Gonzui Graphic Japan (G.G.J)     −ごんずい写真館 −
伊豆で見られる魚以外の生物−3−

何も海には魚ばかりではありません。伊豆で良く見られる魚以外の生物を集めてみました。


サラサエビ かっぱえびせんと呼んでます>  2008/6の生物

   サラサエビ科     学名:Rhynchocinetes uritai
 
  房総半島〜九州

   普通に見られる小さなエビ。いつも岩陰に群れて
   いて、全然珍しくもないのですが、写真で見ると
   結構キレイでしょ。ボクはダイビングを始めた当初
   からこのエビの事を何故だか『かっぱえびせん』と
   呼んでいます。

  撮影地:大瀬崎・柵下  水深8m
 
 



アカスジモエビ  <クリーナーとしても有名>

   モエビ科     学名: Lysmata amboinensis

   琉球諸島以南 インド洋 西太平洋、カリブ海

    お魚達のクリーナー(掃除屋さん)をする生物として
    ホンソメワケベラが有名ですが、このアカズジモエビも
    有名です。この写真を撮影した時もナガハナダイらの
    掃除をしていました。尤も彼らも魚に付いた寄生虫を
    せっせと食べているのですけどネ・・・

    撮影地:大瀬崎・先端  水深40m
 

 



 ハナオトメウミウシ  <海苔は浜乙女:ハマオトメ>  2009/5の生物

   タテジマウミウシ科     学名: Dermatobranchus
                                                             ornatus
 
   伊豆半島、紀伊半島

   ウミウシの名前はなかなか覚えられません。この
   ハナオトメウミウシはどうしても海苔で有名:浜乙女
   (ハマオトメ)と混ってしまって・・・ と言う訳で今後は
   このウミウシをごんずい的に浜乙女と呼ぶ事にします。
   オレンジの突起が奇麗です。

    撮影地:大瀬崎・先端  水深25m
 
 



 ヘンゲクラゲ  <ヘンゲ博士じゃなかったのネ・・・>

   ヘンゲクラゲ科     学名: Lampea pancerina
 
   xxxxxxxxxxxxxxxx

   雰囲気としてはウリクラゲっぽいです。 口(と表現
   するのが適切か・・・)を活発に開いて変化する事で
   ヘンゲクラゲという名前が付いているそうです。これ
   まではてっきり『ヘンゲ博士』という学者が名前を
   付けたモノだと思い込んでいました。胴体から長く
   伸びた2本の触手が特徴。

    撮影地:大瀬崎・湾内  水深10m
 
 



 アオウミウシ  <うにぃ〜って感じ>

   イロウミウシ科     学名: Hypselodoris festiva
 
   日本のほぼ全域

   伊豆のウミウシ基本型ってとこです。じっくり見ると
   結構と体が収縮するのが良く判ります。その動きは
   『うにぃ〜』と表現するのがふさわしいかと・・・
   最近は今まで名前も付いていなかったウミウシが
   話題になる事が多いですが、アオウミウシは昔から
   美しい色彩で有名でした。

    撮影地:大瀬崎・先端  水深10m
 
 
 



 スジコウイカ  <イカの写真は難しい・・・>

    コウイカ科     学名: Sepia tokioensis
 
   房総半島〜島根県

   大瀬で良く見るアオリイカよりは遥かに小型のイカで
   10cmにも満たない種類です。 イカの仲間の写真は
   とても難しいです。瞬時に変わる色や、距離を詰める
   のがとても難しいのです。彼らは危険を感じるとジェット
   噴射で、アッという間に遠くへ逃げてしまいます。
 

    撮影地:大瀬崎・湾内  水深15m