4.脳卒中の予防・回復のための食事のとりかた それでは最後に一般的な食事のとりかたについて お話させていただきますね。 ここに書いてあるのは脳卒中の時に限らず、 ふだんの食生活でも実行していただきたいことですので よかったら参考にして下さい。
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(食事のとりかたのコツ)
・塩分を摂りすぎない様にする。 塩分のとりすぎは高血圧のもと! お塩の上手な取り方はまたの機会にお話しましょう。
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・肉・魚・卵・大豆製品などのたん白質を しっかりとる。 たん白質は血や筋肉のもとになります。 卵は栄養バランスの優れた完全食品。 一日一個は食べたいものですね。 卵にはコレステロールも含まれていますので、 食べ過ぎには注意です。 お肉はしゃぶしゃぶ風にあっさりとゆでて ぽん酢と大根おろしで食べたり、鶏肉を 煮物風にしても食べやすいですね。
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・野菜・いも・かぼちゃ類は多めにとる。 野菜は汁物の具としてふんだんに使うと 生の時よりかさも多くたべられ、汁にとけだした 栄養も逃がさず食べられます。けんちん汁や 豚汁などにしてみては?お芋やかぼちゃの煮物は 常備菜として多めに作っておくといいですね。 野菜・芋類ともに食物繊維が 豊富で便秘予防になります。 また体調を調えるビタミンも豊富です。 海草にも食物繊維や若返りのビタミンが豊富に含まれています。
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・油の量に注意。 調味料で使うのは植物油にし、動物油は 肉、魚、牛乳などの食品から自然にとれる くらいの量にしましょう。とりすぎもいけませんが、 まったくとらないのも逆効果ですよ。
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・アルコールは控えましょう。 やはりお酒はほどほどに・・・(^−^)。 時には”休肝日”を作って肝臓もいたわってあげましょう。 こういったところでしょうか? 最近はテレビで毎日のように健康に関する番組が 放映されていますので、みなさんすでにご存知のこと ばかりかもしれませんね。わかっているけどなかなか 実行できないという方、あなたの健康を守るのはほかでも ないあなたです。毎日の食習慣をほんの少しでも見直してみては? 脳卒中をはじめ病気を患っていらっしゃる方々、病気を気にしすぎて いつもくよくよしていたのでは治るものも治りません。 どうか病気と根気強く、また上手につきあってください。 1番大切なのはあなたの”元気になりたい!”と思う気持ちなのですから・・・。
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