kuro963 on the way (4)

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通院編その4



骨髄移植に向けて具体的に動き始めたつもりなのだが、そうは問屋はおろしてくれない。いやだいやだと言いながらインターフェロンをうちつづけている。

日付

メモ

検査結果[/ul]

12月4日(土)
〜12月16日(金)
外出から戻った時のうがいと手洗いで、この年末は風邪もひかず快調である。が、しかしIFN900のおかげで身体はだるく、おまけに気分も低調である。
11月、12月を一度も風邪をひかずに来た、というのはここ十数年来記憶に無い。さらに!昨年末からの禁煙も無事一年を迎えた。たまーに、一服したいなー、と思うことはあるが、一過性のもので全然つらくない。それよりもなによりも、人混みの中で歩きながら煙草を吸っているヤツを見ると腹が立つ。昔はそれが自分だったのに。
そんなこんなの自分に表彰状をあげよう。よく頑張った。
 
12月17日(金) 採血の結果は上々、ようやく白血球数が下降してくれた。前回のマルクの結果は、陽性率83%。残念ながら思ったよりも改善されていない。が、ずいぶん慢性期に近づいた、との事である。良かった。次回は来年の1月7日(金)。というわけで、3週間後である。600万単位と900万単位を交互にうつことを薦められた。う〜ん、と考え込んでしまったが、慢性期に近づいているという言葉によろめいて、首を縦にふってしまった。IFNが55個である。コント55号ではない。カバンに入りきらないので、半分はビニール袋のまま持ち帰った。嗚呼、君知るやインターフェロン55個の重さを。検査代、薬代で91,770円なり。
久しぶりに同病のSさんと病院で会った。イントロン900を毎日続けていて、血球値も安定しているらしい。年齢が50歳を越えているのでバンクには登録していないそうだ。こちらの状況も伝えたりしてちょっと話し込んだ。やっぱり同病の人が頑張っているのを見ると、自分も頑張ろう、と思う。Sさんもよいお年をお迎えください(こんな挨拶はちょっとまだ早かったかな)
WBC 6,700
PLT 61,000
12月18日(土)
〜12月30日(木)
いやー、もうどうにもこうにもだるい。会社で椅子に座っているとそうでもないが、立ちっぱなしだとしんどい。白血球も血小板もかなり減っているんじゃないかな?家にいるとお昼過ぎに眠くなり、昼寝が欠かせない今日この頃である。
気分もまったくすぐれないが、イライラした時はすぐさま別の事を考えるようにしている。精神的なフェイントをしていると言えようか。だがこういうのも長く続くと疲れるもんである。人と会ったり、話したりするのもおっくうである。一日くらい薬をさぼったらちょっと楽になるかな、たまにはさぼるのもいいかな、なんて思ったりもするが、気が小さいのでさぼれない。実は12月3日の忘年会があった日には注射をさぼったのであったが。
2週前くらいに胃腸の調子が悪くなってから酒を遠ざけている。今までは晩酌でたしなむ程度であったが、薬のせいでまったくおいしくない上、お腹がピーピーになってから冷たいビールが恐怖である。今日のビールもまずいな、なんて思いながら飲んでいたのはビールではなく、缶チューハイだった、なんてこともあった。それだけ味がわからなくなっているのだ。
台湾バンクではA,B座がマッチするドナーが何人か見つかっているらしいが、DR座が未検査だということだ。この検査費用は当然患者負担なので、ちょっとペンディングにしてもらっている。国内の1座不一致と、韓国バンクの検索結果をみてから考えよう。
 
12月31日(金)
〜1月6日(木)
2000年のカウントダウンには参加せず。めっきり夜が弱くなってしまっているので、グーグー寝ていた。
正月だと言うのに、酒はコップ一杯のビールしか飲まなかった。うまく感じないので、飲まなくても全然つらくない。食欲はある。1日には去年行けなかった初詣。
 
1月7日(金)
年明けなので病院はさぞかし混んでいるだろう、と覆ったら案の定混んでいた。午後診療で、採血番号は400を越えて3番だった。いつもは350〜380くらいなのに。ただ、採血は待たされることもなく順調に済んだ。
内科の受付はさらに混んでいた。椅子に座れないで立って待っている人もちらほら。今日は時間がかかりそうだな、と覚悟していたらすぐに診察室に呼ばれて、2時半には診療が終わり、薬を貰って新宿駅に3時に着いた。
白血球は微増、ということで、とりあえず2週間だけIFN900を連日続けることで先生と合意。2週間後の結果を見てさらに900で続けるかどうか判断することにした。この調子で2週間づつだましだまし900を続けることになりそうだなあ。
今日は朝から東京地方はどんよりと曇り空。朝起きるときに身体がとても重くてつらかった。気圧が低いとなんだか調子が悪いのだ。通院日でなかったら会社休むとこだな。電車バスで立っているのが非常につらい。採血では赤血球の数がいつもより低かったけど、ヘモグロビンは問題無いので貧血ではないみたい。40個のIFNをカバンにつめて駅までとぼとぼ。西新宿から地下鉄に乗ろうかと思ったけど、JRに乗り換えた時に座れない可能性が高いので我慢して駅まで歩く。キメラの翼が欲しい!
診察が早く終わるようだったらT-zoneかさくらやかヨドバシカメラでテリオス買っちゃおうかな、なんて企んでいたんだけど、身体の調子が悪いので、とっとと帰る。小腹が空いたので、たい焼きを買って帰った。
バンクの方は特に連絡なし。次回は1月21日。今日は69,360円なり。
WBC 8,800
PLT 60,000
1月8日(土)
〜1月20日(木)
週末頃から腰が再び痛み出す。13日に会社で椅子から立ち上がる時に痛みがはしった。その日から湿布を貼って、ホカロンもあてて温める。前回の腰痛騒ぎの時もインターフェロンうって9ヶ月頃だった。今回も8ヶ月目だ。痛さで動けなくなってしまうのもイヤだが、インターフェロンを止めてしまうのもコワイので、勝手に600万単位に減量してしみる。2日ほど600で様子を見て、再び900に戻してみると、やはり痛みが強まる。家でごろごろしているならいいが、痛みがひどくなって会社で動けなくなってしまうのは困るので、次の通院日まで600万単位に減らしてしまおう。なんか、いやだなあ。
だが、ホカロンで徹底的に温める作戦で、4〜5日したら痛みがひいてきた。それにあわせて900万単位に戻す。
 
1月21日(金)
北風ピューピューで今日は寒かった。新宿高層ビル街はさらに風が強く、吹き飛ばされそう。
採血番号札は356番、受付は330番台で、中央検査室はなかなかの混雑。今日の採血の針は痛かった。終わった後、今も痛い。先週の腰痛のせいで薬が余ってしまったので、今回は5個減らしてもらって37個。念のため、湿布薬も貰っておいた。院内薬局で薬を薄いブルーの手提げ付きの袋に薬を入れてくれるようになった。有り難い。今まではコンビニの袋みたいなやつでかなりカッコ悪かったのだ。だから無理矢理自分のカバンに入れ替えていたのだ。
61,930円なり。次回は2/4(金)。2/1(火)に超音波検査をやる予定。先生が、「そろそろ...」と言いかけたので、あっマルクか?!と緊張したが、違った。ホッ。 バンク関連でK大病院のO先生からは連絡なし、主治医の先生から連絡してもらうことになった。帰りにT-zoneで16MBのCFカードを4,980円で購入。
WBC 7,400
PLT 71,000
1月22日(土)
〜1月31日(月)
韓国、台湾ともに良い条件のドナーは見つからなかったようだ。現在、1座不一致で国内での3名とコーディネイト及び検査をしてもらっているとのこと。2/1で全米バンクのドナー候補の保留期限が切れるが、こちらはこのままリリースしてしまうことにした。つまり、国内の3名に賭けるということだ。全米バンクのドナーよりも良い条件のドナーではないかもしれない、コーディネイトが進んでも最終的に断られてしまうかもしれない。という最悪のケースも思い浮かべながら先生の話を聞いた。
それにしても、突然の電話連絡で大きな選択を迫られ、非常に焦った。果たしてこれで良かったのかどうか?
このところ、会社の仕事にあっぷあっぷ。精神的にもいっぱいいっぱい。
 
2月1日(火)
腹部の超音波検査。マルクや採血などの痛い針を刺すような検査ではなく、非常に気楽な通院日である。検査料1,280円、いつもこうだといいなあ。その後DIFさん、ふじもとさんと会う。  
2月2日(水)
〜2月3日(木)
身体のだるいのはともかく精神的な状況悪し

普通の人から見たらたいしたことやってないけど、きついです。なんとかしなければ。間に合わないので、家に持ち帰って仕事をしていたら、在宅勤務(正式にはこういう制度は無いのだが)の形でもいいよ。と言ってくれたが、問題の本質はそういうことではなく、仕事量を減らして欲しいということなのだ。
3日は本HPオープンの1周年記念日であった。おめでとう。ありがとう。
 
2月4日(金)
今日は診断書を書いてもらった。もう一息900万単位を続けて抑え込みたいところなのだが。肉体的にと言うよりも、精神的にツライ。先日の検査の結果、脾臓はやや腫れているらしい。また、脂肪肝でもあるようだ。晩酌止めているのだが。うむむ。
バンクのコーディネイトについてはまだ結論が出ていないが、なんとなく先行き暗そう。と自分では思っている。以降2週間は900万単位と600万単位を交互に。今日はしめて62,350円なり。
WBC 6,800
PLT 77,000
2月5日(土)
〜2月17日(木)
7日はどうしても休めない事情があったので会社へ出た。やりかけの仕事をとりあえず引き継いで、診断書を提出して帰宅した。8〜10日は会社を休んでしまうことに決めた。昼頃まで出社して、とりあえず毎日会社に来ようかとも思ったのだが、中途半端にずるずるするのも返って良くないだろうと判断した。休む、と決めて家路につくと気分がだいぶ楽になってきた。こんなもんなんだな。
しかしまあ、鬱状態ってのはホントにつらいもんだ。なったことの無い人のはわからないと言うが、本当だ。自分なりに気を晴らそうと、精神状態を悪くするような(仕事や病気やいろいろ)事をとりあえず考えないようにしているのだが‥。会社へ行って、バタバタ忙しそうにしている人を見るとまたイライラしてくる。 朝、会社に向かう道すがら、突然腰が痛くなった。動けなくなるほどではないが、椅子に座って同じ姿勢を続けていると痛い。どうにもこうにも、ぱっとしないことばかりの今日この頃である。
 
2月18日(金) 採血に30分以上も待たされた。採血前にトイレに行っておいたら、なんと今回は採尿があった。あちゃー、少ししか出ないよ。量が少ないかな、とおそるおそるカップを置いてきた。内科は混んでいたのだが、診察は順調に済んだ。前回、前々回と採血の量が多かったのだが、その検査結果は良好だとの事。昨年末よりも改善されているそうだ。もうひといき、白血球を5000〜3000くらいに抑えたいところ。つらいが、もう一度900万単位を連日で頑張ってみよう。
クレーム婆さんがいた。診察前に待合室で待っていたら、70歳は越えているであろうおばあさんが、内科受付に「院内処方にしてくれないと、違う薬出される上、待たされるのよぅ!ちゃんとここに院内って書いて置いてちょうだい!」と文句を付けていた。受付の女の子が、担当主治医は誰か?とかいろいろ聞いているのだが、そのおばあさんは全く聞く耳を持たない。とにかく自分の言いたい事をずーっと言い続けていた。
自分の診察が終わり、1Fで会計と支払いを済ませて、院内処方で自分の薬を待っていたら、さっきのクレームおばさんが薬局の女の子に噛みついていた。いつもの薬(粉薬)の味が違うから、調合を間違えているのではないか、と怒っているのであった。保健所に言って調べて貰う!とも言っていた。薬局の女の子は丁寧にじゃあもう一度薬出し直します。と言って処方をやり直していた。「わたしは医者で、しろうとじゃないんだからわかるのよ。20年以上もこの薬飲んでるんだから。しろうとだったら間違えて飲んじゃうけど、わたしはそんなわけにはいかない」なんてことを一人で言い続けながらおばあさんは私の隣に座った。同じ ことをまだ言い続けている。おいおい誰に話しかけてんだよ、オレにか?困った、こういう時は死んだフリしよう(じゃない)、眠ったふりしよう、と寝たフリ作戦。
しばらくして新しい薬が出来たとおばあさんは呼び出されたが、ホントに薬間違えてない?これさっきのと同じなんじゃない?と疑っている。薬局の女の子は、さっきのはこっちです、と別の薬の袋を見せていた。おばあさんは薬を受け取り、また私のそばに来て、一袋封をあけて味見していた。「そうよ、これよ」と今度は納得している様子。これで帰るのかと思ったら、ブザーを鳴らしてまた薬局の女の子を呼びだしている。「今度の薬がそうよ、前のは苦かったのよ。間違いを保健所に言ったら大変なことよ」なんてまた文句言っていた。主成分の薬の調合を間違えてるんじゃなくって、味を調整する薬味(って言うのかな?)が違ってるだけなんじゃないの。子供用の薬だと、甘みをつけてくれたりするもんね。
そのうち自分の薬が処方されて、さあ帰ろう、と思ったら、おばあさんはまだ自分の薬をゴソゴソ見ていた。また一騒動起こしてくれるかな、と思ったりもしたが、とっとと帰った。イントロン300を42個で、今回は70,200円なり。次回は3月3日。
WBC 6,100
PLT 80,000
2月19日(土)
〜3月2日(木)
冴えないしょぼくれ毎日が続く

23日頃から徐々に倦怠感が強まる。会社には診断書を提出してあるので、今月初めの時よりも「精神的」には楽。黙って我慢していたら耐えられなかっただろう。
 
3月3日(金) IFN900 万単位連日投与の効果が出るのはもう少し先のようだ。2週後は血液学会で先生が休みなので次回は3/24。もういっちょ行きましょ900万単位で。‥そうだよな、よく考えたら入院していた時と同じ投薬量だもんな。3/8にマルク予定。薬はとりあえず2週分、残りはマルクの日に。今日は72,800円。
高額医療費の支給は昨年の11月分、健保負担分を見てびっくり。すみませんねぇ、お金ばっかりかかって。いつまで続くのかこのゴールの無いマラソンは‥。バンクからの請求書だけはきっちりきっちり送られてくるのだが(苦笑)
WBC 6,600
PLT 83,000
3月4日(土)
〜3月23日(木)
今日の骨髄穿刺はマルクおさまらない

8日はマルクのため通院。朝いちで一番だった。一度目の引きで、うまく取れなかったようで、違う場所に針を刺し直され、マルクの出血大サービスを受けた。嬉しくないっちゅーの。
別のベッドに横になって休んでいたら、別の患者さんのマルクが始まった。初老の男性で、マルクは初めてのようだ。先生とのやり取りが聞こえてきて、なんだか、また自分がマルクされているような気分になって落ち着かない。しかも麻酔が切れてきて、針の痕がちょっと痛くなったりするもんだから。
会計計算を済ませたところで、薬が院外処方されていること、薬の量が1週間分で良いのに、2週間分処方されているのに気づき、内科処置室に舞い戻る。看護婦さんに事情を説明し、薬を半分に減らして貰った。院内処方に変えて貰おうかとも思ったが、会計計算を済ませてしまっていたので止めた(これが失敗だった)
R薬局で処方箋を出したら、イントロンαの在庫が無い、と言われた。隣にあるA薬局に問い合わせてくれたが、そちらも5個しか無いそうだ。午後3時になれば用意できる、とのことだったが、日をあらためて取りに来ることにした。16日までの分の薬は家にあるので、当面はだいじょうぶなのだが、仕方がない、会社帰りに取りに来よう。いやはやなんともついてない日である。昼頃に家に着いてニュースを見たら、営団地下鉄の脱線事故があり、びっくり。
15日頃から歯磨きすると出血するようになってきた。血小板が減ってきたかな?と言うことは白血球も下がり気味か?24日までわからないな。
 
3月24日(金)
朝起きたら、口の中に血の塊が。きもちわるー。血小板かなり減っているのだろうかと思ったらそうでもなかった。8日のマルクの結果はPh1染色体の陽性率が55%。今まで80%前後をうろちょろしていたのに比べると改善されている。慢性期に近づいたらしいが、昨年の6月以前の慢性期とは同じではない、との事だ。白血球も減ってきているし、まあこここは素直に喜んでおこう。さらに900万単位で頑張る。もう一息だな。
K大病院のO先生と話をしてくれたようで、今あわてて移植しても(条件の良くない非血縁ドナーから)かえって良くない結果になることが予想されるので、薬でコントロールできないような状況になった場合に移植を考えましょう、ということになった。
日本血液学会で発表のあったチロシンキナーゼ阻害剤の話を聞いた。主要な大学病院(東京医大でも)治験を始めるらしい。ふむふむ。今日は69,590円なり。次回は4月7日(金)。
WBC 5,200
PLT 75,000
3月25日(土)
〜4月6日(木)
嫌々ながらインターフェロン君とお友達宣言

まーなんちゅうかですね。移植ならば心身共にツライ思いをすることになるけど、それはある一定期間(数ヶ月くらいかな)の話じゃないですか。でもですね、インターフェロンって一体いつまで続ければいいの?こういうのって苦手なんだよなあ。副作用も強いし、自分で自分に注射するのが何よりもイヤだな。しかもそれが毎日だもんなあ。痛かったり、苦しかったりしてもそれが一瞬で終わるのなら我慢できるんだけど。例えばマルクってイヤだけど、痛いのはほんの一瞬だからそんなにツライものではないと思っている。空手やってる小学生に100発パンチをくらうのと、ジャイアント馬場に空手チョップを一発だけくらうのとどっちがいいですか?わたしゃ後者を選びますな。だけど仕方がない、渋々だけどインターフェロン君と仲良くしていきますよ。900万単位でも1200万単位でもかかってきやがれ‥‥‥、ウソです。
てなこと言っていたら、1座不一致で移植可能なドナーが現れた、という一報が留守電に入っていた。詳細はわからないが、果たしてどうなることやら。
組織変更やらでガタガタと落ち着かない上、早く帰りたくても帰れなかったりする日々が続き、今週はかなり疲れた。ほんとうに。
 
4月7日(金)
血球値はまるで計ったように推移している。今日は末梢血検査結果を↓に記す。
WBC 4.7[10*3/ul]、RBC 2.89 [10*6/ul]HB 11.5 [g/dl]、HT 32.2 [%]MCV 111.4 [um*3]MCH 39.8 [Pg]MCHC 35.7 [%]、PLT 60 [10*3/ul] (標準より高いのは赤、低いのは青で示した)
今年に入ってからずっと赤血球が3.0[10*6/ul]を下回っている。だいぶ骨髄抑制がきいているということだろうか。2/18からずっと900万単位/日が続いているが、もう一息だな。次の通院日までのこの2週間も引き続き900万単位/日で行く。69,340円なり。次回は4/21。
病院へ向かうため地下鉄で、降りてきた外国人女性とすれ違ったら猛烈な香水の香り。外見も、なにやら非常に濃い感じで、愛想振りまきながら歩いてた。車内はこの人の香水の香りで充満。たった2駅の間だけど苦しかったぞ。途中の駅から乗ってきた人は不思議だったろうな。臭いの元がいないんだから。エレベータの中で、おならした本人は降りていなくなっちゃったような状況だ。
ところで全く関係のない話ですが、西新宿駅改札前の売店のおばさんはちょっとコワイです。金曜の昼頃はいつもこのおばさんです。こちらは客なのに、買わせていただいている、あるいは売っていただいている、といった感じ。なんだか面白いので病院へ行くときはいつもここで新聞や雑誌を買っている。
自宅のPCを新調したので、古いマシンにLinuxを入れてみた。単純ミスでインストールにすったもんだしたが、なんとか無事に動いた。なんだかはまってしまいそうな予感。
WBC 4,700
PLT 60,000
4月8日(土)
〜4月20日(木)
かなり身体がだるい日々が続く。12日は会社へ向かう途中で何度も家に帰ろうかと迷った。13日は休んだ。すぐにゴロンと横になれる家にいるのがやっぱり楽だ。
今のこの病気が発覚した時に面倒をみてくれた会社の診療所の看護婦さんがガンで亡くなったそうだ。びっくりして言葉が出ない。
Linuxは目標の2/3くらい使えるようになってきた。サウンド関係の設定が難しそうだ。そもそもunixの基本的な事がわかっていないのだ。viはいまだに指が覚えているんだなぁコマンドを。
 
4月21日(金) あれ?予定が違う。増えてしまった。継続して900万単位連日攻撃だ。
病院内のキャシュディスペンサーでお金をおろそうとしたら、「ただいまお取り扱いできません」と拒否された。おかしいな、と思いつつ外の銀行でカード引き出しをしようとしても、「タダイマノジカンオトリアツカイデキマセン」と無味乾燥なメッセージが。別のカードを入れてもダメ。他行だとダメなのかな?どうも今朝から銀行のオンラインシステムがダウンしているらしい。それならそうとメッセージ表示してくれればいいのに、カードが破損したのか、それとも何か間違ったことでもしたか?と不安になった。きわめて不親切なエラー表示である。給料日前なのに(給料日後でも、だ)、6万6千円も財布に入っているわけがな い。病院の会計で事情を話して、端数の5千円だけ支払い、残りは次回、ということにしてもらった。病院でツケ払いをすることになるとは思わなかった。かっこわるいような、でも病院から見れば上得意先かもしれないからたまにはいいか。次回は5/6(土)
WBC 5,000
PLT 86,000
4月22日(土)
〜5月5日(金)
どうにもこうにも身体がだるい。人混みの中に入るとさらに顕著だ。歩いている分にはいいのだが、ちょっとの間でも立ち止まるとしゃがみ込みたくなる。だめだ、もう。600万単位に減らそう。
 
5月6日(土) 連 休中の通院日なのでやはり病院は混んでいた。が、名前が早く呼ばれて、思いの外早く終わった。血球値はようやく目標に近づき、インターフェロンも900万単位と600万単位の交互になった。自分ながらここまで随分頑張ったと思う。しかし、頑張りすぎてとてもだるいです。歩行速度も通常の80%くらいかな、スピードがあがりません。あと、駅や歩道橋の階段を上がるとふうふう言ってます。
インターフェロンが7箱余っているので、処方量を減らしてもらって、5万1千円なり。ただし、前回の未納分6万円があるので、合計11万1千円。次回は5/19。
WBC 3,800
PLT 70,000
5月7日(日)
〜5月18日(木)
インターフェロンの量が減り(当者比▲20%)、だいぶ気分が良くなってきた。が、いかんせん身体が言うことを聞かない。コピーを取ったり、プリンタに出力した紙を取りに行ったりして自分の席に戻っただけで「ふう〜」。今日なぞは、ロッカーの下の方にある資料をしゃがんで取って、立ち上がったら、ふら〜っときた。
相変わらず午後には家に帰り、ゴロンと横になってうとうと寝たりしている毎日である。端から見たら全く情けない日々の生活である。
 
5月19日(金) マラソンに例えたら、今どのあたりを走っているのだろうか?

....なんてことは誰にもわからんのだ。
さて、本日の末梢血検査の結果は、WBC 4.8[10*3/ul]、RBC 2.55 [10*6/ul]HB 9.8 [g/dl]HT 28.5 [%]MCV 111.8 [um*3]MCH 38.4 [Pg]MCHC 34.4 [%]PLT 85 [10*3/ul] (標準より高いのは赤、低いのは青で示した)
やっぱり貧血傾向にあるみたい。これはインターフェロンではなくスタラシドのせいらしい。ほぼ1年続けたスタラシドを止めても良いようだが、その分インターフェロンを増やす、と言われると、うーんと考え込んでしまう。間をとって、今日からスタラシドを100mg/日から50mg/日に減らす。インターフェロンは600万単位と900万単位の交互。約4万7千円なり。次回は6/2(金)。
ここ数ヶ月、ちょっとこみいった話をすると、咄嗟に言葉が出てこなかったり、舌が回らなかったりすることがある。呆けが始まったのか?お薬のせいなのか?
WBC 4,800
PLT 85,000
5月20日(土)
〜6月1日(木)
特筆すべきこともなく、相変わらずの毎日である。が、先日風呂上がりに久しぶりにヘルスメータにのったら、57Kgであった。食べたいだけ食べ、飲みたいだけ飲んでいた1990年頃のピーク時は67Kgだったのに比べて10Kgも痩せたことになる。その後、食べ物及び食べ方に注意するようになって60Kg前半に落ち着いてきていたのが、ここ2〜3年である。胃袋も小さくなってしまったようで、すぐにお腹いっぱいになるし、そもそも食べる量が少なくなってしまった。時に小学校5年、3年の子供たちの方がたくさん食べることがある。そして昨年末から晩酌をストップしたらぐんぐん体重が減ってしまった。こうなると困るのは着る物である。ズボンがみなブカブカになってしまったのだ。先日ユニクロでいろいろと買い込んで、ズボンのウエストも1サイズ小さいのを買ったが、それでもまだゆるい。ベルトを切りつめてしぼってはいている。洗面所の鏡の前に立って自分を見ると、あんれまー、という感じ。あごの下から首にかけてひょろひょろになってしまった。
 
6月2日(金)
本日の末梢血検査の結果は、WBC 4.0[10*3/ul]、RBC 2.45 [10*6/ul]HB .9.5 [g/dl]HT 27.2 [%]MCV 111.0 [um*3]MCH 38.8 [Pg]MCHC 34.9 [%]PLT 69 [10*3/ul] (標準より高いのは赤、低いのは青で示した)
RBC、HBがまだ減少ぎみ。投薬量は現状通り(600万単位と900万単位の交互、スタラシド50mg/日)だ。しめて5万7千円なり。さて、今日は5/19に書いた「舌がまわらない現象」について神経内科も受診した。インターフェロンの副作用であるかどうかは現時点では不明。詳しい検査(MRIと脳の血流を調べるやつ)を15日に受けることにした。その検査の結果は23日に外来受診予定。いつもの内科の外来は次回が16日なので、なんだか忙しくなっちゃった。
WBC 4,000
PLT 69,000
6月3日(土)
〜6月13日(火)
元々インターフェロンのせいでだるいところに、暑さと、貧血傾向のトリプルパンチでへろへろになった。6日(火)と9日(金)は会社を休んで家でごろごろ。7日は会社に出たが、会社への行き帰りはふらふらで、ちょっとコワイ。
そんなこんなの今日この頃、病気の状態は落ち着いているようでまあまあ良いのだが、見かけ上の体調は全然良くない。なんだか変だな。こういうものなのか?こういうものなのだろう、きっと。
とかなんとか言ってたら日曜から熱(37.7度)が出てさらに調子悪くなった。月曜の朝には37.1度まで下がったけど、寝冷えでもしたのかな?火曜になっても、熱が38度を越えたり、37度台に戻ったり、汗がたくさん出る。いやーな予感がしてきた。
 


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