パフォーマ増強作戦

(1998.1.16)

 先日手に入れたものの、今一つパワー不足のPerformer5260。 隣で頑張っている"Quadra800もどきIIvi改"にさえパワーの差を見せつけられ、これでもPowerPC601の末裔か!? と言うこともしばしば(Performer5260内蔵は603e)。

 例えば、SANRIO TINY PARK(サンリオ タイニー・パーク。「ハローキティーのしんけいすいじゃく」など幼児向けお遊び学習ソフト。世間一般では「エデュティメントソフト」と称するが。)をスタートさせたときにスタートのイラストがでてくるときである。 画面上部からイラストが降りてくるのだが、途中で一時その動きが止まるのである。 まるで年老いた紙芝居屋さんが、2連続上演したあと、売れ残った飴を売り捌くためにさらに老骨にむち打って始めたようなときにこうなるんじゃないか、と思うような動画像一時停止。 何が哀しくて、パソコンMacで紙芝居みなあかんのじゃー! (わが家の次女は2才のくせして癇癪もちで、こういうかったるいことが有ると、いきなり怒りだす。 将来が思いやられる今日このごろである。)

せっかく手に入れたPerformerだが、これほどかったるいんじゃ、お蔵入りか、はてまて転売か、とも思ったもののそー簡単に手放したんじゃ"Macつかい"の名が泣くと言うもの。(誰も"Macつかい"なんておもーとらんて!)
こういうときは、まず現状把握から始めるのが日本の誇る"QC手法"の第一歩である。(結構、サラリーマンが身についていたりして。 でも会社じゃやってなかったりして。) 個人ホームページで”QC手法”なんていっても、しらけるだけなんで途中割愛するが、要は以下の手段でパワーアップをはかろうとしたのである;

作戦1 システムをMac OS 8へバージョンアップ

作戦2 内蔵HD diskを交換し、800MBから2.3GBへ。

作戦3 256KBの2次キャッシュメモリーを増設。

さて、結果であるが、

作戦1 システム・バージョンアップ;
見事空振り。
Power PC最適化がすすんで(いるの?)、多少は速くなったのでは?と思った甘い期待を見事に裏切ってくれました。OS8のかっこよくなった3次元的立体アイコンも、その姿をなかなか現してくれません。フォルダをダブルクリックすること数秒。やっとそのデザインを見せてくれる始末です。 と、いったわけでPerformaはますます遅くなりました。ちゃん、ちゃん。

作戦2 内蔵HD disk交換;
これはまー少しかすった程度。 Performaの内蔵HD diskはIDE規格のため、SCSIほど劇的には変わらなかっった。 まー、すこーし速くなったかな?って感じ。(そりゃ、HD自身のスピードは変わんないけど。)

作戦3 2次キャッシュメモリー増設;
いきなり3塁打! これですよ、これ! Mac改造本にあったとおり、20〜30%のパワーアップってありましたけど本当に体感できるほどのスピード向上がありました。 これで紙芝居からもおさらば! Performa52XXシリーズのお悩みの方々、これは投資の価値大です。

 
これで、しばらくは我が家も次女の癇癪から解放されそう(?)である。


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