00年9月前半号
2000年9月
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00年9月1日 (金)

新OSの読み方

いよいよ8月も終わり、今日から9月。小中高の大部分は今日から新学期ですね。20世紀も残すところあと4ヶ月。遠い未来だった21世紀があと4ヶ月。なんだか不思議な感じです。

さてさて、新世紀に向けてMicrosoftが出すWindows9x系OSの最終版、Windows Millennium Edition日本語版が9月23日に出るらしいですね。既にこの後はWindows NTベースのOSに継承され、MS-DOSから続いているこの系統のOSは無くなるということで、余り見向きされてないような気がするのですが、デザインが可愛くないですか?このOS?そんなことない?新しいモノ大好きな私としては、ちょっと見てみたくもなっているのです。それで、一応周辺機器のドライバ対応を見たのです。ほとんど平気だったのですが、USB接続しているTAがちょっとやばいかもなあ。という感じ。やっぱり気分でOSを入れ替えるのはよくないかも。。。

さてさて、この新WindowsOS、略してWindows Me。このMeをどう読むかという議論をしたという話を以前ここに載せたのですが、覚えていらっしゃいますでしょうか(2000/2/16の日記)。私はMEじゃなくてMeだからミーと読むに違いないと言っていたのを、「いいや、エムイーだ」と何人もの方に否定されました(T_T)。それはさておき、私はMicrosoftにユーザー登録をしているので、Microsoftからダイレクトメールが来るのです。そのメールの一文。

>パソコンをもっと手軽にもっと楽しむためのウィンドウズ、『Windows Millennium
>Edition』が、いよいよ9月23日(土)より発売開始となります。
>愛称は、Windows Me(ミー)

ふふふ、やはり私は正しかった!新OSはやっぱり「ミー」なのです。ムーミンの「ミー」にあやかって、ムーミン仕様のパソコンとか出ないかしらん。

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00年9月2日 (土)

2000円札をもらおう計画

7月20日に発行された新札、2000円札。皆さんご覧になりましたか?うちは父親が持ってきたのですが、なんだかニセモノっぽいですよね。いや、確かに綺麗なのですが、見慣れないせいか、おもちゃみたい。

その2000円札。1ヶ月もすればちまたに溢れるようになるという話だったのですが・・・・今までお釣りで貰ったこともなければ、自分で使ったこともない。見たことありますか?よく考えると、2000年に2000円札、沖縄サミットにちなんだ図柄。せっかく並んでまで替えてもらったし、とりあえず取っておこうかなというのが人情というもの。それに自販機では使えないし、切符券売機もだめ。まずはタンス預金って感じですよね。そのうえ、3000円ですって言われたとき、1000円札1枚と2000円札1枚をとっさに出せない。染みついた習性のために1000円札3枚を出してしまいます。

でも別に2000円札が流通してないわけではないのです。JRなんかでも2000円札を用意しているとか。ということはです、2000円代のお釣りをもらうようなシチュエーションになった場合、もしかしたら2000円札がお釣りとして来るかもしれません。そう思った私は、なるべくお釣りが2000円とか4000円になるようにしてみているのです。この前も5400円の書籍代に1万円を出しました。釣りは4600円。でもやっぱり戻ってきたのは1000円4枚・・・。2000円札への道のりは遠い。

[椰子の実の立ち読み]:爆笑列島「日本の謎」

爆笑列島「日本の謎」 / 千石涼太郎著
朝日ソノラマ, 2000.6

相互リンクさせてもらっている、千石さんの本。
先日(2000/7/7 日の日記参照)で話題にした「メッツガラナ」。なんとこの本では最初に取り上げられています。やっぱり「ガラナを知らずして北海道は語れない」ほど北海道ではメジャーだったのです!ちなみに大学の自販機にあったメッツガラナは姿を消してしまいました(T_T)。

他にも「いばらき論争」(ちなみに地元の新聞は「いはらき新聞」です。)は笑えました。茨城出身ではない私でも水戸に3年いたこともあって、「いばらぎ」と言っているのを聞くと「本当は『いばらき』なんだよ」と言い返してしまうのですが、さすがに訛りの「えばらき」とは言わないな。。。でもせめてアントラーズファンくらいは正しい読み方(「いばらき」)をしてもらいたいですね。そうそう、「えばらき」で思い出したのですが、私の小学校のときの先生が「栄養」のことを「いいよう」と言っていて、転校生だった私は何のことかさっぱり分からなかったんですよね。井の中蛙と言いますが、意外に「これが普通」と思っていることでも、一歩地元を出ると面白かったりすることって多いものですね。

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00年9月3日 (日)

エジプト文明展

今日は上野と横浜で開催されている4大文明展のうち、国立博物館の「エジプト文明展」へ。国立博物館は結構久しぶり。「エジプト文明展」は東洋館の奥に新しくできた建物でやってました。

エジプトから来たさまざまな美術品(当時は美術品だったわけではないですけど)が時代を追って並べられていると、古代エジプトの変遷がわかっておもしろいですね。私がちょっとお気に入りなのはラムセスII世。後世でも尊敬されていたというこの王は、すぐれた建築家としても知られているそうですが、その建築に使った石材、実はもともとあった建造物から切り崩してきたものなのだそうです。。。なんだかどこかで聞いた話(^^)。

大学のとき博物館学取ってたんです。そのせいか、こういう展覧会に来るとついつい導線とか照明とか気になってしまうのですが、混んでたせいもあるのか、ちょっと導線は悪いかなと思いました。時代時代を分けて、その入り口部分に時代の様子をまとめた短いビデオを大画面で流したりするところは工夫されてるなと思ったのですが、全部見ようと思って回るのが難しいのです。だから混んでるところは混んでて、空いてるところは空いてるという。ちょっと勿体無いかなと思いましたね。新しい建物のせいか、照明は良かったです。今回の目玉である黄金のマスクの周りは照明を暗くしてスポットライトを当てることで、金色が映えてました。

ゆっくり回ったら2時間くらいかかりました。あぁエジプト行きたい。次はやっぱりエジプトかな。エジプト文明展は10月1日まで。東京近郊の方で行ってみたい方はお早めに。その後は会場を地方に変更して行われるそうです。国立博物館の次の特別展は中国国宝展だそうで、こちらも楽しみ。9日から国立科学博物館で「ダイヤモンド展」をやるみたいですね。これも面白そう。機会があったら行ってみようと思います。

[椰子の実の立ち読み]:Harlow new town : a plan prepared for the Harlow development corporation

Harlow new town : a plan prepared for the Harlow development corporation / by Frederick Gibberd
Harlow Development Corporation, 1973

ニュータウンというとどんなイメージですか?大都市の近郊にあって、碁盤目状に区画整理された中に、同じような建物が整然と並ぶ、そんな感じですよね。ところがこのHarlow New Town。さすがイギリスというか、ヨーロッパというか。道路が円形なんですよ。まっすぐじゃないんです。蛇行というより円。建物はもちろん四角なわけで、贅沢な土地利用法ですよね。日本は平地が少ないからなあ。北海道ならこんなニュータウンも可能でしょうか。でもその前に需要がなさそう・・・。

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00年9月4日 (月)

明後日の次の日

今マイブームな話題。明後日の次の日。先週上司と話していて気づいたのですが、皆さん明後日の次の日って何て言いますか?私は「しあさって」と言うのですが、上司が「やのあさってだ」と言って譲りません。私の中では「やのあさって」は「しあさって」の次の日なのです。そこで大辞林検索。

しあさって

(1)(東京や主に西日本で)あさっての翌日。
(2)(東京の一部、関東甲信越・北海道などで)あさっての翌々日。

やのあさって

(1)(関東・東日本で)あさっての翌日。
(2)あさっての翌々日。東京の一部などでいう。

そうなのです。私の中では一般だと思っていたあさって→しあさって→やのあさっては東京の方言。本当はあさって→やのあさって(→しあさって)のほうが多数派っぽいのですが、土曜日のにしむらさんとこのオフでは、皆に否定されたんですけど・・・。大辞林、大丈夫か。ちなみに広辞苑にも「やのあさって」は「明後日の翌日」と載ってました。言い方は同じなのに、意味が違うなんて。うっかり使ったら違う意味に取られていることって案外あるのかも。

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00年9月5日 (火)

そごう閉店

急に秋の気配になってきました。確かちょっと前に同じ様なことを言っていたら、その後異常に暑くなったので、こうやって暑い寒いを繰り返して、その間に台風が来たりして、秋になっていくのでしょうね。

昨日たまたま有楽町へ行ったのです。電車を降りようとすると「東京よりの階段は大変混雑していますので、中程の階段をご利用ください」というアナウンスが。国際フォーラムで何かイベントでもやっているのかな、と思ったら、なーんと有楽町そごうの閉店セールのせい。しかも「ただいま入場制限をしております」・・・。1階は出口専用とかで、地下鉄の入り口の方へ回されています。セールとはいえ、これだけの人が何かを購入していけば、かなりの売り上げになるのではないでしょうか。

私は有楽町そごうは通り抜けか試写会でしか使ったことが無いのです(^^;。でも、そごうにこんなに人が入ったのは、開店以来初めてなのかも。床が抜けたりしないかしら。(<平気だって)。方法は変わりましたが、結局のところ国民の血税を使って破産処理をするのですから、なるべく在庫一掃してもらいたいものです。あれだけの人が群がっていると、ついつい私も一緒に入りたくなってしまうのですが・・・きっと人を見るだけで終わってしまうでしょう。そごうが無くなったら、あそこは何になるのかな。

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00年9月6日 (水)

あれもこれも都市伝説?

昨日は涼しいを通り越して、半袖では寒かったです。ぐすん。

まことしやかに流れる噂って実は都市伝説が多いらしいですね。随分前に「山口ナンバーの自動車に注意」という見出しで、山口ナンバーがずらーっと一覧表になったチラシがありましたが、あれも都市伝説だそうで、都市伝説も口裂け女のように非現実的なものばかりでなく、ものすごく手の込んだ悪質な噂もあるようです。

今日は、これは都市伝説なのか?というものを2つ。
1.アサヒビール本社の社員食堂では、ランチにビールがつくらしい。
2.電車に飛び込むと、多額の賠償請求をされる。

1番は誰かから聞いたような気がするのですが、よく考えると社員食堂のランチにビール?という気も。2もよく聞くのですが、こちらは「あれは都市伝説だ」とも聞いた覚えがあって、真相を知りたいのです。というわけで、特に関係者からタレコミ募集(笑)。さて、真相やいかに?

[椰子の実の立ち読み]:オタク・ジャポニカ : 仮想現実人間の誕生

オタク・ジャポニカ : 仮想現実人間の誕生 / エチエンヌ・バラール著
河出書房新社, 2000.5

フランスでも「オタク」は「オタク」なんですね・・・。アメリカでも「オタク」と言うのは知っているのですが、日本発のこの言葉は世界をかけめぐっています(笑)。カラオケとカップヌードルは日本の2大発明とかどこかで言われているらしいですが、「ハラキリ」「カローシ」「マンガ」「ポケモン」ときて「オタク」ですか。なんだか日本文化って誤解されてませんか?いや、誤解じゃないのか、それが日本文化?

ちなみにイタリア行ったときも、「ポケモン」や「ドラゴンボール」はあちこちで見ました。。。。ああ、日本。でも一国の文化が世界に広まるっていうのもすごいことなのかな・・・。

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00年9月7日 (木)

局地的時差

なんか最近POBOXの調子が悪いみたいなので、日記もASAHI-NET内に移しました。

おととい私が目覚ましに使っているCDプレーヤーの元栓を母が抜いてしまい、時計が狂っていたんですね。それを母から聞いていた私は、おとといの夜、時計を直したのです。それで、いつものように4時50分に目覚ましをかけ、10時半に寝ました。

朝目覚ましが鳴りました。ふがふがーもう朝か〜と思って起きあがり、パソコンの電源を入れて洗面所に行ったのです。戻ってきて、さて日記をUPするか、と思ってふとデスクトップ上の時計を見ると、あれ?いつもと短針の位置が・・・?

げ、げげげ。まだ4時じゃん!

どうも前の日に私は1時間時計を進めて合わせたつもりになっていたようです。というわけで、私の起床時間。3時50分。4時でも起きられることが証明されたのでした。。。けがの功名というか、「さようならダイノサウルス」が読み終わりました。うー眠い。。。

[椰子の実の立ち読み]:できる電子メール : Windows版 Outlook Express 5対応

できる電子メール : Windows版 Outlook Express 5対応 / 山田祥平, インプレス書籍編集部編

最近私の周りにはOutlookを使う人間が増えているのですが、こういうのに是非書いてもらいたいのが「HTMLメールは送らない」ということ。初心者向け電子メールの使い方の本っていうのはかなり見るのですが、最近は大体書いてあるかなあと思います。ところが!さすがOutlook Express対応と謳っているだけあって、52章に「表現力の豊かなメールを書くには」なんていう項目があるんですね。勘弁して欲しいです。相手の環境を確認しても、それに例え私がHTMLメールを読める環境にあったとしても、HTMLメールはごめんなのです。なので、HTMLメールを読めるメーラーを今後使うことは無いでしょう。本の囲み記事の中に「HTMLメールを非常に嫌う人も少なくありません」とちょこっと書いてありますが、この言い方は甘いです。HTMLメールを非常に嫌う人は、非常に多いです。今も残る数少ない初期インターネット(HTMLメールは比較的最近ですが)の不文律。多分インターネットに接続したのが早ければ早い人ほど嫌うでしょう。最近はあまり言われなくなりましたが、3,4年くらい前まではメールヘッダーに全角文字を入れないということは常識でした。Subjectは通常英語かローマ字で書いたものです。当然fromの名前もローマ字です。UNIX上のメーラーはヘッダー全角だと文字化けする(した?)んですよ。だからダメ。おそらくヘッダーに全角文字を入れるのを嫌う人も今でもいると思いますので、ご注意を。あと機種依存文字もあたりまえのように使われているのをメールだけじゃなくて掲示板でもよく見かけますが、これもダメです。よくあるのが○に入った文字(特に数字)、あるいはローマ数字を全角で入れる人。こういうのって特にMacの人はつらいでしょう>マックの方々。

インターネット人口は急激に増えて大分市民権を得られるようになりましたが、実際のところあちこちで顔を出していて、発言力もあるユーザーの大半は、やっぱり「パソコンおたく」です。ネットは閉鎖的なムラ社会そのもの。だからそういう細かい不文律ってものすごく大事にされていたりするので注意しましょう。

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00年9月8日 (金)

なぜ日本にはCIPデータが無いのか。

先日ISIZE BOOKの親睦会があり、その中で話に上った文化通信。ISIZE BOOKのウェブマスターをされている吉田さんが連載をされているということで、本の流通の話題になったときに「読んでね」と言われていたのです。読もう読もうと思っていて随分経ってしまいましたが、昨日ざーっと目を通しました。そこで出ていた「新刊のデータベース問題」。詳細は文化通信を見ていただきたいのですが、「同じ新刊のデータなのに、いろんなところが作っている、そんなものにお金をかけるのは馬鹿らしい。」というご意見。その通りなのです。今日は何故日本はいつまでも「あちこちで作る」という作業をしているのか、のお話。

目録はお金のかかるものです。私の日々の仕事は、正にこの目録を作るという作業なのですが、本が紙で発行される以上、デジタルの目録データにするには人力作業がどうしても必要になります。日々何百とくる世界中の本を目録データにするまでに、かなりの人力を割いているのです。当然どの図書館も同じことをやっているわけで、それだったら1つデータベースを置いて、それをみんなでシェアすれば良いじゃないか、という考え方はかなり昔からありました。国立情報学研究所(元・学術情報センター、以下NII)にある総合目録データベースがそれです。いろいろな問題はあっても、そのデータベースを引いて書誌があれば、そこに自館の所蔵をつければよく、自分の図書館のデータだけをNIIからもらい、ローカルのデータベースを作ることも可能であり、かなりの参加館によって利用されています。

なぜ出版社は同じことをしないのでしょうか。特に今のようにDBが発達した時代なら、本を買ってもらうにはデジタルデータをばらまくのが一番なのです。当然オンライン書店では、検索されない本は売れないわけで、データが無ければ刊行されてないのと同じ。どうせなら、どこかの機関が一括して日本の出版物のデータを作り、安価に提供しないだろうか。それは当然出てくる疑問です。

そういうことを考えるのは日本だけではありません。既に世界にはそうしたサービスが存在します。それがCataloging in publicationデータ(通称:CIPデータ)です。CIPデータの提供が始まったのは1971年、アメリカでのことでした。Library of Congress(米国議会図書館:以下LC)は、出版社の協力で、出版社からゲラ刷りの段階で資料をもらい、先にタイトル、著者名、シリーズ名などの目録情報を作成、それをもらった出版社が、そのデータを標題紙裏に印刷する。CIPデータはデジタル情報としてUS/MARCに出版前に収録され、図書館での資料選定や、目録作成の元データとして利用されています。この計画には現在アメリカの出版社2000社以上が参加し、英語による国内出版物の90%以上にCIPデータがついています。アメリカばかりでなく、イギリス、カナダ、ブラジルなど多くの国でもCIPを導入しているのです。洋書(英語)の標題紙裏を見てみると、大抵このCIPデータというものがついています。

日本でもそのCIPというのをやればいいじゃないか、と思いますよね。日本でも紀伊国屋が自社のデータを提供しているということで、吉田さんの記事に、「紀伊国屋がデータの提供を始めたのは義挙だ」という話が出ていますが、商用目的のこのデータはかなり高価であることも書かれています。私が思うに、アメリカの例を見るなら、本当はこのデータを作るのは日本の納本図書館であり、日本の出版物の総目録を作る国立国会図書館がやる作業なのです。出版社と国会図書館が協力し、CIPデータを作成、出版社は出版物を無償で国会図書館へ提供する代わりに、CIPデータを貰う。。。そんな協力関係ができれば、新刊が2ヶ月前からデータベースに入るのも夢ではありません。しかし、日本の出版社はこれを嫌うのです。このゲラ刷りの納本を国家による検閲と考えるからだそうです。なんて勿体ない。予約をかけても「未刊キャンセル」されたり、本屋にあるのにデータベースには無い。。。なんていう状態が続くなら、結局オンライン書店はその分競争に不利を強いられることになるのは必定。日本の出版流通事情が大きく変化するのはいつのことなのか、図書館で毎日目録を作る私としては、興味津々なのです。

[椰子の実の立ち読み]:東京中心部における民間活力導入による再開発の研究

東京中心部における民間活力導入による再開発の研究
森記念財団, 1985.2

3冊からなる都市計画構想の研究。この研究がちょうど15年前、まさにこういう企画が次々行われていた時代ですよね。ちょうど筑波万博が開かれた年です。筑波研究学園都市やMM21、西新宿都庁など、この時期に構想された地区や建物は、皆同じような顔をしているように思えます。土地の値段は上昇しつづけ、バブルの真っ最中のこの時期、構想・計画まではよかったけれど、さて実際工事に入ろうかと思ったら、バブルがはじけて平成大不況。国も企業も破産状態。計画は計画中のまま、いまだに台場の土地は半分以上が荒地です。なんとなくこういう資料を見ると、「バブル華やかなりし頃・・・」という嫉妬とも羨望ともつかぬ言葉が浮かぶのですが、私と同年代の方のご意見が聞きたいものです。

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00年9月9日 (土)

電車が止まったら

昨日、仕事が終わった後出かけたのですが、山手線最近よく止まりますよねぇ。いや山手線ばかりでなく、JRはみんなそうなのですが、みなさん止まったときどうしますか?特に山手線の東側は、平行して京浜東北線、西側は埼京線が走っています。どちらもJRなので、振り替え券をもらわずとも、すぐ乗り換えることも可能です。最近は止まることも多いので、みなさんの反応も早い。「えー、お客様にご案内申し上げます・・・」というアナウンスが入ったとたん、網棚の荷物を取る乗客もいます。

ところが、ここで慌てると損することも多いのです。ここですぐに行動をおこすかどうか、によってその後の通勤環境に大きく影響します。何しろ、元々混んでいる山手線の人間が、全部隣の京浜東北線に流れたりするわけですから、混んでいるのです。一方山手線は一気に空いて、がらがら。思い切って、そこで座って待っていると、良い事もあります。以外に大した事故ではなく、すぐ2,3分で動いたりするのです。

私はトロいので、大抵他の人の行動のすばやさについていけません。なので、空いた山手線に座り、思案。乗り換えるか、このまま待ってるべきか・・・・。どっちかっていうと、待ってたほうが得だったような気がします。。。

[椰子の実の立ち読み]:鉄道重大事故の歴史

鉄道重大事故の歴史 / 久保田博著
グランプリ出版, 2000.6

鉄道の事故ってあまり無いですよね。実際列車による乗客の死亡率は、自動車の545分の1、航空機の104分の1だそうで、日本一安全な乗り物といっても過言ではないのかもしれません。ところが、事故が起きると珍しい上に画像的に派手だったりして、結構記憶に残りやすいもの。余部鉄橋の鉄道落下事故や、信楽鉄道の衝突事故とか、かなり前の話なのにやっぱり覚えてますし、鉄道の重大事故と言って思い浮かぶ三河島の3重衝突事故は、私が産まれる10年以上前の事故です。いまだにこうやって言われるということは、やっぱりそれだけ事故が少ないということもあるでしょうし、事故になったときの被害が大きいということなのでしょう。

ずーっと見ていて、ふと思ったのは、単に走っていただけで脱線衝突してしまった先日の日比谷線の事故がいかに珍しいかということ。実際、過速や風による脱線、人的ミスによる衝突は多くても、こういう被害は世界的にも例を見ないものだそうです。世の中確率的には低くても、絶対起こらないことはないっていう良い例なのかもしれません。

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00年9月10日 (日)

お台場で迷うひろえ

昨日は先輩の結婚披露パーティに出席するため、お台場に行ったのです。アクアシティ内のレストランで、イタリア料理というのを頭にたたき込み、さてお台場についたひろえ。もともと行き当たりばったりの性格、イタリア料理というのはわかっていても、店の正確な名前なんて、覚えて無くても大丈夫さ、と思ってアクアシティへ向かったのです。お台場自体は何度も行っているので、今更迷うことはないのですが、問題はアクアシティについてから。外見ではたいした広さに見えなかったこの建物、中はすごい複雑。しかも案内板を見たら、なんとイタリア料理屋ばっかりじゃないですか。普通なら真ん中にエスカレーターがあって、回りに食べ物屋、一階一階毎に見回せばわかるさ、と思っていた私は甘かった。気づいたら屋上駐車場に出てしまった私は途方に暮れました。仕方ない、家に電話して案内状を見て貰おうと、携帯で家に電話。要領を得ない母親から、階数だけを聞き出し、なんとかたどり着くことができました(T_T)。やっぱりどこかに行くときはお店の名前くらい覚えておかないとだめですね。。。

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00年9月11日 (月)

蚊撃退計画?

昨日の夜、寝転がって本を読んでいた私は、目の端に何か黒いものを捕らえました。むむむ。もしやと目を移すと、どうもやる気の無い飛び方から、ゴキブリではありません。あわてて眼鏡をかけると、本棚の端にちっこい蚊がとまっていました。あ、蚊だ、と思った私。何かで叩こうと、周りを見回しているうちに、ふと気づくとその蚊がいません。ひえーどっか行ってしまった。どうしよう。私は思案しました。このまま夜寝ていると、絶対に蚊に食われる。そうだ!去年買ったアースノーマットがあった。そうなのです。去年同じように部屋で蚊を見つけて、買って1回しか使わなかったアースノーマット。まだ液体も残っているし、多分平気。電源を入れて一安心。でも、1年経ってても効くのかなあ。一応刺されなかったみたいですけど、ちょっと不安。

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00年9月12日 (火)

5教科7科目。。。

国立大学の受験科目が5教科7科目に戻るらしいですね。。。国語・数学・英語・理科(2科目)・社会(2科目)。5教科5科目ならまだしも(実際私は5教科5科目受験しました)、いきなり5教科7科目ですか。大変ですねえ。私の頃は、私大ですと1科目受験っていうのも多かったんですが、やっぱりそれじゃまずいって思ったんでしょうね。まあ私の頃は浪人生がもっとも多い頃でもありましたから、それはそれで大変だったんですけど。

理科2科目ってどれ選びましょう。化学と物理とかですか?うーー。化学なんて「すいへーりーべー」くらいしかわかんないですよ。物理?自由落下の法則とか、フレミング左手の法則とか、ボイルシャルルの法則とか名前は覚えてますけど、どんな式だったか・・・。私は地学で受験したのですが、ハッブルの法則によると宇宙は150億光年の広さだったか(?)とか、地質年代の観測方法とか。。。そのくらいしか覚えてないですね。ところで、もう1科目は何ですか?あ、生物。モルっていう単位があったような。。。

社会2科目は考えずに日本史・政経ですね。世界史はカタカナが読めないのでパス。地理も同様にカタカナの地名が覚えられないのでパス(笑)。

というか、もう大学受験はしたくないな、とニュースを見て思った片桐でした。

[椰子の実の立ち読み]:SAS流肉体改造マニュアル : 最強の戦闘マシンになるためのトレーニング

SAS流肉体改造マニュアル : 最強の戦闘マシンになるためのトレーニング / ジョン・ワイズマン著
原書房, 2000.7

「肉体を鍛えて健康によい食事を続けると、長生きしたり、病気になりにくいということは、医学的にも証明されている」そうです。まあなんとなくはわかるのですが、もうまともな運動なんてここ十年くらいしてないかもしれません。というか、まともな運動なぞ、学校の体育の時間もサボリンだったので、生まれてこの方したことないというのが正しいかもしれません。強いて言えば、私は歩くのが好きなので、電車に乗らずに隣の駅まで歩くとかそれくらいですね(歩いてるんじゃなくて、迷ってるとも言える)。都内はその点駅の間が短くていいですね。ちなみに東京-新橋の距離は、私にとって歩く距離です。

それでもまあ結構大丈夫ですよ。年1回パソコン画面の見すぎと本の読みすぎで頭が痛くなるくらいが私の最近の病歴です。恐ろしく健康です。うーん、でも多少は運動くらいしたほうがいいのかなあ。

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00年9月13日 (水)

東京土産

東京は土産物が無いとよく言いますけれども、私はひとつ気になっているお土産があるのです。東京駅のお弁当屋さんで売っている「月島もんじゃ」(1050円)。実はもんじゃ焼は私の好物なのですが、最近行ってないのでとっても食べてみたいのです。

もんじゃ焼は見た目が悪いので、東京の人も食べたことが無い人が多いと聞くのですが、これがかなり美味しいんですよ。いろんな具を土手にした後、スープをその土手の中に入れ、混ぜるのです。それをちっこいヘラで焦がしながら食べる。これが香ばしいお煎餅みたいでとってもいけます。私は月島に住んでいる先輩にやり方を教わったのですが、不器用な私は「あ〜土手が決壊してるじゃん、ダメダメ」という落第生でした。やり方を知らなければ、親切なところなら作り方を教えてくれます。でもできれば知っている人と行ったほうがいいかも<もんじゃ屋。

というわけで、東京土産「月島もんじゃ」の中身が気になる私。あまりの怪しさになんとなく手が出ずにいます。どなたか買ったことある人いませんか?

[椰子の実の立ち読み]:クラゲガイドブック

クラゲガイドブック / 並河洋 ; 楚山勇写真
TBSブリタニカ, 2000.7

こんな風に写真集になっているクラゲは見ようによっては綺麗ですけど、その辺の海で見るクラゲはやっぱり気味が悪いですよね。ふよーふよーって漂っているのを遠くから見る分にはまだ許せるのですが、近くを浮遊しているクラゲは怖いのです。私は一度足に絡み付こうとするクラゲを払おうとして、クラゲに思いっきり刺されたことがあります。ものすごい蚯蚓腫れになりました。ああ、ちなみにあの時は本当に払おうとしたのです。決して捕獲して食べようとしたわけではありません。皆さん、海のクラゲには要注意。

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00年9月14日 (木)

幻のポッキー

はるか昔、まだ私のホームページにゲストブックがあった頃、あるお菓子が話題になったことがありました。グリコのムースポッキー。超人気で売り切れ状態、幻のポッキーと言われていたポッキーです。そのポッキーが再び店頭に並ぶことになりました。モーニング娘。のCMも話題になってたような気がしますが、そのポッキーを同期Aが買ってきてくれたのです。それで1本もらったのですが、、、、

あ、甘い。。。

そうなのです。ものすごく甘いのです。名前はしゃれてても結局チョコポッキーなのですから辛いわけないのですが、それにしても甘過ぎなのです。ポッキーは殆どがビスケットで、そこに申し訳程度にチョコがくっついていたから私は食べられたのでした。こんなに思いっきりチョコでくるまれたらどうもダメです。本当にこれが幻のポッキーなのでしょうか。。。。それとも日本人の舌はフランス人化しているのか。えーん、甘い物苦手〜。(と言いつつも、もう1本もらうひろえであった・・・)

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00年9月15日 (金)

大阪某所よりup pt.1

ええ、昨日から旅の空である私は、大阪市内某所に潜伏しております。さてパソコンをつなぐか、と思ったらなんとPHSが入らなくて超あせりました。しかしちゃんと電話にパソコンをつなぐ機能がついていて一安心。よかったモデム用のケーブル持ってきて。一応携帯用のケーブルも持ってきたのですが、携帯遅いですからねえ。ああ、またながーいFAX請求表が出てきそう・・・。

1日目はいろいろありましたが、それはまた性懲りもなく旅行記にしようかと思っています。とりあえず羽田は連休前日にも関わらず激混みでした。今日はまた早めに起きて、前々から行きたいと思っていた某所へ行ってきます。今回の旅行で行ってない県が1桁になったかも(^^)。今日から世間は3連休。やっぱり大阪も混んでるかな。

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