■ (4-1).ユーザー車検体験記・受付編 ■ |
(1).事前予約と必要書類 / (2).定期点検と記録簿 / (3).出発前の最終確認
(4-1).ユーザー車検体験記・受付 / (4-2).ユーザー車検体験記・検査ライン / (4-3).ユーザー車検体験記・費用
(5).ユーザー車検Q&A / (参考).レガシィ88ナンバー取得記(前編) / (参考).レガシィ88ナンバー取得記(後編)
前ページでは、出発前の最終確認について注意点を述べました。
このページでは、当日の受付や書類の流れなどを解説します。
私の場合、もともとレガシィをキャンピングカー仕様にしたいというのが88ナンバー化
への動機でしたが、実際には放送宣伝車として新車登録したというのは、既報の通り
(→参照:「レガシィの88ナンバー取得記」)です。そのため今回の車検に際しては、
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新たにキャンピングカーとして構造変更検査を受ける
■ このまま放送宣伝車として継続検査を受ける
というの2つの選択肢がありましたが、東京都の場合はキャンピングカーに対する税金
(毎年5月頃に支払う自動車税)が段階的に引き上げられていること(注1)や、KAZが
保留手続き中の自家用乗用車任意保険割引条件の有効期間があと3年間残っている
こと(注2)、またキャンプをしたり車中泊をすること自体は登録とは関係なくできる、など
の理由により、今回はこのまま 「放送宣伝車」
として継続審査を受けることにしました。
なお、いったん放送宣伝車で登録した車を自家用乗用車(5/7ナンバー)に戻すこと
は、再度「構造変更審査」を受けなければならないため、選択肢には入っていません。
(注1):基本的に8ナンバー車の自動車税は、都道府県によって金額が独自に
定められています。それは地方税であるためです。東京都(や大阪府)
では段階的な値上げ措置が取られたばかりであり、自家用乗用車との
税金差(コストメリット)が縮小しつつあります。
(注2):自家用自動車登録(5&7ナンバー)のクルマからキャンピングカー以外
の8ナンバー車に乗り換えをする場合、それまでに加入していた任意保険
の割引等級が引き継げません。つまり、新規加入扱いになります。しかし、
その時点までにランクアップさせてきた割引等級は、向こう5年間に限り
「一時保留」させることができます。つまり5年以内に再度、自家用乗用車
にカムバック(乗り換え)する際には、その間のブランクに関係なく、かつて
の割引等級から再スタート(継続加入)できる仕組みになっています。
〜 検査場に到着してからの手続きについて 〜 |
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新規登録や構造変更ではなく、継続審査(いわゆる車検)の場合は、 |
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初めて検査場に来た方は、建物の入口横にある総合案内板に一度 |
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また、念のために業務時間の案内板にも目を通しておきましょう。 |
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検査場で購入する用紙は、@継続審査申請書 A自動車従量税納付書 B自動車検査票、の3枚です。これは「陸運協賛会」で購入します。3枚 セットで30円でした。書き損じた場合を想定して、2セット分を購入しても 良いでしょう。なおBは、自動車検査「証」と発音が似ているのでご注意を。 |
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購入した申請用紙に記入する前に、しておくべき手続きがまだあります。 |
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自動車整備振興会で納税の検印をしてもらったら、ようやく購入した申請 用紙一式に必要事項を記入です。@継続審査申請書 はOCR用紙なの で、上半分は鉛筆で記入します。下半分やそれ以外の用紙は、ボール ペンで記入します。手数料印紙と重量税印紙をそれぞれ所定欄に張り、 申請人の欄に持参した自分のハンコを押して5番受付窓口に提出です。 (多摩登録審査事務所では、5番窓口がユーザー車検の受付です) |
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〜 さあ、いよいよ検査ラインに並びます 〜 |
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受付のおっちゃん(ホントにおっちゃんだった)に、4番ライン(2WD用)に車を |
次のページでは、検査ラインの各行程の画像も用意しています。ぜひご覧下さい。
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