01年2月後半号
2001年2月
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01年2月16日 (金)

やっぱり新しモノ好き?

最近ちょっと通話料が高いので、プランを見直そうかとJ-PHONEのページを見たりしてたら、携帯ってすんごい進化してるんですね。私の持ってる携帯は、約2年前に3000円で買った恐ろしく古いもので、一応メールは使えますが、タイマーで電源は入らないし、文字が大きく液晶は小さく見づらいし、当然J-スカイウェブとか見られません。気づいたら周りの着信音もなんだかすっかり変わってしまってるし、J-PHONEのはカメラがついたり、カラー液晶がTFTになったり(っていうか、そんなのは要らないのですが)。。。でもちょっとだけ新しい携帯に惹かれているのです。先日、秋葉原で機種変更っていくらぐらいなのかなと思って聞いてみたのです。機種変更の手数料が1000円で、それと機種自体の値段があるようで、新しいものは当然高く、古いものは安い。ちなみにこれならおいくらですか?と最新よりひとつ古い携帯を指差すと、「何年お使いですか?」と聞かれました。そうか、使ってる年数によって値段が違うんだ。私は「2年ぐらいです」と言いました。するとお姉さん、「2年未満ですか?2年以上ですか?」・・・・そんなに重要なのか?「ええ、2年で値段が変わります」じゃあ、ちなみに2年以上ならいくらなの?と聞くと、2年以上なら7000円弱、2年以下なら1万円弱だとか。そんなに違うのか。帰って請求書を見ると、1年7ヶ月・・・・えーん、あと半年。どうしよう、待って3000円得するか、それとも買い換えるか。

さすが秋葉原、何故か通りの前に「携帯モックアップ!」と書かれた店頭用見本(当然動かない、ケースだけ)が300円で売られてました。一体どうやって使うんだ。

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01年2月17日 (土)

世間様は

週末だそうですが、私には週半ばのような感じがいたします。実は2週間連続勤務っていうのは就職して以来初めてなもので、一体どこまで持つのか少々楽しみ。

昨日、隣の部署の方がいいもの見せてあげるというので行ってみると、なーんと「メール読みマウス」!!当たったんだそうです。本当に当たる人いるんですね。そのお家、お兄さんがデスクトップパソコンを買ったら抽選でバイオノートが当たったとか。めちゃめちゃ籤運良いんじゃないですか?今度のロト6を塗りつぶしてもらおうかしら。

で、メール読みマウスなのですが、「メ〜ルが〜来てるよ〜」って歌うヴァージョンのやつで、宣伝そっくり(というか同じものなのですが)。とってもかわいい。今度試してもらおう。楽しみ〜。

[椰子の実の立ち読み]:悪問だらけの大学入試 : 河合塾から見えること

悪問だらけの大学入試 : 河合塾から見えること / 丹羽健夫著
集英社, 2000.12
(集英社新書)

大学入試の季節です。皆さん1年間必死(?)に勉強して大学に入ろうと頑張っている時期です。ふとこの季節になって思い出したのですが、河合塾が「大学入試請け負います」という発表をして大議論になったのを覚えていらっしゃいますでしょうか。実際入試問題作成は20校程度あったそうですが(大学名は伏せられている)、そんなにまずいことなのかな。もちろん問題漏洩の危険はあるわけですけれども、それは通常の場合でもあるわけで、そこまで含めて信用でやっている予備校のほうが安全っていう見方もあるわけですし。あるいは、大学独自の問題をつくるべきなんて方、いらっしゃいますけど、大学の先生って超専門分野が狭くて深いわけで、まるで重箱のすみをつつくような問題しかできないわけですよ。そうすると「あれは問題が悪い」だの「高校の範囲を超えている」だの文句を言うじゃないですか。ちなみに私が今の職場を受験した前年の入試問題に対する予備校の評価。「重箱の隅をつつくような超難問・悪問。難易度測定不可」といったことが書かれていました。両方の意見を同じ人が言ってたりするのが始末が悪いのですが、そう言う意味では予備校にアウトソーシングしてしまうっていうのは一つの手ですよね。もちろんそれで受験生のある程度の教養を測った後、何らかの大学独自の色を出すのはいいと思うんですよ。小論文書かせてみたりとか、面接したりとか。丸投げしちゃうのはどうかと思うのですが、もともとテストを作るのが大学教授の仕事じゃないわけで(しかも教員免許も持ってないのに、高校の学習指導要領に沿わなくちゃならない)、餅は餅屋、専門家にまかしてしまってもいいんじゃないでしょうかね。

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01年2月18日 (日)

[movie]クリムゾン・リバー

昨日は怖いと評判のクリムゾン・リバーを観てまいりました。新しくなった日比谷スカラ座、椅子も広いし綺麗で感激。映画のほうは・・・

閉鎖環境にある山の中の村で、奇妙な死体が発見された。両手が切断され、眼球はない。しかも胎児のような形に縛られていた。凄惨な拷問の跡に仰天した地元警察は、パリの特捜班に捜査を依頼する。

最初からとりあえず画面は気持ち悪いのですが、指定映画じゃないのでその辺り「カル」ほどじゃなかった気も。でも私はあの音楽と効果的な死体登場シーンにどきどきしてしまいました。どちらかというと怖がらせるのが主体で、ミステリーとしては多少ツメが甘かったかな。まあこういう系の映画では仕方がないのでしょうね。かなり強引なつじつま合わせも目に付きました。とりあえず怖がりの人はどきどきしながら見られるので、私みたいな人にはちょうど良いかもしれません。全体的にフランス映画的な笑いがあって、そこそこよかったと思います。

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01年2月19日 (月)

結局

携帯を買ったのです。というか、機種変更したのですが・・・。NEC製のJ-N03にしました。折りたたみがよかったのと、TFTでもカメラ付きでもないシンプルなところが気に入ったもので(笑)。でもやっぱり新しい携帯ってすごーい。超面白いおもちゃです。っていうか、半分以下の機能しか使わないし、使えてないのですが、それでもいろいろできるのが面白いかも。電話帳は移行してもらったので、特にやることもないのですが・・・。まあいいや、きっといろいろできるでしょう。楽しみ。

昨日は日曜出勤。というわけで、こんな時間に更新をしていますが、来週も週末は家にいません。次回更新は26日月曜日です。よろしくお願いいたします。

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01年2月20日 (火)

これって何だっけ?

昨日は最後の最後で、ナショナルジオグラフィックDVD-Video(上映権付き)セット(ダンボール箱1箱分)と格闘することになり、早く帰るという野望はおじゃんに。今日こそ早めに帰ろ。

先日、妹が作ったというパンが朝食に出てきました。「結構おいしいのよ」と母親。確かに柔らかくて、アーモンドのスライスが乗っていて、そこそこいけます。しかし、なんだか甘いのです。「ふーん、面白いパンだね」と私は言っておりました。

そして先週末。妹が「来週はパンなんだ〜」と言っているのです。「あれ?この前あんたの作ったっていうパン食べたけど」と私は聞きました。すると妹、

あれってスポンジケーキなんですけど。

あ、やっぱり。しかし自分の負けを認めない母は、未だにパンだと言ってます。

[椰子の実の立ち読み]:インターネット中毒 : まじめな警告です

インターネット中毒 : まじめな警告です / キンバリー・ヤング著
毎日新聞社, 1998.8

もう2年も前の本ですが、当時よりも事態は深刻になっているのかも。この頃はまだ日本もインターネットというと高かったですよね。繋げば繋ぐほど料金がかかるし、電話代も馬鹿にならないし。このところ急速に定額化が進んで、それこそ自宅で1日中繋いでいても月5000円くらいになってきました。先日読んだ「ライフスタイル調査報告書」でも、夜中に起きている人の数が増加傾向にあるという話で、その中にはこういう「インターネット中毒」患者も多いのではないでしょうか。アメリカでは多くの人間がこの中毒症状によるセラピーを受けているそうです。あらゆる中毒症状と同様、本人が中毒だと悟るのは難しいとか。IT革命とかいうインターネット絶賛の嵐の影で、実はこんな人たちも多くなってるのかも。

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01年2月21日 (水)

地域限定

最近地域限定商品って多いですよね。最初は何だったのか、よく知りませんが、私が初めて見たのは北海道限定プリッツでした(何味でしたっけ?)。長野はりんご、大阪はたこ焼き、博多は明太子だったような。ポッキーもありましたね。何やかやと結構あちこちのを食べているのですが・・・。ちなみにこれらはグリコのネットショップで購入可能です。

ただ、最近あまりに地域限定商品が氾濫しすぎて、ちょっと間違った商品も多いですよね。これ絶対要らないみたいな。昨日ケータイWatchを見ていたら、こんなキティが。っていうか、マリモになってどうする>キティ。ちょっとカエルちっくになってる猫、キティ。ところがさらに上手が。こんな加藤茶。う、あまりにも・・・。

っていうか、何でも地域限定にすりゃいいってもんでもないでしょ。

[椰子の実の立ち読み]:素顔の宰相 : 日本を動かした83人

素顔の宰相 : 日本を動かした83人 / 冨森叡児著
朝日ソノラマ, 2000.12

再び首相が変わりそうな感じですが、次の総理大臣は誰になるのでしょうね。人気投票では野中広務や橋龍再任なんていう声もあるようですが。。。うーん。首相っていうのは、どういう人がいいのでしょう。とにかく失言が無ければ・・・なんていう冗談はともかく、実際の細かいところは官僚がやってしまうでしょう。強力なリーダーシップを発揮して、日本経済を立て直してくれる人がなるといいんですけど。

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01年2月22日 (木)

ひゃっくり

いや(ひっく)、何がきっかけだったか(ひっく)、気づくとこんな風にひゃっくりが(ひっく)、止まんなくなったりすることありませんか?(ひっく)。

失礼いたしました。私は横隔膜がいかれているのか、よくこうしてひゃっくりが止まらなくなることがあるのです。緊張してなんとか止めようとするのですが、止めようとすればするほど出てくるひゃっくり。ふと気を緩めると大きな音でひっく!ってなったりして超恥ずかしいのです。子供の頃から、私はあらゆるひゃっくりの止め方を研究してきました。息を等間隔で吸ったり吐いたりする方法、上を向いて豆腐の原料を考える方法、鼻をつまんで水を一気飲みする方法。どれも最初は結構うまくいくのですが、慣れてきてしまうと効かなくなってしまいます。

昨日、私がまたひゃっくりに苦しんでいると、後輩が変な方法を教えてくれました。右手で拳骨を作り、それを頭に乗せて、飲み物を一気飲みするのです。さっそく試したのですが、頭に拳骨を乗せる格好がおかしくて、お茶が飲めません。散々笑っていたら、なんとひゃっくりが止まりました。おーすごい。しばらくはこの方法を使おう。

頭に拳骨を乗せた変な女がいたら、それは私かもしれません。

[椰子の実の立ち読み]:中央省庁再編ガイドブック : 新旧両引き

中央省庁再編ガイドブック : 新旧両引き / 中央省庁改革研究会編集
ぎょうせい, 2000.10

中央省庁が変わってから約1ヶ月が経ちましたが、いまだに慣れません。総務省が難しいなあ。自治省・総務庁・郵政省が一緒になったんですよね。会社の総務みたいな感じ?農林水産省と経済産業省を分けた意味はどこにあるのでしょうね。食糧と経済は違うからなのかな。環境省とか良い人っぽい感じ?名前が変わっただけって言われないように頑張ってもらいたいものです。

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01年2月23日 (金)

ではでは

11日間連続勤務もようやっと終わり。今晩から旅行に行きます(^^)。というわけで、気が向いたらここも更新しますが、最悪次回更新は2月25日の夜ということになります。よろしくお願いいたします。

某所に行こうとしたら、25日から思いっきり国立の試験なんですね。宿を取るのに苦労してしまいました。どこに聞いても「満室です」って言われるので、一体どうしたのかと思って考えた末、25日のことを思い出して、「あー試験か」と。私は考えました。まだセンター試験も終わってないこの時期から満室ということは、恐らく旅行会社がおさえてるんだ・・・そこで、私は旅行会社で受験生用の宿プランを見てみたのです。案の定「ご用意できます」。っていうか、本当に受験生で埋まるのかしら。甚だ疑問。

[椰子の実の立ち読み]:厳選評価世界のワイン : ワイン・バイヤーズ・ガイド

厳選評価世界のワイン : ワイン・バイヤーズ・ガイド / ロバート・M・パーカーJr.
講談社, 2000.12

ワインを買うための手引書。たかが酒を買うために、4分冊もの本(しかもどれも分厚い)が出ていること自体が、お酒は嗜む程度の自分には驚異的なのですが、特にワインについては煩い人が多いですよね〜。結局のところ「自分が美味しいと思えるのが一番美味しいワインである」っていうのが本当のところらしいのですが、世界中のワインを試すわけにもいかず、こういうのに頼るのもまた一興といったところなのでしょうか。
ワインの買い方では、ボトルを見てどういうワインが良いか悪いかの見方を教えてくれています。コルク栓が押し上げられてるのはダメとか、沈殿物が出来ているのは古い赤ワインでは当然のこととか。料理とワインの取り合わせの話も出ていますが、どの料理にはどのワインっていうのは嘘とは言わなくても、単なるゲームみたいなもので、ばかげたことだそうですよね。私も随分前にそれを聞きましたが、ここにもやはりそう書いてあります。「あるコース、あるタイプの料理に適切なワインを供する要領は、最も過剰に定式化された分野のひとつで、ワインの楽しみにとっても料理の楽しみにとっても全く有害である」だそう(なんとなく翻訳が変な気がしますが、原文のまま)。マスコミやにわかファンによって作られてしまった幻想なのでしょう。ひとつ面白いことが書いてあります。フランスの一流シェフは、当たり年よりもハズレ年のホルドーやブルゴーニュを仕入れるんだそうです。なぜかというと、食事の中心はあくまで料理で、ワインではないからだとか。ヴィンテージワインは、味が豊かで力強く、料理から注意を逸らせてしまうって、なるほど納得。また、料理に応じた簡単なワインの選び方は、相反する味のものをあわせるといいそうです。強い味のものにはさっぱりしたもの、すっきりしたものには強い味のワインだそうです。それはそうですよね。日本料理でも、濃い味の料理の後の口直しにさっぱりした酢の物なんかが出てきたり、フランス料理も甘いお菓子の後に、シャーベットが出てきたりしますよね。それでは強い味のワインはどれかな・・・という場合にこういう指南書は役に立つのではないでしょうか。

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01年2月24日 (土)

東京方言?

先日「ひゃっくり」という話題を書きましたが、「ひゃっくり」じゃなくて「しゃっくり」じゃないかというご指摘をメールで受けました。昨日後輩Bにも「しゃっくり」だと言われました。大辞林で調べたら、やっぱり「しゃっくり」が正解でした。私は「しゃっくり」か「ひゃっくり」か迷ったのですが、「ひゃくえん」を「しゃくえん」と言ったりする東京方言かもしれないと思って「ひゃっくり」にしてしまったのです。深読みしすぎてしまいました(と言い訳してみる)。

先日のしゃっくりの話を同期Aにジェスチャーつきで話たら、やっぱりおかしいと大爆笑。ネタの提供元である後輩Bはとっても不満そうです。私が「だっておかしいじゃん、この格好」ともう一度やったら、

片桐さんがやると、サルっぽいんですよ〜

ひ、ひどい・・・。

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01年2月25日 (日)

文字の区切り

昨日もちゃんと日記を書いたのに、いざアップしようとしたら、WCE_FTPの試用期限が切れてて、なんとファイルの送受信が出来なかったのですね。すみません。昨日の分も一緒にUPしてますので、見たい方はバックナンバーをクリックしてください。また、予告どおり、全体更新は明日します。

昨日の夜は知り合い4人で焼肉。無茶無茶肉食べましたけど、東京の半額って感じですね。安かった。珍しく本の話題なんかしたりして。一人が「新・太平記が結構面白かった」と言ったんですね。するとG君が「何?シンタイって体のこと?」って言うんです。一瞬G君以外の3人の上に大きな?マークが飛び交います。何で体が出てくるわけ?と考えたとき、私は気づきました。彼は区切り方を間違えてる。

身体兵器じゃないって。

でも、そっちのほうが面白そう。

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01年2月26日 (月)

再び

白梅@北野天満宮というわけで、先週末は京都へ。冬の特別拝観めぐりをしてまいりました。ちょうど梅の時期ということもあって、北野天満宮にも寄ったのですが、白梅・紅梅ともに7分咲き。綺麗でしたが、あと1週間遅くてもよかったかな。また旅行記を書くかもしれません。

昨日は空は晴れてるのに、間歇的に吹雪というすごい天気で、山の上のほうは白くなっていました。残念ながらお寺や庭が白くなるほどではなかったのですが、京都っていうのは不思議なところです。はい。

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01年2月27日 (火)

お抹茶プリン

観光地っていうのはお土産ものがたくさんあるものですが、京都っていうのは特に多い気がするんですね。定番の八つ橋、宇治茶のほかにも、キーホルダーだの、ちょうちんだの、あちこちで沢山売ってます。

ちょっと目についたのが、お抹茶プリン。なんですか、テレビか何かで宣伝されてたんですか?あちこちで山積みになってて、しかもパッケージがかわいいので、なんとなく食べたくなるではないですか。私は踊らされちゃならない、と思ったのですが、結局駅構内で見つけて買ってしまいました。「類似品にご注意ください」とまで書かれて、買わないのもなあ(やっぱり根はミーハー)。

帰ってきて食べたのですが、うーん、そんなにめちゃめちゃ美味しいかしら。私が想像していた味とはちょっと違う。もう少し甘いか、もう少し抹茶か、どっちかにして欲しかった。

でも、やっぱりパッケージがかわいらしいので許す。

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01年2月28日 (水)

うるさい客

昨日は職場の人の送別会。と言っても、あんまり大きな会ではなくて、内輪で職場の近くの飲み屋でこじんまりとやったのですが、参加者のうち私を含めた3人が、声がでかいのです。たった6人なのに、50人はいるかという大騒ぎ。外まで聞こえる大声で話してたら、なんだかお店の人の対応が冷たかったんですね。「あのおねえちゃん、機嫌悪い」ってまた誰かが大声で言うから、きっと聞こえていたに違いありません。とってもいやーな客でした。はい。

その所為か、今日はなんだか耳が痛い・・・。

[椰子の実の立ち読み]:ワイヤレス通信の新技術Bluetoothガイドブック

ワイヤレス通信の新技術Bluetoothガイドブック / 宮津和弘著
日刊工業新聞社, 2000.8

今をときめく?Bluetooth。最近よく記事でも見かけるようになりましたが、確かに何でもいながらにしてできるというのは便利ですよね。特に新幹線とかの予約がこういう機能で携帯=きっぷみたいにできれば本当に便利。正に未来の技術という気がします。しかし、ふと思ったのです。この本に「Bluetoothのある一日」と題してある女性の一日の仕事の様子が例として書かれています。確かに、こんな風にどこにいても会社と連絡をとり、情報をやりとりできれば便利なこともあるでしょう。しかし、逆に言うとどこにいても会社に繋がれているという感じは否めません。そう言えば、父親がこんなことを言っていました。「昔は大阪出張っていうのは泊まりだったんだけど、最近は交通機関が発達して、大阪辺りじゃ日帰りだな」そう、交通網・通信網が発達することで、結局人間はさらに忙しくなっているではないですか。前はできなかったからやらなかったことが、できてしまうために負担になるってなんだか皮肉。本当にこうした技術で「便利」になっているのかしら。なんて、なんだか現代情報社会に乗り遅れたおじいさんみたいなことを考えてしまいました。

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