雑記帳・かつおの尾
2005年

表紙に戻る」「雑記帳トップページ

2003年」「2002年」「2001年」「2000年


編入試験と出場停止(05.06.12)

瀬川晶司さんのプロへの編入試験を行うことが決まったそうで良かった。内容は後
日に決定ということだが、フリークラスへの編入試験とのことです。瀬川さんはア
マとはいっても奨励会で3段まで行って4段(プロ)になれなかった人だから完全
なアマとは思えない気分もあるが、それでもアマからプロへの道が見えたことは喜
ばしいことだ。今回は特例ということなのだが、特例では無くきちんとしたルール
にしてほしいものだ。アマからプロになった棋士にはファンも注目、応援して将棋
界の活性化になると思う。

加藤一二三・九段が銀河戦の対阿部八段戦で「待った」をしたとして来期の銀河戦
への出場停止と罰金ということになった。タイトル戦には立会い人が居るが普通の
対局には審判が居ないので反則があった時でも、反則よりも投了が優先することに
なっている。今回は加藤勝ちのままとなった。後で裁定というのは分かるが、出し
た裁定がちょっと疑問。ペナルティとしては来期の出場停止はおかしい。加藤勝ち
なので今期もこれから勝ち上がりで対局があるが、それを出場停止にするほうがす
っきりしている。対局は加藤勝ち、勝ち上がり局は出場停止で良いのではないか。
来期まで持ち越す問題ではないと思う。テレビ棋戦なのでこれから不戦局が出ると
テレビ局の都合が悪いのを考慮したのかと思う。それではご都合主義的過ぎる。
今回はテレビ対局なので映像があったが普通の対局では映像も無いし、審判も居な
いのでそれなりのルールも整備してほしいものだ。


サッカー日本代表、対バーレーン戦(05/06/05)

グループの2位と3位の対戦ということでW杯出場決定の2位を確保するために両
国にとって本当に大切な一戦だったのだが、まあ、勝って良かった。W杯出場に向
けてもう少しというところまで来たのだから。

バーレーンの選手は確かに後半の後半は足が止まっていた。暑さ、疲れもあったの
だろうが勝ちを目指して試合最初から飛ばしていたこともあるだろう。試合終了の
笛で崩れ落ちてる選手もいたが日本の選手に握手を求めて来ていた選手もいた。
スポーツマンの清々しさを感じた。
グループ三位でもプレーオフからW杯出場の可能性がまだあり、これで絶望という
ことでなくまだ余裕があったのかもしれないが、それでも立派な試合後の行動だっ
たと思う。


会長交代(05/05/29)

日本将棋連盟の会長が中原永世十段から米長永世棋聖になった。米長会長、中原副
会長ということなので今までの中原ー米長体制から米長ー中原体制に変わったとい
うことだ。ちょっとびっくりした。中原の会長がまだ続くと漠然と思っていたから
だが・・。ちょっとどろどろした物を感じる。どろっとしている、すっきりしない。
まあ、私がどう感じようとそれがどうしたということでしかないのだが・・。
中原「会長」も素直に応援しようという気にはならなかったがまあ仕方が無いかと
いうところだった。米長「会長」は「えっ、まだ中原のほうが・・。」という感じ
にさせられる。将棋界も人材不足かな。他に人が居ないわけではないだろうが・・。

会長は新しく選ばれた理事の互選で決まったのだが新理事を選ぶのにきちんと投票
選出がされたのはまだ健全な証明か。定数立候補でそのまま決定という腐ったこと
で無く、新しい流れがあるということだから。


禁煙一年(05/03/08)

煙草を吸うのを止めて一年になる。それまでずうと吸って来たのだが案外あっさ
りと止めることが出来た。「吸いたい」といういらいらや気持ちの乱れなどもそ
んなに無く、口がちょっと寂しい時に飴をなめていたくらいで、ぴたっと止める
ことが出来た。他所から強制させられた訳ではなく自分の気持ちですぐにまた吸
うことも出来たので続くかどうかは意思しだいだったのだが、一年経ったのでも
う「禁煙した」と言っても良いのではないかと思う。


ワラビー脱走(05/02/16)

連日陰鬱なニュースばかりが流れているが、思わず片頬緩めるニュースが新聞に出
ていた。ワラビー脱走の記事である。埼玉県東松山市のこども動物自然公園から逃
げ出したのはベネットアカクビワラビーだそうで、なにやら職員が餌をやっている
時にカギをかけていなかったドアの隙間から逃走したとのこと。見かけたら捕まえ
ようとはせずに連絡してくださいと呼びかけている。
逃げたのは若い成獣で体長60cm、体重10kgとあるが記事にはオスかメスか
は書いていない。餌は草や葉、若枝なので園の周辺は自然に囲まれており食料には
困らないだろうとのこと。普段は群れを作らずに用心深く臆病だというのだが。
飼育されいる園から外に出て「ひとり」で何を思っているのかなんて考えるのはこ
ちらの勝手な想像でなんにも思っていないのかも。


大寒と陽と芽(05/01/22)

寒い日が続いてをり、毎朝出かける前に新聞で今日の予想最高気温を見て一枚余計
に着て出たりしている。彼岸の頃まで寒いのだろうからあと二ヶ月くらいは寒いだ
ろう。しかし日中の日の長さが明らかに感じられるようになって来た。夕暮れが遅
くなって来たのである。明るいのは単純に嬉しい。朝、小さな公園を通り抜けるの
だが、歩いていてなんだか雰囲気が違って「ぼわっ」としているなあと感じた。
公園の木々の枝先の芽がふくらんでいるのである。風は冷たくても春隣。ひと時の
暖かい思いを感じる。


慣れ(05/01/17)

パソコンとインターネットも習慣の部分が大きく、パソコンが使えない時には使い
たくても使えないのであり、何日かは気があせることもあったがそのあとは、まあ、
しょうがないと思えば、そのように時間が流れていくのであります。
思い切って新しいパソコンを買おうか、それとも中古のパソコンを買おうかとビン
ボー人は悩んだりしておりました。それにしてもパソコンが使えないと情報が取れ
ないのがうーん、なんだかなあといったところです。たまに使うことが出来る時に
は使えるのだからまあ良いかなどと思ってしまうのも意思の弱いところです。
もらったパソコンでインターネット環境にも復帰したのだが、いままでとはちょっ
と違った気の持ち様で付き合っていくことになりそうである。


いやしけ吉事(05/01/03)

あけましておめでとうございます。

青森に行って来ました。雪が多かったです。まだ正月だというにこんなに雪がと驚
きました。
新年の雪と言えば思い出される歌があります。

新たしき年の初めの初春の今日降る雪のいやしけ吉事(よごと)    家持

新しい年のはじめを祝う歌ですね。いやしけのしけは頻けです。良いですね、新し
い年になって、今年は良い年でありますようにという気が伝わってきます・

そこで私も雪で一句。強引に雪を捻ってみました。


ぼた雪のしくしく降りて天に入る  かつお


竜王は二十歳(04/12/30)

新しい竜王が誕生した。森内竜王に挑戦していた渡辺六段が森内竜王を破り、新竜
王となったのです。竜王は名人と並ぶ将棋界のビッグタイトルで森内が名人、竜王
両方持っていたのだが、竜王を渡辺六段に持って行かれてしまいました。
渡辺六段は今二十歳です。七番勝負の最終局までいった将棋を勝ち4勝3敗でタイ
トルを獲りました。 まだ森内が勝つだろうと思っていた私はちょっと驚きです。
このところ将棋界は羽生、森内を中心に羽生世代と言われている30代半ばの棋士
たちがあたりまえのように勝っていたのだが、一回り以上差がある渡辺六段の登場
は将棋界に新しい波が起こったかと思わせるものがあります。


存在の証明(04/12/29)

埼玉は雪である。雪が降る街を気忙しく左右する人が居り、もう今年もあと二日し
か残っていない。年の暮れだ。
パソコンが時々不調から不調へ、そして、もう駄目かなこりゃという状態になり、
ほとんど使えなくなってずいぶん経ってしまった。
新しくパソコンを買った人が居り、その人の今まで使っていたパソコンを譲り受け
て、なんとかパソコンが使えるようになり、ネットにも復帰した。今まで放ってお
いた分をカバーしなければならないのだが、まあ、あせらずに少しずつやっていき
ます。


2003年」「2002年」「2001年」「2000年

表紙に戻る」「雑記帳トップページ