2024年 3月13日(水)
ムック本「ザ・ビートルズ アルバム・バイブル
新版 オリジナルアルバム全14作品完全ガイド」
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今はザ・ビートルズが解散した1970年からまだ半世紀。
1995年頃、PCがWindows3.1からWindows95などに変わり、パソコン通信が流行っていた頃。
22世紀か23世紀の音楽の教科書には
「
ロックとは20世紀後半に欧米の若者を中心に流行った音楽。
代表的な音楽家として1960年代、レノン&マッカトニーを中心に自ら曲を作り自ら演奏するザ・ビートルズが大衆の流行音楽を芸術の域にまで開花させた。
1970年代にはレッド・ゼッペリンなどハードロック、キング・クリムゾンなどプログレッシブロックなど表現もより多岐に広がっていった。
」
という旨で掲載されると思ったのですが、ザ・ビートルズは既に歴史に刻まれ初めています。
1960年代、1970年代当時の少年少女たち子供たちも今では70歳台、60歳台の大人。
昨今の少子高齢化で消費の中心は老人、中高年。
私も老人のドアを叩く大人の一人。
昔を振り返りながら今も生きるその大人に、良い商品を提供してくれます。
読書をしながらそのアルバムを聴く至福の時。
アルバムを聴きながらそのページを読書する至福の時。
あえて何か違和感を覚えることを述べるならば本の題名にある「バイブル」でしょうか。
これから先、何度も繰り返し手にするであろう一冊ではあるけど、やはり私は聖書の連想が止まってしまいました。
P25のFor Saleの内ジャケットの説明「モノラル盤ジャケット見開き・・・を取り出す仕様。」という文章が写真に被っているのはご愛敬。
たまりません。
「をー、そういうことだったのか。」
「えっ、マジ!?」
の連発。
凄く素敵な一冊です。
やはり本、紙の本は情報量、読みやすさ、わかりやすさ、媒体として大好きです。
(余談)
本を読みながら、初めて「1962-1966 2023 Edition」(赤盤)と「1967-1970 2023 Edition」(青盤)をスピーカーからでなくイヤフォンで聴聴きました。
スピーカーから流れる「2023 Edition」に違和感を覚える曲、
- "Roll Over Beethoven"の手拍子
- "A Hard Days Night"のイントロ
など
少しあったのですが、イヤフォンで聴くとそれを覚えないのが不思議です。
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2024年 6月24日(月)
ムック本「ザ・ビートルズ 全曲バイブル
新版 公式録音全213曲完全ガイド」
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2024年 3月13日(水)にムック本「ザ・ビートルズ アルバム・バイブル
新版 オリジナルアルバム全14作品完全ガイド」

を購入してから3ヵ月強。
待ちに待ったムック本「ザ・ビートルズ 全曲バイブル 新版 公式録音全213曲完全ガイド」

が発売されました。
早速、本を読み始めれば、様々な関連書籍に記載されている事実や真実を整理した説明。
もちろん旧版と同様、圧巻なパソコンによる音源分析。
旧版が発売された2009年から新たに判明した事実や真実はもちろんのこと、新たに発売されたリミックスなども分析し、感嘆する内容ばかりです。
2009年に発売された旧版、320ページ、5,800円。
旧版はハードカバーでしたが、今回の新版は簡易製本のような感じで400ページ、7,150円。
物価高騰の昨今、値段を抑える製本というのは頷けます。
でも今回の新版は旧版にしか記載されていない内容、楽器や歌のステレオ配置図や、旧版で巷の楽しい論争を結論を技術的な視点で結論付けたこと(例えば"Nowhere Man"はJohn、Paul、Georgeの3人が歌っているのか。Johnが独りで3回歌ったのか など)の記載などを加え、613ページ、11,000円位というムック本が良かったような気がします。
読み応えあるこの新版。まだまだ読むところ満載です。
そして機会がある度に、彼らの音楽を聴きながら思いつく度に、読み返すこと間違いないです。
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