00年1月後半号
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00年1月16日 (日)

タルト

タルト?ああ、またやってしまった。「修羅の終わり」読んだじゃん>自分。ハードカバーで持ってるってば。なんか聞いたことあるタイトルだなと思ってたら、案の定ちゃんと感想まで書いてました。気をとりなおして岡嶋二人でも買って来ようかな。

昨日、妹がピーチタルトを作ってくれたんです。私は甘いものがあんまり好きじゃないので、タルトなんて作らないのですが、妹は何を思ったか昨日突然タルトを焼いていました。そんでもって味見をさせられたわけなんです。見た目はなかなかいい感じ。匂いも美味しそうです。ところが!一口食べてびっくり。

か、かたい・・・

まるでせんべいを食べているような食感です。タルトってこんなに硬いんだっけ?って妹に言うと、「・・・・・」。さらに味見をさせられた父も「なんだ、これ?」と言い出す。いや、絶対にタルトの台は硬くない。だいたいこんなに厚くない。父曰く「一回ケーキ屋でタルトを買ってきて、こういうものだって調べたほうが良くないか?」・・・ああ、哀れ、妹。

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00年1月17日 (月)

重複

昨日、「修羅の終わり」が実はハードカバーで持っていた話をここに書きました。たまーにやるんですけど、ハードカバーで読んだのに、文庫で出たときなんか目新しく見えてしまうんですよね。

昨日、居間で父が本を読んでました。父にしては珍しく厚めの文庫を読んでいます。なんとなく嫌な予感がした私は、「何読んでるの?」と聞きました。標題紙を見た父は、

「『修羅の終わり』とかいう本。」

がーん。それは家の3冊目の「修羅の終わり」・・・。私は大抵ハードカバーで買ってしまうので、読みそうな本は注意しているらしいのですが、それでもこうしてたまに重複で買うんですよね。たまに母も同じ本を買ってきたりして。ああ、どうすれば同じ本を買わないようにできるでしょうね。

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00年1月18日 (火)

リベンジ

「王国記」読了です。ああ花村萬月。朝から読むものじゃないですね(^^;。今日からは森博嗣の新刊読んでます。このシリーズ、名前が覚えられないのは、私の記憶力のせいでしょうか。。。大分本も減ってきたので、昨日本屋に寄ったら、坂東眞砂子の新刊「道祖土家の猿嫁」が出ていたので買ってきました。最近薄いのが続いていたので、たまにはこのくらいの厚さのものを読みたい気になってきました(^^)。

さて、昨日帰りに自宅の最寄駅で妹に会ったんです。ちょうど同じ電車に乗っていたようです。「本屋寄ってこ」というので、ついていったらお菓子の本を探しています。私はこの前のタルトで酷い目にあったので、「タルトってどういうものか、ちゃんと調べたら?」と言うと「うるさいな〜」といいつつもタルトの本を探しているようです。どうやら本気でリベンジか?この前のタルトは、硬い上に甘かったので、「どうせならあんまり甘くないタルトにしてよ」と言うと、

「タルトっていうのは、もともと甘いものなの!タルトが甘くなかったらタルトじゃないでしょ」

ふーん。そういうものなんですか?>皆さん。タルトって本当はどういうものなのか、ちょっと調べてみよう。

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00年1月19日 (水)

[movie]雨あがる

ここしばらく東京ははっきりしない天気が続いていましたけど、今日はお天気よかったですね。と言っても、今日の題名は天気の話ではありません。昨日ひょんなことから、映画「雨あがる」の試写会券を貰いまして、観に行ってきました。

三沢伊兵衛は、武芸の達人にも関わらず宮仕えが長続きしない。今も浪人の身で妻のたよと共に旅をしていた。折からの大雨で川止めに遭い、ある宿場町の安宿に足止めされる二人だったが・・・。

なるほど、「優しい映画」ですね。この前「梟の城」を観た時は、もうこういう映画は感覚が古いよなあと思っていたのですが、この映画全然古くないんです。適度に笑えるし、適度に感動できるし、しかもラストがとってもいい。期待通りの終わり方をしてくれました。元が短編であるだけに、展開がうまく纏まっているなというのは勿論なのですが、それだけじゃなくて、人の感情の表し方とか巧いですね。全編を通して動いているのは三沢伊兵衛なのですが、その妻の役、セリフなんてラストまで「おかえりなさいまし」くらいしか無いのに、最後の最後でものすごく重要な役なんです。宮崎美子が好演。トレンディ俳優みたいなのを使って、若い人間に媚びた映画に比べると、やっぱり役者が揃ってるなという感じです。三船敏郎なんて、まだ生きてたんだって思ってしまいました(^^;。1時間半という長さは最近の映画にしては短いのですが、だらだら続ける映画よりもこういうほうがいいですね。アニメじゃない日本映画をちょっとだけ見直したかも。

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00年1月20日 (木)

9万突破

なんとなく惰性で読んでる森博嗣のVシリーズ。でもなんだか気になってしまうんですよね。ああ次のも買ってしまいそう。昨日は本屋で、牧野修「王の眠る丘」篠田節子「女たちのジハード」を買ってきました。牧野の方は、出てるのは知ってたのですが、表紙にためらっていたもの。篠田節子の方は前から読もうと思っていたものが文庫化されたので買ってきました。

昨日書くのを忘れていたのですが、トップの入館者数が9万人を突破いたしました。本当にありがとうございます。ゲストブックに9万記念は?という書き込みがあったのですが・・・うーん、まだ何も考えてないんです。というか、何も思い浮かばないんです。日記なんてつけたこともなかった自分が、ここの日記を毎日更新しているだけでも驚異的なので、そろそろネタ切れかな?(笑)何か思いついたらやります。多分10万の時に一緒に何かやるってことで(^^;。

CGIをいろいろいじってると、HPって本当に怖いんだなと思いました。何気なくあっちこち回ってますけど、ちょっとCGIつけておけば、どこからアクセスしてるかとか、そのホスト名でその人がどこの人なのかとか、すぐわかっちゃうんですよね。もちろんそれを匿名にする方法も無いことはありませんが、やろうと思えばトレースできる。知らないところへ行くときは気をつけようと改めて思ったのでした。。。

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00年1月21日 (金)

アイプラン

今結構どうしようか迷っていることがあるんです。ISDNのアイプランというやつです。3000円で7500円分かけられるんでしたっけ。テレホタイムだけじゃなくて1日中大丈夫なのが魅力。今はINSテレホーダイとINSタイムプラスを入れているのですが、この2つのサービスとアイプランは同時契約できないので、どっちか、ってことになるんですよね。どっちの方が得なんでしょう。妹も同じ回線つかってますし、私も休日は昼間につないだりしますので、アイプランの方が得なのかなあ。でもアイプランの定額上限である月約37.5時間というのは、多分超えてしまうと思うんです。ISDN使っていらっしゃる方、どっちにしてますか?

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00年1月22日 (土)

危なかった・・・

昨日はかなり危険でした。帰りに危なく電車を乗り過ごしそうになりました。「道祖土家の猿嫁」を読みながら、私はいつのまにか爆睡していたようなのです。それ自体はよくあることです。大抵途中で起きるのです。特に自宅最寄駅の手前の駅では人が結構降りるので、なんとなく目が覚めます。ところが昨日はそれをすっかり忘れていたんです。というか、「電車に乗って家に帰っている」という基本的な事実から失念していたように思います。はっと気づくとどうも見慣れた風景。今自分が電車で爆睡していたという事実を認識するまでに3秒。そして駅名を確認するのに10秒くらいかかったでしょうか。あああ!降りなくちゃ! わたしは慌てて飛び降りました。まるでリゲインの佐藤浩一なのです。こういう時って、忘れ物したような気になるものですが、私は駅を降りてからも、まだ「電車を降りる夢」を見ているんじゃないかという気分でした。どうも電車に魂を忘れてきたようです(^^;

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00年1月23日 (日)

首痛い

昨日は本屋で新潮ミステリー倶楽部賞受賞作の「栄光一途」を買ってまいりました。なんと柔道ミステリーだそうです。「道祖土家の猿嫁」も読み終わったので、今は「女たちのジハード」読んでます。続けてこういう系統の本を読むと、なんか洗脳されている気分になるのは気のせいかな(^^)。

く、首痛い・・・。ちょっと前、母親が得意気に「安眠枕を買ってきた」、と言って私の枕を強引に変えたのですが(でもちゃんと料金は請求された)、これがどうも合ってないような感じなのです。首が痛いです。もしかしたら寝違えたのかなあ。でもいつもの「寝違えた」に比べると、痛みの度合いが大きいような・・・。今左に首が曲がりません。まあ無理して左を向かなければいいのですよね。はい。う、でもすっかり忘れて左を向くと激痛が走るんですけど・・・痛っ。

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00年1月24日 (月)

あらら・・・

先週、iプランにするか、それともテレホーダイのままにするか迷ってるとここに書きましたが、とりあえずどのくらい繋いでるか見るために、Dial-Up Watcherというフリーの通信料金管理ツールを入れたのです。当然私のだけじゃなくて、妹のも監視しなくちゃいけないので、妹のも勝手に設定して、スタートアップ時に起動させるようにしました。タスクバーに入ってしまうので、一見しただけではわからないのですが、「切断時に料金を表示する」という設定にしておいたら、妹に監視してるのがばれてしまいました。しかも妹、テレホタイムでもない時間に、1時間以上も接続してるじゃないですか。さっそく怒ったら、「だって〜、占いやってたんだもん」。ああ、通話料が最近妙に高かったのは、もしや妹のせい?

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00年1月25日 (火)

この歌知ってますか?

妹が、この歌の題名探してよ〜と言ってきました。わかってるのは、

1. カウントダウンTVで30位以内に入っていた。
2. サブタイトルに南浦和がつく

そして妹がこんな歌なの〜と歌ったのが凍りつくようなすごい歌詞。

「どどどど、ドアが閉まりまぁす」

どうしてももう一度その歌が聞きたい妹は、レンタルCD屋で探したそうです。でもアーティスト名もタイトルも分からないCDを、レンタル屋で探すのは至難の技。しかも店員に聞こうと思っても、さすがの妹でもその歌詞を言う勇気が無い(でも本当に歌ったときの店員の反応が見てみたいのは、私だけじゃないはず)。そこで私に探せと言ってきたのですが、なんてことないカウントダウンTVってHPあるじゃないですか。1億円株で話題のYahoo!Japanで検索したら、カウントダウンTVで出てきましたよ、その歌。一体どこ探したんでしょうね。

というわけで、懸案のその歌は、

SUPER BELLの「MOTER MAN(秋葉原〜南浦和)」でした。

なんかすごい題名。内容もすごいらしいです。ちょっと私も聞いてみたくなってきました・・・。どこかの番組でやらないかな。

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00年1月26日 (水)

ああ計算能力

「消えた少年たち」、面白いです。なんで先に読まなかったんでしょう>自分。こういうことって多いですね。実は積んでおいた本のほうが面白い。なんだか皮肉なものです。あ、もちろん「女たちのジハード」は超おすすめです。もう皆さん読んでしまったかな。

私は計算だめなんですよ。1桁+1桁くらいなら大丈夫なのですが、それが繰り上がりがあったり、2桁になったりすると覿面に遅くなるんです。まさに「やっときゃ良かった公文式」(笑)。でも高校の時の微分積分とかは結構好きだったんです。でも実際のところ、実生活で役に立つのは小学校の算数・・・。昨日、そしたら面白いソフトを見つけました。「タイムアアタック算数」。ああ、こういうソフトで少し鍛えたほうがいいのかな>計算能力。でもシェアウェア1000円は高い気が・・・(^^;

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00年1月27日 (木)

ふぐふぐ

冬と言えば、ふぐ。なーんてことはないのですが、久しぶりにふぐ食べたんです、昨日。新宿のふぐ屋さんで、ふぐ料理をいただきました。

やっぱりふぐ美味しいですね。そこのお店はこだわりのお店だそうで、寒天使ってないふぐのにこごりとかでてきました。綺麗なんです。金色してて、これがまた美味しい。そして、なんといっても衝撃的だったのが、うなぎの心臓(?)。まだ生きてるんです。ぴくぴくいってるやつを、お酒で流し飲みするんです。そのぴくぴくしてる心臓を見ていたら、「インディージョーンズ魔宮の伝説」で、邪教の教祖が生贄から取った心臓を思い出してしまいました。アーメン。

最後はやっぱりふぐ鍋なのですが、おいしかったーと言ったところへうなぎの蒲焼(ご飯付き)登場。でもこれが入っちゃうんですよねぇ。あらら。一緒に行った人が「別に無理してご飯食べなくてもいいんですよ」と言っていたのですが、友人をしてディスポーザーと言わしめた私の胃袋、やっぱり食い気にはかないません。結局全部食べてしまいました。鍋を雑炊にしてさらにご飯食べたので、もしかしたら3日分くらいのご飯食べたかも・・・(笑)。いや、本当においしかったです。ごちそうさまでした>みなさん。

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00年1月28日 (金)

珍しく

最近ちょっと忙しくて本を読んでる暇がありません。ああ、今年もやってきた年度末という感じです。昨日は無理矢理帰りに本屋によって、出ていることは知っていた柄刀一の「400年の遺言」を買ってきました。他に真保裕一の「奇跡の人」と、永井するみの「枯れ蔵」が新潮文庫で出てました。

というわけで、いまだ「消えた少年たち」読んでます。半分とちょっとのあたり。今週はこれと、あと1冊くらいしか読めそうにないですね。頑張って読もう。来週はもっと本読む時間があるといいな。。。

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00年1月29日 (土)

ドライカレーとレーズン

昨日は職場の所蔵品展覧会が某所で開かれているので、それに行ったついでに本を買ってきました。井上夢人の「オルファクトグラム」は楽しみにしてたので即購入。隣に柴田よしきの「象牙色の眠り」も出てたので買ってきました。また未読本が危険領域に戻ってきてしまいました。

明後日、再び毛利衛さんが再び宇宙に行くそうですね。昨日NHKのニュースを見ていたら、見慣れた光景が目に入ったのです。あれ?と思うと、字幕に私の母校(高校)の名が。どうして宇宙の話と母校が関係してるんだろうと思っていると、今回の地図作成の実験に参加するとか。髪の毛が幾分白くなった恩師の顔が映って、ああ先生老けたなあって思ってたのですが、それはまた別の話。

そのうち妹が帰ってきて、NHKに映ってた話から、高校(
1)の話になりました(妹も同じ中高でした)。そのとき妹はアップルパイを食べ始めていて、レーズンが嫌いな妹は一生懸命レーズンを避けていました。そこで「そう言えばさ〜」と出てきたのが、レーズン入りドライカレーの話。給食のメニューに、ドライカレーがあったのですが、それにはレーズンが入っていたのです。私はレーズンが大好物なのですが、そうじゃない人間も結構多かったようで、そのドライカレーは議論の的でした。実際レーズン擁護派と反レーズン派、どちらが強かったのかは定かではないのですが、そのレーズンが本格的に話し合われる場が私の母校にはありました。生徒総会です。わが母校の生徒総会は、本当の総会です。1日授業をつぶして各委員会の委員長が答弁に立つわけですが、総会屋が登場し、各委員長がつるし上げを食らい、委員長が「前向きに検討いたします」なんて逃れるところは、まるで国会答弁でした。レーズン入りドライカレーが話題になるのは、給食委員会のところです。毎年中学1年生の誰かが、意見陳述に立ちます(というか立たされます)。

「僕はレーズンが嫌いなんですけど、ドライカレーにレーズンを入れるのをやめてください」

すると反レーズン派が拍手をするのです。半分お遊びなのですが、給食委員長は毎回こういう質問にも丁寧に答えなければならないので、大変そうでした。いや、これがどうなるんだと思うでしょう。ところがあるとき、給食の献立表にこんなメニューが載ったのです。

「ドライカレー(レーズン抜き)」

妹が喜び、私が悔しがったのは言うまでもありません・・・・。そう、私の母校はとっても変な学校でした。エピソードはいくらでもあるので、また気の向いたときに。


1 私の母校は中高一貫の私立学校です。

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00年1月30日 (日)

サザエさんの替え歌

なぜかこんなものを作ってしまいました。ちょっと形を変えただけで、内容的には活字中毒者のボケボケな日常がつづられる今までのスタイルに変更はありません。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

ついでにURLも変更いたしました。WWWCなどのWeb巡回ソフトにこの日記を登録してくださってる方、URLの変更をお願いいたします。結局so-netのHPサービスにお世話になったのは、たった2ヶ月でした。ありがとう>so-net(笑)。

先日、面白い本が回ってきました。

幸福のEメール / 岩倉千春ほか著
東京 : 白水社 , 1999.12
214 p. 20 cm
(日本の現代伝説)

いわゆる都市伝説を集めて考察を加えた本なのですが、都市伝説って本当に不思議ですよね。一体どうやって伝わるんでしょう。「トイレから青い手が出てくる」とか、「音楽室のピアノが勝手に鳴る」とか、「夜だけ階段が十三段になる」とか、「死体安置室のバイト」とか、ああ、私も聞いたことあるっていう話ばかり。全部単なる「伝説」なのに、なぜここまで全国に広がるのか、興味は尽きません。伝わり方とか、なぜそういう伝説が起こるかといった研究は結構されているみたいで、時々こういう本が図書館にも入ってきます。

その本を見て、ちょっと思い出したことがあったのです。皆さん、サザエさんの替え歌をご存知ですか?大学のとき、何かの拍子にこれを友人に言ったら、「そんなの知らない」って言うんです。私は誰でも知ってるって思っていたので、かなり驚きました。

買い物しようと街まで出かけたら、財布を忘れてスーパーで万引き。
皆が怒ってる、警察怒ってる。ルールールー明日は牢屋行き。

同期の友人に聞いたところ、遠くとか近いとか関係なく知ってる人間と知らない人間がいました。この差は一体なんなのでしょう。皆さんこの歌、ご存知ですか?

というわけで、いきなりアンケート。ある程度量が集まったら結果は後日公表いたします。


*アンケートは締め切りました。結果は2月3日の日記に掲載されています。ご協力ありがとうございました。

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00年1月31日 (月)

忙しいときって・・・

忙しいときに限って、別のことをしたくなるのって人情ですよね。私は忙しいときに掃除したくなる病にかかります。テスト前とかに、本とか並べ換えたくなるんです。でも部屋にある本の量は尋常ではないので、結局途中で断念。ちょっと前まではそれでもハードカバーは著者名のあいうえお順、文庫と新書は出版社別でさらに著者名順に並んでいたんですけど、最近はそんな余裕はありません。もう場所が無いので、買ってくると隙間に無理矢理詰めるという作業をしてます。それでも本を買ってくる自分も自分なのですが、どうも本って持ってないとだめなんですよねぇ。図書館みたいな家(部屋)っていうのは昔からの夢で、本で埋まってると安心なんです。インテリア系の雑誌とかたまに見たりすることがあるんですけど、もう根本の時点でだめですね。本の量が違う。このレイアウトでは本を入れることができないよ、ってなっちゃうんです。

多分、私にとって本っていうのは内容だけじゃなくて、装丁とか紙とか、あと読んでいるときの重さとか、並べたときの満足感まで含めて好きなんだなって思うんです。ちょっと前にe-NOVELSっていう電子書店?ができましたよね。井上夢人とか、ひいきの作家さんも書いているので、無料サンプルをダウンロードしてみたのですが、うーん。井上夢人さんのはまだ書き下ろしが無いからっていうのもありますが、やっぱりちょっと高くても本の形がいいなあ。あるいは、逆にこれを好きなように印刷して、装丁屋に持ってくっていうのが再びトレンドになったりするのでしょうか。でもそれじゃあ電子書店の意味が無いような気もするんですよね。

しかも、まだ通信速度と通話料に縛られているインターネットでは、短編の配布が関の山。私が好きな分厚い長編ですと、ファイルサイズが大きくなりすぎてしまいます。それに、画面で長い文章見るのはちょっと苦痛です。この文章でも、そろそろきついと思う人はいるんじゃないでしょうか。スクロールしないで見られる程度の量が限界かなというのが私の正直なところです。本当に読みたい記事ならともかく、ちょっと寄った人からすると、見ただけで読む気が失せますよね。

そんなことを考える私は、どんなにパソコンを自由に使ってもやっぱり「紙の世代」の人間なんでしょう。もしかしたら、これから頭が固まってくる子供たちは、紙なんて要らないよって思うかもしれないですし、今でもそう言う人いるかもしれないですよね。でもやっぱり紙は便利なんです。特にちょっと書き込みしたり、線を引いたりするのに、紙は必需品。職場ではひとり1台パソコンが配られていますが、結局プリンターが無いと仕事になりません。ペーパーレスなんて言いながら、実際のところペーパーレスを実行できている企業なんてどのくらいあるのか怪しいものです。

でも、なんと家はペーパーレス計画敢行中。何て言うとちょっとだけ格好いいですけど、単にプリンタが壊れてしまっただけ(笑)。不可抗力っていうやつです。年賀状を印刷しようと思ったら、黒が出ない!どうして!でもそんなに頻繁に使うわけでもないプリンタを修理に出すのも面倒で、結局そのままになってます。プログラム書いてたりすると、たまーにプリントアウトしたいことがあったりするのですが、ぐっと我慢なのです。電気屋さんでプリンタ見かけたりするんですけど、プリンタよりもDVDのドライブ欲しいしなあ。

いや、何が言いたいかというとですね、最近流行の電子書店でも、ペーパーレスでもなくて、単にプリンターが壊れていることが言いたかっただけです。すみません、時間を無駄にさせて。ほら、忙しいときって普段だったらやらないことやりたくなるでしょう。だから「プリンタが壊れてて不便なんですよ」で済むことを、どのくらい長く書けるかに挑戦してみたんです。結果はこのとおり。うん、長い文章書けるじゃん>自分。あ、怒らないで・・・。

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