6.松島(五大堂、瑞巌寺)
さて鳴子温泉郷を後にそのまま47号線を東進し、約2時間勇躍待望の松島に着く。
ここは日本3景の一つという景観と伊達公の遺業を偲ぶ。
天気は快晴 絶好の見学日和 気持ちがいい。
五大堂はその昔、慈覚大師が五大明王をまつり五大堂と名付け 今の堂は伊達政宗が
創建した。
建立技術の妙。また写真では少々判然としないが周囲に12支が刻まれ太陽の方向と同期していてその時点の時刻を表す。
松島や
鶴に身をかれ
ほととぎす 曽良
俳聖さえも絶句した紺碧 の海と島々が作り出す
国内随一の景勝地。
しかし今は島は緑が消え 荒れて来ているとか。
瑞巌寺は代々伊達家の菩提寺として栄えた。杉木立の参道をいくと、右手に延々
と岩に彫られた仏像が並ぶ。やがて正面に、入母屋造り、本瓦葺きの威風堂々たる
本堂が見えてくる。中庭には臥龍梅が枝を延ばし、一歩本堂内に足を踏み入れると
欄間の彫刻や黄金の障壁画の秀麗さに息を飲む。国宝の悲しさで中は撮影禁止なの
だ。残念至極。拝観料600円も払っているのに。
さて、松島を充分堪能してここを後にする。仙台へと向かう。そして東北の雄 仙台市内の観光をする。さすが大都市ビルがつらなり、そして繁華街だが道路も広く
走り易かった。
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