














 脳卒中とその予防のための食事 













 silver-kochi の”はる”さんのメールから転載 












  1. まずは脳卒中という病気の話から  
 2. 脳卒中はどんなときにおこるの? 
 3. 脳卒中の予防や回復に効く食べ物 
 4. 脳卒中予防・回復のための食事のとりかた 












 3. 脳卒中の予防や回復に効く食べ物 

 
 3.脳卒中の時に効く食べ物って?
それでは脳卒中の時に食べるとよいものについて
お話しましょう。
 =ごぼう=
 脳卒中の予防にも回復にもよいのが”ごぼう”です。
ごぼうには腎臓のはたらきを高める効果があり、体内の
老廃物を尿として排泄する手助けをしてくれます。
また食物繊維が豊富で、便として老廃物を排泄する
お手伝いもしてくれます。
便秘が解消されることは、血圧が上がるのを防ぐことにも
なります。お通じがよければ、必要以上にりきむ必要が
ありませんよね。
 こういった効果で体内の新陳代謝(体内の古いものと新しいものの
いれかわり・・・とでもいうのでしょうか?)が高まり、血液の
めぐりがよくなることから脳卒中の予防にすすめられています。
常食するのがよく、それにはごぼう粥がよいでしょう。
これは発作の後の後遺症の回復にも効くそうです。
 −ごぼう粥の作り方−
(材料:4人分)
・ごぼう・・・50グラム(約14センチ)
・米・・・・・・カップ1杯
・水・・・・・・800ミリリットル(カップ4杯)
(作り方)
 1.ごぼうは皮も大切な香りとうまみ成分なので、
きれいに洗って皮ごと使いましょう。
ササガキにしながら水に入れてあくをぬいてください。
※ササガキっていうのは鉛筆をナイフで削る時の要領で
ごぼうを薄くそいでいく切り方です。
 2.ごぼうと米、水を鍋に入れ、弱火で1時間ほど炊きます。
なべ底がこげつかないよう、火加減に注意しましょう。
 ※ごぼうがやわらかく、くせもないそうです。
食べにくい場合はほんの少しお塩をいれるとよいでしょう。
 おかゆなら食欲がなくても食べやすいのではないでしょうか?
また箸をつかわないので、そういう意味でも食べやすいでしょう。
おかゆのほか、きんぴらごぼうや煮物などの常備菜を作って
おき、毎日少しずつ食べるのもよいとのことです。
 =大根=
大根の皮には毛細血管を強くするはたらきがあります。
血管を丈夫にするには大根は皮付きで食べるそうです。
(ただし、もちろんよく洗いましょう。)
だいこんおろしにしてしょうがとすりおろしたものをあわせて
食べたり、大根めしにしてごはんにまぜるのもよいでしょう。
切り干し大根ひとつかみを360ミリリットル(カップ2杯弱)の
水で半量になるまで煎じた汁を1日2〜3回に分けて飲む
のも効き目があるそうです。
 =大豆=
大豆の水煮は常食することによって、傷んだ脳の血管を
回復してくれるそうです。
−大豆の水煮−
(作り方)
1.大豆カップ2を洗って一晩水につけておきましょう。
2.カップ6の水で煮て、味付けはしないで水飴状にドロドロになる
まで煮詰めます。これを毎日1〜2さじずつ食べましょう。

 =たまねぎ=
生たまねぎをみじん切りにして、おしょうゆ、ごま油、
かつお節、ドレッシングなどかけて食べるのもよいでしょう。
生たまねぎは”善玉コレステロール”というものを
増やしてくれます。(コレステロールには善玉と
悪玉があります。減らすようにするのは悪玉の方です。)
このとき水にさらすと辛みが抜けますが、
それでは薬効はうすらぐので水にはさらさないようにしましょう。
またたまねぎには血栓ができないようにするはたらきや
血栓を溶かすはたらきもあります(この働きは加熱したものにもある。)。
 どれも気軽に食べられる野菜ばかりですね。
ふだんなにげなく食べている野菜も、その効果を知ると
今までよりおいしく食べられる気がしませんか?
おいしく食べて健康を保つ、それが1番ですね。
  (参考文献)
・新版  食事で病気を治す本      中村丁次 著
                                        (法研   1800円)
・食べて治す医学大事典
                      (主婦と生活社    3400円)
ご意見・ご感想・質問等は eri0617@ps.inforyoma.or.jp まで












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