広尾から麻布・六本木へ
広尾から麻布といえば、オシャレでリッチ、東京でも有数の外国人居住率を誇る地域です。今回は、そんな界隈から、以外とふつうの商店街の麻布十番までの小さな散歩道のご案内です。
出発駅は、地下鉄日比谷線広尾駅です。
広尾駅前の交差点を進行左にはいってすぐ、有栖川宮記念公園が有ります。もと有栖川家のご用地だったそうで池有り滝有りといった風情で周辺にお勤めの人々のランチ・昼寝に好適な場所です。ここは入園は２４時間OKで無料です。さてここから公園をでて隣の運動場を左に見ながら進むと、周辺は高級マンションが建ち並んでいます。外国人の子供が走り回ったりしている間を進み、仙台坂を右に見て左に曲がります。この界隈は坂が多く名前の付いたものも多くあります。左にツタが絡まるチャペル(安藤記念教会)を見つつ、パキスタン大使館をを抜け、近隣には大韓民国・マダガスカル・ノルウエー・スイス・フィンランド・オーストリア・中国フランスなどの国々の大使館があります。東京にはかなり多くの国々の大使館がありますが米国・英国大使館などのような超立派でものものしいものから、マンションの一室まで国によっては高物価の中運営も大変のようです。西町インターナショナルスクールを過ぎ、狸坂・大黒坂と暗闇坂の交差点につきます。これはもちろん暗闇坂を下ります。この暗闇坂、樹木で昼なお暗く物騒なところだったそうです。いまは、右手にオーストリア大使館を望む小さな坂です。下ったところが、麻布十番の商店街です。この商店街、東京のど真ん中でありながら、普段着と、よそ行きが微妙にマッチしているなかなか魅力的な町です。有名な老舗のたい焼き屋や、なんと言っても有名なのが麻布十番温泉です。ここは本当に地下からわき出ているところで、重曹泉とのことです。ちょっと高いですが、(大人1300円)昔のヘルスセンターのノリでOKです。
そのあとは、食事でもしてこのほんとに小さな旅も終わりです。ここから六本木まで、少し遠回りして麻布狸穴あたりを
通っていっても、20分程度の距離でアマンドの交差点に出ます。お暇な方はどうぞ。