作品名:     ごんずい・LOVE−エスカ
開発コード: GL-02
開発費:¥30円    開発期間:30分    発表:2008年12月

  ごんずい玉を自由に操る・・・Mr.ごんずいの究極の
  アイテム第二弾!
  悲しいかな、一号機のGL-01は、ごんずい玉をハート
  型に封印する事に問題アリ(ま、最初から判ってたと
  言えばそれまでだが・・・)。少し路線を変え、今度は
  ごんずいが自らの意思で集うという温和路線に変更。
  では?という事で大好きなごんずい君達が自分の
  意思で集ってくれる試作:エスカの導入に踏み切った
  のであった。
  ・・・って大そうな事を書いているが、GL-02の試作は
 僅か30分。GL-01開発と合わせても未だ1時間に
 満たないが、これはやる気の無さでは無い! 


1st−トライ   2nd−トライ  LAST−トライ


エスカ
二号機:GL-02の構造は極めてシンプルである。
真鍮の細い針金をベースに、ハート型を作り、ハートの周囲に紐でヒラヒラを作る。
実はこれのみ。
エスカとはダイバーならば容易に理解出来ようが、カエルアンコウの仲間に特徴
される疑似餌である。体の一部が進化した世にも奇妙なおとり餌。
まぁ、ごんずい君達には猫じゃらしと思って頂けると有難いのだが・・・
 
      紐で作ったエスカ(拡大)                  −ご参考− カエルアンコウのエスカ 


ごんずいLOVE−エスカ 1st-Tryの出来事 (2008.12.6)
 
 今年(2008年)のうちにごんずいLOVEを完成させる!その強い意志を以って
 臨んだが、さすがはごんずい君。シビレエイとは違うね、今回も初公開のトライで
  出現してくれた。場所は須江の内浦ビーチにて。
  ←やや数は少ないがゴンズイ出現!
 今回も強力なパートナー・ガイド:Yさんの全面協力を得てのチャレンジである。
  ・・・が、BCのポケットから出すと、非常に柔らかいGL-02は元のハート型から
  かなり変形しており、いきなりYさんからダメ出しを受ける。
 まあ焦る事なかれ、水中で真鍮を丁寧にハート型に修正し、遂にトライアル!
 エスカにごんずいは興味を示すのか?
 
        ごんずい玉に近づくGL-02!               ち・ちょっと強引か?? どうだ!

 
 が〜ん!
 ごんずい君達はエスカに全く興味を示さず・・・
 1匹のごんずいをフレームの中に入れるのが
 やっとだった。
 こちらの想いとは裏腹に、ごんずい君達は岩に
 付着した微生物のお食事に夢中・・・。
  修正したフレームも心なしか歪んで見える。
 
 まさに、歪んだ愛・・・

  
 これで終わってしまうのか、Mr.ごんずい!
 ・・・いや、一度の失敗くらいナンボのもんじゃい!(つづく)



ごんずいLOVE−エスカ 2nd-Tryの出来事 (2008.12.27)
 
  既に1st−Tryで散った感のあるGL-02であったが、秘密裏にGL-03開発に着手
  しつつもトライアル続編は続いたのである。
 ごんずいLOVE元年である2008年も押し迫った年末、再びGL-02とごんずいと
  出会う・・・。場所は串本:備前。ごんずいは毎回の様に出現してくれる点だけは
 嬉しい限りである。
 ←出たぞ!大群だ!
 今回のパートナーは同僚:近藤君。彼もまたMr.ごんずいに引き込まれ、この
 プロジェクトに付き合わされて(?)いる可愛そうな人なのかも知れない・・・。
  で、例によって歪んだフレームを水中で丁寧に修正してGL-02いざ出陣!
 
        行けっ、近藤君!            おおおっ、ちょっとLOVEか?

でもやはりごんずい君はエスカには興味無いみたいだ。
前回よりはフレーム内に収まったものの、ごんずい君にはGL-02のエスカは全く
興味を示してくれない事を再度認識する結果であった。
これは次なる作戦と新アイテム:GL-03の製作を進めなければならん!(つづく)



ごんずいLOVE−エスカ LAST-Tryの出来事 (2008.12.28)
 
2nd−Tryで終わったかに見えたGL-02であったが、実はその翌日に続きがあった。
2008年の潜り納めでLOVE炸裂か?これにてGL-02のエピソードは完結する。
ポイントは須江:内浦ビーチにて。今回も近藤君同様?すっかりこのGLプロジェクトに
巻き込んでしまっている強力なパートナー・ガイド:Yさんの全面協力。
まあ何も知らない人から見れば、『何を水中でやっておるのだ、この連中は・・・』の
状態には違いないが、ごく少数でもこういうお遊びに付き合ってくれる人がいるのは
正直嬉しい。
・・・と、ここでプチ・アクシデント発生。ナント、カメラのレンズのフレームがハウジング
内部で外れてしまい、コロコロ転がってしまっているではないか!
こ・これでは写真にならん・・・』 が、そこは意地で撮影を慣行する事に。間もなく
ごんずい玉が出現した。
 
    ワサワサとゴンちゃん近づく!             GL-02に接近するゴンちゃん達

キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

 おおっ!今までの中で一番イイ感じ!

 ごんずいLOVE!

 これぞ、GL-02で撮影した写真の中では
 最もLOVEな感じがする歴史的な1枚である。
 撮影にはガイドYさん他、初めてご一緒に潜る
  Hさん、近藤君の計3名の追い込み+ただただ
 シャッター切るだけのオレ:Mr.ごんずいの計
 4名の作品と言える。

 ・・・しかし、元々ごんずいLOVEはごんずいの
 輪くぐりがゴールではなく、ごんずい玉がハート
 型になるのが終着点なのだ。未だ先は長い。 
 

 ←因みに、やはりエスカには興味無し。

こうして、ごんずいLOVE元年であった2008年は静かに暮れていった。
結局、エスカ作戦は全く効果無しという結果であったが、何か訳も判らず楽しい感じを
得たオレであった。GL-03に続く(きっと)。

Yes, We Can ごんずいLOVE



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