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［バリの宗教（綜合）］
- イ・グスティ・ングラ・バグス「バリの文化」クンチャラニングラット編『インドネシアの諸民族と文化』（加納剛・土屋健治・白石隆/訳）めこん，1980/8，pp.341-365．付文献．
- ミゲル・コバルビアス『バリ島』（関本紀美子訳）平凡社，1991/8．付文献．
- 鏡味治也「儀礼の正装論議に見る現代バリの宗教事情」『民族學研究』60-1（1995/)，pp.32-52．
- 永渕康之「植民地時代以後における国家・社会・宗教――バリ島、ブサキ寺院をめぐる権力と地」『社会人類学年報Vol.22』1996/10，pp.49-80．
- 尾形一彦『信仰に生きるバリ人』一枚の絵，1993/1．
- 尾形一彦『神と在るバリ人』一枚の絵，1993/6．
- 尾形一彦『バリ人と日本人の魂』一枚の絵 ，1994/3．
- 小川光暘「バリ島先史・古代の宗教と美術」『環太平洋文化』4 (1992/4)，pp.1-24．
- 竹下啓次「土着の英知――ジャワ・バリの宗教・文化についての人間的考察」『東京医科歯科大学教養部研究紀要』13 (1983/3)，pp.1-18．
- 植島啓司『天使のささやき――宗教・陶酔・不思議の世界』京都：人文書院，1993.2．
- 山下晋司「オーソプラクシーからオーソドキシーへ――現代バリ宗教論覚書」杉本良男編『宗教・民族・伝統――イデオロギー論的考察』名古屋：南山大学文化人類学研究所，1995/，pp.39-54．
- 吉田竹也「ギアーツの宗教論ノート――現象学的観点から」『歴史と構造』17 (1989/3)，pp.23-34．
- 吉田竹也「現代バリ宗教の様相論――意味システムの複合性に関する予備的考察」『民族學研究』56-3 (1992/3)，pp.297-307．
- 吉田禎吾「バリ村落の宗教と世界観」『アジア経済』16-10 (1975/10)，pp.23-37．
- 吉田禎吾「バリ人の宗教と世界観」中村孝志編『インドネシア社会の宗教と習慣』天理：天理教東南アジア研究室，1976/11，pp.327-337．
- 吉田禎吾「憑依・儀礼・世界観――バリ島民の憑依と儀礼」成瀬悟策編『宗教における行と儀礼』誠信書房，1978/5，pp.87-111．
- 吉田禎吾『宗教人類学』東京大学出版会，1984/9．付文献．
- 吉田禎吾『バリ島民――祭りと花のコスモロジー』弘文堂，1992/7．付文献．
- 吉田禎吾/監修，河野亮仙・中村 潔/編『神々の島バリ――バリ・ヒンドゥーの儀礼と芸能』春秋社，1994/6．
- 吉田竹也「現代バリ宗教の変容論」『社会人類学年報Vol.22』1996/10，pp.155-169．
［ヒンドゥー教］
- 藤岡保夫『ヒンドゥーの神々』泉大津：藤岡保夫，1982/12．
- 藤岡保夫『バリ・ヒンズーの背景』泉大津：藤岡保夫，1984/3．付文献．
- 藤岡保夫『バリ島史1――神話』泉大津：藤岡保夫，1986/7．付文献．
- 藤岡保夫『バリ島史2――神話・宗教に支えられたバリ人の社会』広島：清弘社，1986/12．付文献．
- クリフォード・ギアーツ『文化の解釈学<1>』（吉田禎吾ほか訳）（岩波現代選書）岩波書店，1987/5．
「文化体系としての宗教」pp.145-215．
「現代のバリにおける『宗教的改宗』」pp.291-324．
- イ・ケトゥ・ギナルサ「バリ・ヒンドゥー教の宇宙観」（田村史子訳）岩田慶治・杉浦康平編『アジアの宇宙観』講談社，1989/1，pp.78-93．
- 泉山中三/講演「バリ・ヒンドゥーの世界――日本人の音感性との比較から」『キリスト教文化研究所研究紀要』25 (1992/)，pp.41-54．
- 松原晩香「バリーの宗教と演劇」松原晩香『南方の芝居と音楽』誠美書閣，1943/3，pp.255-278．
- 森 弘之「バリの土着的宗教とヒンドゥー教」山本達郎編『東南アジアの宗教と政治』日本国際問題研究所，1969/3，pp.44-61．
- 永渕康之「文化的権威の歴史化とその開示――バリにおけるヒンドゥー、法、カースト」山下晋司・山本真鳥編『植民地主義と文化――人類学のパースペクティヴ』新曜社，1997/12，pp.212-240．
- 竹内 新「インドネシアにおけるヒンドゥー教とイスラム教』『帝国学園紀要』7 (1982/7)，pp.235-250．
- 吉田竹也「『楽園］の宗教変容――バリ島のヒンドゥーの現在」『リトルワールド』53（1995/)，pp.12-17．犬山：野外民族博物館リトルワールド．
- 吉田竹也「ムスポ――バリ島のヒンドゥーの祈り」『人類学研究所通信』3･4（1995/)，pp.2-12．名古屋：南山大学人類学研究所．
［仏教・キリスト教］
- 岩本 裕「バリに伝承された仏教」岩本裕編『アジア仏教史・インド編<6>東南アジアの仏教』佼成出版社，1973/6，pp.296-309．付文献．
- 原 誠「日本人キリスト者三浦襄の『南方関与』――信徒のキリスト教受容に関する一考察」『東南アジア研究』16-1 (1978/6)，pp.32-77．付文献．
- ダグラス・マッケンジー『マンゴー樹の教会――バリ島のキリスト教』（桃山学院大学インドネシアワーキング実行委員会/訳）聖公会出版，1989/12．
［ブラック・マジック］
- 林 巧「精霊と黒魔術が舞い踊るバリ」林巧『アジアおばけ諸島（アイランド）』同文書院，1995/8，pp.11-68．
- 中沢新一『野ウサギの走り』思潮社，1986/5．
「マジック・イン・バリ」pp.98-124．
「ジャングルの哲学」pp.154-191．
「バリ島のジョルジュ・バタイユ」pp.232-242．
- 中沢新一「呪術師の生体システム理論」『新・岩波講座哲学9 身体 感覚 精神』岩波書店，1986/7，pp.317-344．
- 中沢新一『虹の理論』新潮社，1987/6．
「ファルマコスの島」pp.157-181．
「ファルマコスの島2」pp.185-211．［「呪術師の生体システム理論」1986/7 の再録］
- 吉田禎吾「バリ島における呪術と象徴的世界」『社会人類学年報』1 (1975/11)，pp.133-147．
［儀礼一般］
- 藤岡保夫『バリ人の通過儀礼』泉大津：藤岡保夫，1982.4．
- 鏡味治也「バリの『産神』」『南方文化』9 (1982/11)，pp.151-162．
- 鏡味治也「儀礼の正装論議に見る現代バリの宗教事情」『民族學研究』60-1（1995/)，pp.32-52．
- 河本寛樹/編訳「バリ人の結婚，妊娠および出産の儀礼」中村孝志編『インドネシア社会の宗教と習慣』天理：天理教東南アジア研究室，1976/11，pp.341-359．
- 永渕康之「バリにおける『起源』共有集団とその社会的意味――ウォンガユ・グデ村の場合」『名古屋工業大学学報』46（1994/)，pp.110-120．
- 中村 潔「バリの土地所有と儀礼」石川榮吉監修『オセアニア2 伝統に生きる』東京大学出版会，1993/4，pp.145-158．
- 中村 潔「バリの儀礼と共同体」吉田禎吾監修『神々の島バリ』春秋社，1994/6，pp.33-58．
- 吉田禎吾「バリ島民およびメキシコ・チアパス高地のインディオの病気と治療儀礼」『民族學研究』48-3 (1983/12)，pp.314-322．
- 嘉原優子「アサック村のガユ・アユ儀礼――バリのサンギャンをめぐる考察」藤井知昭監修・責任編集『儀礼と音楽民間信仰編』東京書籍，1991/3，pp.153-175．
- 嘉原優子「儀礼としてのサンギャン」吉田禎吾監修『神々の島バリ』春秋社，1994/6，pp.91-110．
［農耕儀礼］
- 藤岡保夫「バリ島の水稲作とその儀礼」宮本延人編『バリ島の研究』東海大学出版会，1968/2，pp.95-151．
- 藤岡保夫『バリ人の暦と稲作の儀礼』泉大津：藤岡保夫，1982/[7]．
- 大井 正「バリ島の農耕儀礼」大井正『未開思惟と原始宗教』未来社，1978/11，pp.181-187．
- 大井 正「バンガイ諸島の農耕儀礼とバリ島の農耕儀礼」大井正『フォークロアとエスノロジー』世界書院，1991/7，pp.189-229．
［葬送儀礼］
- 遠藤 央「死をめぐる観念――バリ島の葬送儀礼ムフン」『社会人類学学報』Vol.15 (1989/11)，pp.159-171．
- 鏡味治也「死者の霊を浄化するンガスティ儀礼」『季刊民族学』61 (1992/7)，pp.58-72．
- 鏡味治也「バリ島の親族・カーストと祖先祭祀」石井溥 編『南アジア・東南アジアにおける宗教・儀礼・社会』東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所，1995，pp.
- 永渕康之「埋葬儀礼の変容――バリ島・ウォンガユ・グデ村の場合」『民族學研究』53-3 (1988/12)，pp.253-279．
- 中村 潔「バリ村落の多様性：火葬と埋葬の問題をめぐって」『民族學研究』50-2 (1989/9)，pp.198-214．
- 尾形一彦『バリの風葬』一枚の絵，1995/7．
- 高橋 明「死の儀礼」吉田禎吾監修『神々の島バリ』春秋社，1994/6，pp.193-226．
- 吉田禎吾，隈元信一/文・写真，栗本信実/写真「バリ島の葬儀――舞踊家マンダラ翁の死」『季刊民族学』41 (1987/7)，pp.63-83．
- バリ文化研究所『癒しの「バリ占い」バリ島に伝わる聖者の教え』飛鳥新社，1999/4．
- 鏡味治也「バリ島の住居と世界観」渡邊欣雄・三浦國雄編『風水論集』凱風社，1994/9，pp.400-424．
「宇宙と調和する住まい」(1987/10）の改稿．
- 倉田 勇「バリ島民の方位観」(1)『無憂樹』5 (1964/)，pp.
(2)『同』6 (1965/)，pp.
- 倉田 勇「方位観と村落の位置――バリ島とその他の事例考察」『民族學研究』33-1 (1968/6)，pp.62-63．
- 倉田 勇「『民俗方位』の一考察」『天理大学学報』24-2 (1972/)，pp.121-140．
- 倉田 勇「家屋の位置と意味――バリ島Desa Songan 他」『民族學研究』37-2 (1972/9)，p.153．
- 倉田 勇「バリ島家屋の位置と方位観」吉阪隆正ほか著『住居の原型<2>』鹿島研究所出版会，1973/5，pp.143-155．
- 倉田 勇「バリ島の家屋敷と場位観――方位［ke］と場位［di］」『人類学研究所紀要』7 (1978/)，南山大学，pp.47-58．
- 大重幸二「バリ島の古村における方位観念について」『季刊人類学』2-2 (1971/4)，pp.215-236．
- シンポジウム「象徴と空間――バリのコスモロジー」『現代思想』8-13 (1980/11)，pp.110-156．＊出席者＝市川浩・多木浩二・前田愛・中村雄二郎
- 吉田禎吾「バリ島のコスモロジー」田村史子・吉田禎吾・菅洋志『祭りと芸能の島バリ』音楽之友社，1984/9，pp.65-76．
［祭礼・供物］
- 芳賀日出男/写真と文「バリ島の村祭り――インドネシアの祭」
(1)『芸能』15-10 (1973/10)，pp.
(2)『同』15-11 (1973/11)，pp.
- 鏡味治也「バリ島の屋根つき祭祀場をめぐる集団とその祭祀――Bona村の事例から」『民族學研究』49-28 (1984/9)，pp.157-168．
- Kagami, Haruya（鏡味治也), "Ebatan: Ritual Meal Meru in Bali", in Man and Cultute in Oceania, 5 (1989), pp.
- 宮尾慈良「バリ島の祭儀――新年を迎えるムリスとムチャル」宮尾慈良『アジア演劇人類学の世界』三一書房，1994/3，pp.66-77．
- 村田悦子「テンガナンの暦と祭式」『環太平洋文化』4 (1992/4)，pp.57-88．
- 永渕康之「供物の世界 バリ島，ウォンガユ・グデ村．マンタニン・パディ儀礼」『季刊民族学』45 (1988/7)，pp.32-41．
- 中村 潔「10年に1度神の降る日――バリ島スラット村の儀礼」『季刊民族学』48 (1989/4)，pp.107-115．
- 中村 潔「儀礼の精緻化――バリ島スラット村における祭礼の二つの型」阿部年晴ほか編『民族文化の世界（上）』小学館，1990/4，pp.266-292．
- 菅 洋志「祈りに明け祭儀に暮れる神々の島バリ」梅棹忠夫監修・岩田慶治編『民族探検の旅第2集 東南アジア』学習研究社，1977，pp.8-39．
- 嘉原優子「バリ島のウサバ・カサ祭礼――主たる儀礼行動と儀礼空間との関係を中心に」黒田一充編『聖域の伝統文化』吹田：関西大学出版部，1995/，pp.
- 吉本 忍「ヒンドゥー・バリ教の供物，その象徴的世界」『民族藝術』Vol.1 (1985/)，pp.89-116．
［劇場国家論］
- 青木 保「劇場国家」青木保『儀礼の象徴性』（岩波現代選書）岩波書店，1984/10，pp.199-217．
- クリフォード・ギアーツ『文化の解釈学<2>』（吉田禎吾ほか訳）（岩波現代選書）岩波書店，1987/9．
「過去の政治，現代の政治」pp.238-262（特に<2>)．
- クリフォード・ギアツ『ヌガラ――19世紀バリの劇場国家』（小泉潤二訳）みすず書房，1990/1．付文献．
- 松島泰勝「劇場国家におけるミメーシスと暴力の論理――バリ島と琉球列島における経済社会の内発的展開」(上)『早稲田経済学研究』36 (1993/)，pp.65-80．(下) 『同』37 (1993/)，pp.57-74．
- 関本照夫「東南アジアと劇場国家」『みすず』340 (1989/6)，pp.30-37．
- 山口昌男「劇場としての国家――バリ島の場合」山口昌男『文化の詩学<2>』（岩波現代選書）岩波書店，1983/7，pp.20-35．
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