脳卒中とその予防・回復のための食事 

 silver-kochi の”はる”さんのメールから転載 

まずは「脳卒中に関するお話」から
(谷口江利香(管理栄養士)さん記)
 1. 脳卒中ってどんな病気 
 2. 脳卒中はどんなときにおこるの? 
 3. 脳卒中の予防や回復に効く食べ物 
 4. 脳卒中予防・回復のための食事のとりかた 
 
 2. 脳卒中はどんなときにおこるの? 
(日常生活の中にひそむ原因)




 脳卒中は脳の動脈の動脈硬化によってひきおこされますが、日常の中にも
脳卒中の原因になることがひそんでいます。

 みなさんのおうちのなかで、脳卒中が起こる確率が普段の6倍にも高くなる
という場所があります。それはどこだと思いますか?

 実は”トイレ”なんです。トイレで大便をする時にりきむことがありませんか?
そのりきみによって血圧があがってしまします。
 急に血圧があがることで脳卒中がひきおこされるのだろうと考えられていま
す。りきまないですんなりと用を足すには便秘を防ぐことが大切です。



 また、お風呂に入る時にも急に熱いお湯に体をつけると血圧が一気にあが
って、脳卒中が起きやすくなります。お風呂に体をつける前に充分にかけ湯
をしましょう。

 心臓から遠い手や足からお湯をかけ、徐々に体全体にかけて、体をお湯に
ならしてからお風呂につかりましょう。お風呂は熱いお湯にさっと入るよりも少
しぬるいお湯にゆっくりつかるようにしたいものです。お風呂から出たら水分を
補給しておきましょう。



 眠っている間にも水分は使われますので、脱水を起こさないように寝る前に
はコップ一杯の水を飲むように習慣づけておくとよいですね。

 用便や入浴、睡眠は日常生活にかかせない行動です。それだけに、充分な
注意をはらって、脳卒中の原因を作らないように心がけたいですね。

 ※ 夏場には脳梗塞が多くみられますが、これも暑さでのぼせやすくなるか
   らでしょう。外出時には帽子を忘れずにかぶってお出かけ下さい。長時間
   暑い陽射の中で過ごすのも避けましょう。



ご意見・ご感想・質問等は eri0617@ps.inforyoma.or.jp まで


 
1. 脳卒中ってどんな病気 
 2. 脳卒中はどんなときにおこるの? 
 3. 脳卒中の予防や回復に効く食べ物 
 4. 脳卒中予防・回復のための食事のとりかた 

談話室のページへ戻る

日記帳のページへ戻る

シニア(老年期)の生き方の目次へ戻る

最初のホームページへ戻る