▼その6「不器用な理髪師」 |
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現実の出来事や日常生活の中でふと「こんな場面がマンガにあったな」と思う事はありませんか。それが「藤子な瞬間」です。ここでは私が体験した「藤子な瞬間」を紹介していこうと思います。第6回はA先生のブラック短編から「不器用な理髪師」です。今回はネタバレになりますのでご注意下さい。
それでは、
この時に思い出したのが「不器用な理髪師」です。鶏を捕まえて包丁を持ったとき、あの不幸な男がハッキリと鶏に重なって見えました。 |
<『不器用な理髪師』あらすじ>ちょっと強面なセールスマン。普段は身だしなみに気を付ける彼だが、この日は徹マン明けでヒゲをそり忘れていた。そこでちょうど目に付いた理髪店に入ったのだが、そこの跡継ぎはとても不器用で・・・。 |
<収録>
●愛蔵版ブラックユーモア短篇集1巻「不思議町怪奇通り」(中央公論社) |
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