日本に帰るためには、空港のある町まで行かなければなりません。クライストチャーチに戻るのも何なので、フェリーで最終地ウェリントンに向かいます。しっかり店が開いている時間に着けるよう、パンガコーブリゾートを８時に出てきたのですから。そうするとお昼過ぎにはウェリントンに入れるのだ。でも、何を見るという訳でもなく、お土産の仕入れ、そして空港へというのがこの町の役割です。

　フェリーで港に着くと、久しぶりの都会という気分になってきます。ほんの４，５日田舎に行っていただけなのに、やけに車が多いと感じてしまうし、高層ビルが多いなとも思うのです。高層ビルはクライストチャーチでも数えるほどでしたから、確かにその気分はよく分かる気がします。
　そんな中、タクシーでホテルに向かい、荷物を部屋に入れてから適当に散歩しつつ買い物を楽しみ、遅い昼食を取り、また一旦戻ってから夕飯を取りに外に出るという、都会ならではの行動パターンでニュージーランド滞在最後の日は過ぎていきました。