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駒形橋



駒形(こまかた)の名は、浅草寺に属する駒形堂に由来する。
土地の人々によれば、コマカタは清く発音して、コマガタと濁らないと
伝えている。
ここは古来、交通の要地で、”駒形の渡し”のあったところである。



江戸の巷説に有名な、

  君はいま 駒形あたり ほととぎす

の句は、文芸・美術などの上で、駒形堂とともに、
この辺りの雰囲気を伝えるものである。




関東大震災(1923年)の後、復興事業の一環として、この地に新しく、
優美なアーチ橋が設計され、昭和二年(1927年)に完成した。
歌人、正岡子規の和歌にも、

  浅草の林もわかず 暮れそめ
    三日月低し、駒形の上に

というのがあり、当時の景況がしのばれる。

 (東京都 の説明板 より)



写真の様なバルコニーがある。






 



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