深川から佃島・晴海へ


深川は、江戸時代に貯木場が置かれ、深川木場として堀に材木が浮かび、それとともに発展してきました。そして佃煮発祥の佃島、東京湾晴海へと下る下町のご案内です。

地下鉄新宿線の森下駅から南へ徒歩約5分で江東区芭蕉記念館(10:00-17:00 月休 100円)があります。芭蕉は、ここ深川の草庵に移り住みまこの地から「奥の細道」へと、旅立ったのです。さてここから、南へ約10分で深川江戸資料館(10:00-17:00 無休 300円)へと着きます。ここは、江戸時代の深川の町並みを再現したところで、当時の雰囲気が、再現されています。次はここから徒歩3分の清澄庭園9:00-16:30 無休 150円)に向かいましょう。江戸時代の豪商、紀伊国屋分左衛門の屋敷跡、都心ということを忘れさせてくれるスケールです。さてここから約10分、地下鉄東西線門前仲町駅近くに、深川不動堂・富岡八幡宮があります。この門前仲町という駅名自体、この門前町として栄えたことに、由来しています。不動尊・祭りで有名で今でも多くの人で賑わっています。ここで有名な深川丼の食事でもいかがですか。さてこれより、佃煮の佃島に向かいます。有楽町線の月島駅近くになりますが、門前仲町から徒歩ですと20分ぐらいかかりますので、ここはバス利用と行きましょう。佃島は徳川家康とともに江戸に下った摂津国佃島の漁師によって築かれたもので、保存食として佃煮が作られ始めたそうです。昔ながらの佃煮屋も3軒が本家・元祖とそれぞれ残っており、その周りには、関東大震災・戦争などの影響をほとんど受けなかった町並みが今も続いています。また近くの佃公園には、ここは元々石川島という島でしたので、当時の石川島灯台のモニュメントが建っています。ここから、隅田川下流を見渡すと、隅田川最後の橋、開閉橋の勝鬨橋が見え、隅田川は東京湾へと注ぎます。 今日最後の目的地は、ここからバス利用で、晴海埠頭まで行きましょう。ここの晴海客船ターミナルと晴海埠頭公園はなかなかのおすすめです。目の前には、レインボーブリッジ・東京湾が広がり、夜景もとってもgood!です。ここまでゆっくり丸1日、ご苦労様でした。


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