矢切の渡しと柴又帝釈天


誰でも知っている、あの「男はつらいよ」の車寅次郎が産湯につかったのがここ、柴又帝釈天です。渥美清さんが亡くなってから訪れる人もより多くなっています。資料館もできました。京成電鉄の高砂乗り換え、または常磐線金町乗り換えの京成金町線柴又駅下車、参道の草団子・寅さん煎餅などの店々を見ながら約5分。帝釈天といわれていますが、経栄山題経寺というお寺です。さてその裏手、江戸川に渡船場があります。これが矢切りの渡しです。この渡し船は江戸時代から続いているもので、対岸の千葉県松戸市を今でも手漕ぎの船で結んでいます。とはいっても、今はもちろん観光用で、あっと言う間に着いてしまいます。対岸には、伊藤左千夫の「野菊の墓」の文学碑もあって、こちら岸の風景は、全く東京とは思えない広大なもので夏の柴又の花火も、千葉側で見るのが空いてもいますし正解です。さて、帰り道ですが千葉側からはバス利用になりますので、これは不本意ながら、きた道を引き返し(つまりもう一度船に乗る)方が、疲れません。ここは是非、春か秋の天気の良い日にどうぞ。

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