←アシスタント:翔真チン
と、明らかにごんずいが大きい!
1匹で10cm近くもある完全大人
サイズ・・・。これじゃ中に入らない。
←ごんずい玉が接近!が・が、
1匹が10cmの大人サイズ。
デカイ!これじゃ無理だよぉ・・・。
せめて1匹 だけでも・・・と試みるもやはりNG・・・。トホホのデビューとなったのである。
が、これは想定の範囲。この時期(春先)、2〜3cmサイズは難しいという事が判って
いたけどチャレンジしたのである。狙いは秋だ!
ごんずいLOVE(GL-01)に無情にも ええぃ!仕方あるまし!とごんずいLOVE
無関心なごんずい君たち。 越しに撮影してみた。
何となくごんずいLOVE・・・(かなりインチキ)
←この様子をこっそり見ていたイタチウオ君
(50cm)。どうやら彼もごんずいLOVEの
中に入ってみたそうだった。
ごんずいLOVE
・・・はてはて、困った事になった。
思った以上にごんずい玉が中に入ってくれない。
なので作戦を変更してごんずいLOVE(GL-01)
縦置き輪くぐり方式に変更してみる事になった。
←これがスタンド方式の図
この型にごんずい玉を追い込み、ハート型にする
ヤケクソ作戦の始まりであ〜る。
で、ごんずい玉で試す前にチョットだけ寄り道し、
オキノスジエビでやってみた。
オキノスジエビは比較的深場に生息するエビで、非常に大きな群れをなす事でも有名である。
またレアモノのエビでもあり、こんなくだらん実験をやってる場合では無いのだが、遊び心に
火の付いたオレを止められる者はいない。
群れるオキノスジエビ
・・・んん、LOVEか?LOVEなのか?
←あらら・・・
大群の前にごんずいLOVE(GL-01)、完全に
占拠される・・・。
大体、エビちゃんは触角が敏感だからごんずい
玉より輪くぐりさせるの難しいと思うんだよねぇ。
最初から判っていたけどさ・・・。
おきすじLOVE
さあ、オキスジで遊んでいる場合ではない。肝心のごんずい君で夢のハート型を
実現せねば!
1st−contactではごんずい単体が大き過ぎた。お子様ごんずい達が現れる秋が
正念場なのだ。そして遂にやって来た、その時が!
場所は今回も串本の住崎。前回のリベンジへの期待が膨らむ。
←体長4cm前後のごんずい玉が出現。
このごんずい玉はちょうど良い具合に岩と
砂地の間に入って来た。ごんずいLOVE
(GL-01)を砂地に立て、相棒の近藤君が
追い込む・・・。なるかごんずいLOVE!
が、
追い込んでいる間に舞っちまった・・・砂が
よぉ・・・。格好のチャンスとも思ったが、
焦ってしまってストロボもあっち向いてるし
砂モヤモヤ状態で再チャレンジ出来ず・・・。
この失敗で、砂地での撮影の難しさを再度
認識する事になったのである。
因みに、このサイズ(4cm)のごんずい玉を
ごんずいLOVE(GL-01)の中に入れる事も
一応試みたのだが、やはり敏感な彼らは
素直に入ってくれそうになかった。すなわち
このサイズでもダメじゃん!って事。その後
海水浴に行った際、1cm程度のごんずい
おチビ玉に遭遇する事になるのだが、この
サイズなら何とかなるかも(と思う・・・)。
←因みにこれ、ごんずい君とカラーリングは少し
似ているが、全く異なる魚:コロダイの幼魚。
かまって貰えるごんずい君達を羨ましそうに
見ながら体をクネクネとダンシングしていた。
コロちゃんLOVE
そして遂に決着の時は来た。場所は冬場限定でオープンになる生物の宝庫、
須江:内浦ビーチにて。
今回は強力なパートナー・ガイド:Yさんの全面協力を得てチャレンジであった。
4cm程度の個体群を見つけるや、すぐさまセッティング開始!
注意して砂地にGL-01をセット うひゃ!ごんずい玉接近前に砂が・・・
ここで焦ってはダメだ・・・。角度を変え、冷静に
シャッター・チャンスを待つ。
しかし思ったようにごんずい玉は接近して来ない。
『焦るな、焦るなMr.ごんずい』・・・そう自分に
言い聞かせた。
実際に撮影してみると、GL-01の場合は特に
ライティングが難しい。これも課題であった。
←にわかにこちらに接近してくるごんちゃん。
こうなったら持久戦じゃ!
そして遂にこの時がやって来た!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━
!!!!!
・・・え、ええっ
接近してきたごんずい玉は見事にGL-01のフレームを避け、ごんずい玉をハート
型にしようというこちらの思惑など全く無視・・・。って言うか、戸惑うごんずい達。
やはり、もっとフレンドリーな関係にならねば達成は無理だと言うのか・・・
Limit of LOVE
しかし物語はこれで終った訳では無い。GL-01がダメなら二号機でチャレンジだ。
常に課題を残す男:Mr.ごんずい、未だ未だダイビング人生は終っていない・・・。