01年1月前半号
2001年1月
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01年1月1日 (月)

あけましておめでとうございます。

初日の出皆様、あけましておめでとうございます。この文章がUPされているということは、私は無事新世紀の幕開けを目を開けて過ごすことができたということです。めでたい、めでたい。

何はともあれ、本当に21世紀がやってきました。ドラえもんの誕生まで、あと112年です。「2001年宇宙の旅」に、現実が追いついてしまいました。ええと、去年の日記を見ると、1月1日に抱負を書いているので、今年も何か抱負を書きましょう。

映画「2001年宇宙の旅」を見る。

実は観たこと無い。

皆様にとって新世紀が素晴らしいものでありますように。

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01年1月2日 (火)

21世紀への手紙

1985年。筑波万博で2001年のあなたに葉書を出しましょうという企画があったのですが、覚えていますでしょうか?昨日は森総理に当時の首相であった中曽根さんから手紙が来たということなのですが、うちの従姉弟のところにも来たらしいんですよね。小学校1年生だった従弟の手紙には「もう22歳ということは、大人の僕ですね。小学校1年生の勉強は簡単です」なんていうことが書かれていたそうです。いいなあ。私も妹も当時出しているのですが、当時住んでいた水戸の住所に出してしまったので、届きませんでした。郵便局の人もがんばっているそうですが、もう引っ越してから10年以上が過ぎているので無理かなあ。。。うう、私も当時の私の手紙をみたい。

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01年1月3日 (水)

一般参賀

昨日は一般参賀の日だったんです。しばらくぶりに皇居に行ってきました。結構早めに行った所為か、めちゃめちゃ混んでいるというわけでもなかったのですが、相変わらず物々しい警備です。荷物をチェックされた後、全員ボディチェックまでされるんですよ。私はコートのポケットにいろんなものを入れるクセがあるのですが、昨日はガムとヘアピン入れてたんです。それでもわかるんですね。「こちらのポケットに何を入れてますか?」って言われました。。。よかった大量のレシートのゴミ捨てといて。警察のおねえさんに「こちらのポケットに何を入れてますか?」と言われて、

ゴミです。

とは言えないですよねえ。

結構地方から来た団体の観光客とか(一般参賀ツアーなのか?)、外国人観光客とかがいて、一般参賀っていうのは上野のパンダと同じなのかと思う今日この頃。結構面白いですよ〜。行ってないかたは是非。

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01年1月4日 (木)

今日から仕事始め

正月休みも終わり。今日から仕事始めと言う方も多いのではないのでしょうか。お疲れ様です。うちも、父と妹は今日から仕事だそうで、「あー5日も休みがあったけど、早いな〜」とぼやいてました。私はあと5日休みなので、何も言えません。

とはいえ、今日も一番早く起きているのは私なわけで、ついでに言うと、昨日一番早く寝たのも私で、私の場合、休みでもそうでなくてもあんまり生活時間帯に変化はないってことですね。

本当は正月の休みまでに積読を消化する予定だったのですが、なかなかそうもいきませんね。大掃除したり、忘年会やったり忘年会やったり、忘年会やったり。。。だったので、結局そんなに読み終わりませんでした。あともう少しの休みでどうにかしなくては。

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01年1月5日 (金)

セール

昨日は髪の毛を切りに行ったついでに、お買い物。セールが始まっていて、デパートはスンゴイ人です。いつもならガラガラのお店に超満員の客。安いって言っても、普段は1万5千円のスカートが1万円になってる程度なのですが、まあそれでも2枚の値段で3枚買えるわけで、前にどっちにしようか迷って諦めたスカートを見つけて買ってしまいました(笑)。ちょっと得した気分?っていうのは、きっとカードの請求を見るまでだと思うのですが。

その一方でイトコにお年玉をあげなければ・・・。えーん、私もお年玉欲しいよう。こういうとき、上って損ですよね。もらえなくなるのも早くて、しかも下にあげなくちゃいけない。そんな愚痴を言ってたら、母親

「あんた、ボーナス貰ったでしょ」

うう、それとこれとは違うような。

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01年1月6日 (土)

[movie]初恋のきた道

昨日は混んでることで話題の中国映画「初恋のきた道」を観てきました。やっぱり平日だったこともあってか、思ったよりは混んでいませんでしたが、もともと100席程度しか無いル・シネマ、席はあっという間に埋まってしまいます。観たい方はお早めに。

父が亡くなった。都会で暮らしていた私のところへそんな知らせが田舎から来た。慌てて帰ると、憔悴した母がもう2日も父が働いていた学校から離れないという。40年前。村に初めての教師として赴任してきた父に、母は一目惚れし、毎日心をこめて弁当を届けていた。

もー泣ける泣けるとあれだけ言われてたのに、やっぱり泣ける映画でした。ここまでベタな展開でやられると、ツッコミ入れながらも泣けますね。泣いてる自分にさらにツッコミ入れたくなるような。でもこれって、主役を選ぶのに気を遣っただろうなあと思います。よくこんな映像にぴったりの主役を見つけてきたな〜と感心。本当、誰でも「可愛い」と思えるような女の子ですよね。映画としても、ものすごく綺麗な映像に、ものすごく純愛なお話でした。殺伐とした映画を見飽きた方におすすめ。

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01年1月7日 (日)

ブレーカー騒ぎ

昨日はお家でのんびり。そろそろ普段の生活時間帯に戻さなければ・・・なんていう時期ですが、私の場合いつもと全然変わらないので、まあこのままで大丈夫かな。仕事が始まると昼寝ができないのが痛いかも(笑)

昨日はそうやって、本を読みつつごろごろしてたのですが、本を読んでいるといきなりブツン、と電気が切れたんですね。いやあもう真っ暗で。本を読むどころじゃないんですよ。仕方なく起き上がって、「何?どうしたの?停電?」と居間に出て行きました。すると母親「ブレーカーが落ちちゃったわよ〜どうしてかしら?」・・・あなたどうしてかしらって、電気使ったからでしょ。ブレーカーを元に戻すと、点けていた明かりと、待機状態の電気製品すべてに電気が入りました。さあ、これからが大変。

「こっちの時計直して〜」だの、「ちょっとレンジの表示が全部ついたままになっちゃったわよ」だの。極めつけ。

「あっちの部屋(妹の部屋)のステレオが、いろんな色にピカピカ光ってるんだけど、止めてくれない?」

・・・そんなのわかんないよ・・・。ちなみに夜遅くに帰ってきた妹と、「あれ?なんでステレオの電源入ってるの?」「いや、今日ブレーカー落ちてさ、ピカピカ光ってるよ〜って言われたんだけど、よくわからないから放っておいたの」「もー電源切ってよ」というものすごく低レベルな会話をするはめになったのは、私の所為ではない。
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01年1月8日 (月)

雪!

東京は昨日の夜からすごい雪です。昨日は外にいたのですが、すーんごく寒くてホントに雪ふるのかも〜と思っていたら17時ごろからちらちら。帰った23時過ぎには、ものすごい大雪になってました。いや、雪国の雪に比べると大したことは無いのですが、それでも首都圏でこれだけの雪が降ることは珍しいので、びっくり。そう言えば今日は成人の日。いっつも成人の日って雪降ってたような。今年はもう雪が見られないかなと思っていたところだったので、ちょっと嬉しかったり。でも寒い・・・。

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01年1月9日 (火)

お土産の行方

昨日は、高校時代の友人である宮部小牧さんのコンサートに。高校時代から歌は上手かったのですが、本当にソプラノ歌手になってしまうとは思ってませんでした(笑)。高校時代の懐かしい友人にも久々に会って結構楽しかったです。アンコールでは私も大好きな武満徹の「小さな空」も歌ってもらえましたし。

そうして、満足で帰ってきたらです。行く前に、前日終翁さんから貰った京都土産を食卓の上に置いていったのです。帰ってきたら食べよ〜と思っていたのに、それが無いのです。あれ?あれれ?

「ちょっと、ここにあったおせんべ知らない?」「あ、それなら俺が食べた」

・・・・がーん。父に食べられた・・・。しかも2つとも・・・。

「うまかったぞ。あれは何だ?」と能天気な父。

何だじゃない!土産なの!

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01年1月10日 (水)

仕事始め。

昨日からようやっと仕事です。あまりに休みが長いと、本当に自分が仕事をしていたのか忘れそうになります。と思いながら職場に行きました。ところが。本当に忘れていたのは、自分が仕事をしていた事実ではなく、去年最後に何をしていたかということだったのです。。私は焦りました。何か続けていた仕事があったような。っていうか、先週の日誌に「○○不具合あり。訂正依頼中」って書いてある・・・。何の不具合だったか・・・。とりあえず溜まったメールに対処をしたあと、一個一個思い出すのが大変。来年はもっとちゃんと日誌をつけておかないと。

後輩Bも元気そうです。同期Aと共に「土曜日に来たとき、生きてんのかな〜って言ってて、日記見たんですよ〜」と言ってます。しかも、「一般参賀って何ですか、一番笑った」という始末。そんな彼女の今年の目標は、私の日記のネタにならないこと。それは楽しみです。

今日は職場の休日でおやすみ。明日からリハビリしつつ仕事です。

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01年1月11日 (木)

50の手習い

ルーターを入れて、妹のパソコンとも繋いだら、妹のパソコン(NECのノート)を使って母がネットを始めると言い出しています(私のパソコンは恐いから触りたくないらしい)。前にも書きましたが、母の周りもメールアドレスを持ってるという友人が増えてきたらしく、母もとうとう電話からメールに比重を移そうと考えているのでしょうか。

しかし、インターネットで風邪(ウィルス)が移ると半ば本気で考えていた彼女ですから大変なのです。自動接続するダイヤルアップルーターを使っているような特殊な環境なのに、「あんたが教えてくれないなら、習いに行く」なんて脅すものですから、私も困るのです。大体Outlookとかで教えてもらっても、そんなソフトは私が設定している家のパソコンからはとうに消えてしまっています。

先日は、妹を脅してぐるなびを見ていました。「このホームって何?」「最初に戻るの」「ふーん。じゃあこの上にあるホームって何?」「それは違うボタン」。。。本当に大丈夫なのでしょうか。

その翌朝。ダイヤルアップルーターを見ると、う、一晩中繋ぎっぱなし?もしや、接続を切らなかったね・・・。ちなみにその日の接続時間。27447秒。今月はまだ10日なのに、いつもの1ヶ月分の接続時間をゆうに超えてます。まあいいか、いくら使っても同じだから。

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01年1月12日 (金)

直木賞候補

直木三十五賞の候補作が決定したとか。

岩井志麻子「岡山女」
重松清「ビタミンF
田口ランディ「コンセント
天童荒太「あふれた愛
山本文緒「プラナリア」
横山秀夫「動機」

だそうです(感想ある分にはリンクはっておきました)。半分しか読んでないのでなんとも言えませんが、私が読んだのは取らないんじゃないかとか思ったり(笑)。天童荒太は「永遠の仔」に続き2回目の候補ですか?常連だった、馳星周や東野圭吾が姿を消しているのは、彼らが本を書いてなかったからか・・・。ちょっとだけ楽しみ。最終の選考は16日。

[椰子の実の立ち読み]:イギリス集合住宅の20世紀

イギリス集合住宅の20世紀 / イアン・カフーン著
鹿島出版会, 2000.10
(ヨーロッパ建築ガイド ; 1)

いいなあ、こういうのを見ると何で住宅事情の恐ろしく悪い日本にいるんだろう自分は、って思いますね。いや、住宅事情が悪いのは首都圏だけで、他はそんなこと無いのかしら。

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01年1月13日 (土)

ものは言い様

昨日は乗ってた山手線が神田で突然止まってしまいました。なんでもアナウンスによると「お客様が倒れています」とか。朝の忙しいときに倒れるなよ〜という感じ。一体誰だと思っていると、私が座っている座席の後ろを何やらがやがやと人が通り過ぎていきます。よく見ると、4人の乗客に担がれた(手足をそれぞれが持っている)おじさん。う、倒れていた人ってあれ?もしや泥酔人?直後にアナウンス。

「急病人、降ろしましたので発車いたします」

後輩の友人が合コンで知り合った人と結婚したそうです。まあ結婚式っていうと、出会いとか、経歴とか言われるわけですよね。でも合コンで知り合ったというのは多少語弊があったようで、

「お友達主催のパーティでお知りあいになり・・・」

まあ、何事も物は言い様ですね。

[椰子の実の立ち読み]:知って合点 江戸ことば

知って合点 江戸ことば / 大野敏明著
文藝春秋, 2000.12
(文春新書 ; 145)

言葉って本当に面白くて、方言の話ってよくするんです。私自身茨城弁バイリンガルな上に両親とも生粋の道産子なもので、方言って出るんですよね。訛りっていうのは日常的に使っているものですから言われなくては気づかないもので、ふとしたことでそんな話をすると、日本という狭い国ながら、やっぱり距離が生む相違っていうのはあるんだなと思います。大学の時は、サークル自体が地方出身者が多くて、特に関西と関東の言葉の違いは面白かったですね。この本にも出ていますが、マクドナルドを「マック」と言うか「マクド」と言うかっていうのは有名なのですが、その線ってどこにあるんでしょう。どんなにテレビが普及して標準語化しても、やっぱり私にとってマックはマックなのですが、関西出身の友人は絶対にマクドと言ってました(笑)。PHP文庫の『「関東」と「関西」こんなに違う事典』、松本修著『全国アホ・バカ分布考』(太田出版)なんて本もあるとか。ちょっと読んでみたいです。探してみよ。

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01年1月14日 (日)

結局雪にならず。

雪が降るとか言ってましたが、結局首都圏はとっても良いお天気です。このところ忙しくて本を全然読んでないのですが、今日もお散歩にお出かけしてしまいます。うーん、このままでは未読本が減らない。。。自分を分割してしまいたい。。。本読む用の小人さんとか、ホームページを更新してくれる小人さんとかいるといいのですが、なかなかそうもいかないようで。ここを見てくださっている方にも申し訳ないですね。すみません、来週はもっと心を入れかえて(いや、入れかえるほど持ってないのですが)、未読本を減らす努力をいたします。来週はいよいよ北村薫の『リセット』や、恩田陸の新刊も出そう。文庫化を待っていた方は、講談社文庫も店頭に並ぶころではないかと思います。そろそろ流通も通常に戻りつつありますね。

[椰子の実の立ち読み]:ロシア料理 : 日本語版

ロシア料理 : 日本語版 / リディア・リャホフスカヤ
美術出版社, 2000

ロシア料理大好き。私は、神保町にある「サラファン」のボルシチが好きです。ピロシキも好き。どっちにしろロシア料理ってどれも美味しくて嬉しいのです。この本は、ロシア料理のイラストとレシピがたくさん載った涎なしには読めない本。特にお菓子が美味しそう。ロシア紅茶も大好き。紅茶自体それほど飲まないのに、ロシア紅茶だけは大丈夫です。食べたことが無い方は是非。

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01年1月15日 (月)

誕生日事典

おととい、偶々テレビで「関口堂書店」を見ていたのです。初めて見たのですが、まあこの時代に本の話題なんていうとあんな感じなのでしょうか。その中で出てきた本に「誕生日事典」っていうのがあって、今度本屋で立ち読みしよう、と言っていたのでした。

昨日、神保町へ行くついでに本屋に寄って探してみたのですが・・・。なんと無い!どこ行ってもない!最初から買う気は無く、立ち読みしようとしているのですから、店員に聞くわけにもいかず、うろうろするはめに。多分占いだろうと見当をつけて行ったのですが、無い・・・。あれって本当に売ってるの?もしかして来週の新刊情報だったのかしら。見たかたいらっしゃいます?

[椰子の実の立ち読み]:2001年日本はこうなる

2001年日本はこうなる / 三和総合研究所著
講談社, 2000.11

こういうのを出すのって勇気が要りますよね。1年後に結果が出てしまうわけですから。まあこんな本をいちいち検証する人間もいないのでしょうか。あくまで予測だからという言い訳もできるわけで(信用は無くなりますけど)、そんなに勇気要らないのかな。

この本は珍しい時限再販本。定価は2001年6月30日まで。なるほど半年も過ぎたら意味が無いってことでしょうか。そう考えると、やっぱり1年後に検証する人間なんて少ないのでしょう。三和総合研究所ではやるのかな。21世紀はこうなる、ああなるなんてよく言われますけど、どの程度正しかったかって、それほど注目されないような。私はそっちのほうが面白いと思うのですが・・・。<やなやつ。

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