、Suicaの番号が公表されていて、申し出れば返金してもらえるんですって。あれ、私、該当期間中に両国駅に行ったよ!と真剣にリストを見ましたが、よく考えたら帰りは大江戸線に乗ったので、両国駅から入場はしてなかったのでした。
みのもんたってこんな早朝からテレビに出てるんですね。爆笑問題もそうですけど、一体いつ寝てるんだろ。
二階堂黎人『宇宙神の不思議』、ソウヤー『イリーガルエイリアン』、重松清『小さき者へ』が出てました。
フレッツADSLになって1週間ちょっと。かなりネットの使い方が変化したかも。というのも、今まであんまり見ていなかった(興味もあまり無いと思っていた)ストリーミングコンテンツを結構見るようになったのです。思ったよりブロードバンドコンテンツと呼ばれるものは増えてるようで、映画の予告編ばっかりではなく、音楽のラジオとか私の耳にはCDとかとそれほど遜色ないくらいの音で聞けたりするし、確かにこれじゃ聞き流すための流行曲シングルなんて売れないだろうなと思ったりもして。
最近のお気に入りコンテンツは、TBS News i。ベストタイム、ニュースの森、News23の録画ストリーミングがあって、かなり鮮明にニュースが見られます。あと、エイベックスのネットラジオ。CDかける代わりにパソコン動かすときにバックで流しっぱなしにしたり。
まだこれで10Mbps。今後100Mbps、1Gbpsなんていう通信速度が普及すれば、テレビもインターネット配信になるかなあ。28800bpsから8000000bpsまで7年。デジタル衛星よりも、そっちのほうが普及が早いんじゃないかな。同じ日、同じ時間に同じコンテンツを見るっていう視聴行動も徐々に変化してくんでしょうね。
ちなみに「その1」は2002年TCK東京盃の3連単1→7→8。
日曜日はいつものようにGIテレビ観戦。しかし!
武豊、1番人気を背負って開始1秒で落馬!。同時に2ちゃんねるの競馬板も落ちる大波乱。
昨日の京都では武豊騎乗9回、連対率100%。先週の秋華賞でも見事な勝ちっぷり(いや、見事に走ったのは馬だけど)を見せてただけに、悲鳴をあげたのは実況アナウンサーと私だけではないはず。しかも
って直前のメモで書いていたのに買ってない自分に腹が立つ。ちなみに今回5頭にしぼってワイドをボックスで買ってたのですが、その中に入れてた14番メガスターダムとあわせて、ワイド7−14なら払戻し12170円でした(T_T)。
観客は、勝利ジョッキーよりも、落馬した武のインタビューを聞きたいと思っていたほうに5000円。
新人ジョッキー井西泰政が交通事故死。そして笹沢左保が、癌で死去。訃報が続きます。井西は新人で斤量が軽かったので何度か賭けたし、笹沢左保は父が好きで、家に本があったので、昔は結構読みました。残念です。合掌。
このところ、ニュースというと拉致被害者の話ばかりですが、今日はどこへ行ったとか、明日はどこへ行くとか、そんなのばかりで、北朝鮮で彼らはどんな暮らしをしてるのか、とか、北朝鮮ってどんなとこなの?って話はほとんど出てこないですね(私が知らないだけかしら)。情報量が多い割にたいした内容じゃないし。なんとなく情報操作的な匂いを感じてしまうのは私だけ?
でも、経緯はどうあれ、北朝鮮で24年間も暮らしていて、朝鮮語しか話せない、北朝鮮でしか暮らしたことのない子供たちもいるのに、「来月には永住帰国しろ」って言われても、戸惑いますよねぇ。24年も暮らしていれば、当然周りにも友達とかいるでしょうし。仕事もあるのでしょうし。日本に帰国したからといって、いつまでも親の世話になるわけにもいかないでしょう。日本も不況の真っ只中で、40歳を過ぎた彼らが、仕事だってまともに探せるかどうか(当然国が援助するんでしょうけど)。
毎日カメラに追いかけまわされて、少々戸惑い気味の彼らを見ながら、そんなことを思ったのでした。
いよいよ明日、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』発売。都内では今日の夕方には店頭に並ぶのかと思ったら、23日に「大手書店が早朝発売する」という記事がasahi.comに。あれま。ということは今日の入荷はなし?どっちでもいいけど、一体いつ読むんだ>自分。
川端裕人『竜とわれらの時代』を発見。そろそろ荻原浩の新刊も出てるかな。
『ハリーポッター』第4作、本日発売。都内では大抵「発売日」と呼ばれる日の前日夕方には入荷していて、店頭にも並ぶものですが、今回の「発売日」はかなり厳重なもののようで。Bookwebでも「店頭での発売開始は10月23日(水)です。 22日(火)にご来店いただいてもお渡し出来ません。ご了承願います。」との但し書きが付くほど。実は私は、あんな大きな本、しかも2冊も買って帰るのが面倒、と思って、随分前にbk1に予約注文してしまったのですが(*1)、それも19日に「出荷のお知らせ」が来て、クロネコヤマトの荷物問い合わせによると、21日には発送しているようなのに、昨日は来なかったのです。おそらく届け日指定になってるのでしょう。
なんとなく本の発売日というより、ゲームの発売日みたい・・・。
bk1からのハリーポッターは、朝9時ごろやってきたそうです。夜勤明けで休みだった相方は、朝から宅急便に起こされたようで、非常に不機嫌でした。
昨日は帰りに本屋に寄ると、既に大学近所の本屋ではハリーポッターは売り切れのようでした。家の最寄り駅まで来たら、いつもは1日遅れで新刊を入荷する個人書店が、店頭で「ハリーポッター入荷!」と販売してました。そこまで大騒ぎするほどすごい本なのかなあ(買っておいてなんだけど)。
帰りの電車で、高校生っぽい男の子たちが話してます。仮にA君とB君としましょう。なんの気なしに聞いていると話題はハリーポッターへと移っていきました。
A:「そういえば、今日ハリーポッター買って帰ろうかな」
B:「あーDVD?」
A:「いや、新しいのが出たんだよ。『ハリーポッターと炎のゴブレット』ってやつ」
おお、題名も正確。おそらくA君は普段から本を読むほうなのでしょう。対してB君は・・・
B:「えー本なんか読んで面白いのかよ」
A:「なんだよ、本読まないの?」
B:「全然」
衝撃の告白。彼らのすぐ隣で本を読んでいる私は、なんとなく肩身の狭い思いです。
B:「なんで読むの?面白いわけ?」
面白いってば。こんな面白い娯楽を逃してるなんて、あんた人生損してるよ。私はA君の答えに期待します。
A:「だって、国語できなくなるじゃん。本読んでないと読解力がだめになるってよ」
!?そ、それだけ?それだけのために本読んでるのか、君は。見損なったよ、A君。単純に面白いって言おうよ。受験戦争恐るべし。
確かに本読みの間で、国語で苦労したって話は聞いたこと無いけどね。
あー私も見事にワープロ変換の罠に嵌ってました・・・。>Kashibaさん、フクさん。笹沢左保氏ですね。申し訳ありません。訂正して、改めてご冥福をお祈りいたします。
『ハリーポッターと炎のゴブレット』の他、42歳の課長が17歳歳下のキャリアガールに恋をするらしい奥田英朗『マドンナ』、不本意な異動をさせられながら会社を辞められない荻原浩『神様からひと言』刊行。切り口は違ってもどっちも会社小説ですね。楽しみ。
なんか突然忙しいモードに突入して、「1日にやること」を付箋に書いておいても全く終わらず。もともと私の仕事のひとつに「質問受けマシーン」ってものがあって、途中でシリーズ名が変わった(そういうの勘弁してください>出版社さん)、本じゃなくて、石碑の写しを何枚もに分割した資料だった(・・・)、ギリシア語のこの文字は、アルファベットにするとどれ?(世の中にはいろんな言語があるものです)なんていう質問を受けまくり、あれこれツールや資料を出してきて渡したり、わかりそうなホームページを紹介したりしてる時間が長いのです。たまらず、使えそうなページはリンク集にして「ここで見て」っていうメールを流したり。。。
で、忙しいときに限って、そういう変な本が沢山来て、質問の量も増える。しかも明日の会議の資料だ、事業計画の打ち合わせだ、なんてのも頻繁に入る。ちょっと前なら、もう少し手が空いてたのに、何故仕事は全部一遍に来るのでしょう。なんで?どして?
すみません、愚痴でした。
角川文庫が出てました。あまり周りでは評判よくなかったけど、私は面白いと思った貴志祐介『青の炎』が文庫化。あとハードカバーで、五條瑛『きみの夢はもう見ない』が刊行。
そんな風に開き直っているのって見たこと無いなあ。某局の人気お天気キャスターは「確実に晴れます」とか言ってたのに見事雨だったことあるし。
このところ雨が多くていやになっちゃう。週間予報では晴れマークの行列だったのに、3回雨が降ったりするし。しかも行きだけしか降ってないこともあって、現在2本の傘を職場に置きっ放し。馬場状態も悪くなるから、武が落ちたりするしー(<それは違う)
お天気予報じゃなくて、「お天気予定」になって、お天気を自由に左右できるようになる日は来るのでしょうか。連休はいつも晴れ。月によって雨の日数が決められてて、梅雨の時期は割り当てが多いから、週に1回「晴れの日」があったり、冬の太平洋側や真夏は割り当てが少ないから、週に1回「雨の日」があったり。もっと予定が立てやすくなるのにな。
今日から東京国際映画祭。気づいたときは、チケット売り出しが始まってて、めぼしいのはみんな売り切れになってました(T_T)。
本格ミステリマスターズ第2回配本が発売されてました。今回は加納朋子『虹の家のアリス』と折原一『倒錯のオブジェ』。あと、C-Novelsが出てました。森博嗣『スカイクロラ』、北村薫『覆面作家の愛の歌』(文庫あり)が新書落ち。
忙しいと言っていたから風邪をひいたんじゃないか、とか、いや、競馬で全財産を摩ってしまって夜逃げしたんじゃないかとか、ご心配をおかけしたようですが、無事生きております。すみません。単なるサボリです。忙しかったのは本当で、土曜日までは普通に仕事、日曜日はお馬さんを見てたので、疲れを取るためにたまにはいいかなと思って。どのくらい疲れたかというと、隣の駅で降りなくてはならない電車で、思わず座ってしまったら、1つ先の駅まで乗り過ごしてしまったという程度です。
もう1日休もうかと思ったのですが、各方面からの圧力(^^;に負けてUP。メイン更新は今週末までお待ちください。今のところ、ソウヤー『イリーガル・エイリアン』奥田英朗『マドンナ』荻原浩『神様からのひと言』(<おすすめ!)が控えていて、あと現在桐野夏生『ダーク』(重い・・・いろんな意味で)を読んでます。
先週土曜からの動きを簡単にまとめますと、土曜日の夜はふみあきくんと今後の日本国政について意見交換をして(笑)、焼肉を食べ、翌日天皇賞は考えすぎて負け、ハリーポッターp. 390のワナは見事回避、急激に寒くなった気候のせいで、夜中は相方と無意識に毛布の争奪戦をしているといったところです。
気が向いたら徐々に書きましょう。
今週は結構本が読める週でございます。暇なときより、忙しいときのほうが本が読めるのはなぜでしょう。
昨日桐野夏生『ダーク』と、石田衣良『骨音』が出てました。いよいよ恩田陸『ロミオとロミオは永遠に』が出るみたいですが、もう見たかたいらっしゃいます?