下の子の1歳半健診が終わった。ここのところ、身体的な成長もさることながら、内面的にぐぐっと成長してきたような気がする。ウソ泣きをマスターし、自己主張もかなりハッキリしてきた。
暴れん坊ぶりにも磨きがかかってきたが、そんな彼に意外な一面が見えてきた。どうやら長男以上に、次男の方がちょこちょこ細かい所で几帳面らしいのだ。これには正直驚いている。
砂場での事。段差があるので、砂場から出るには手をついて仕切り(?)をまたがなくてはならない。砂場の周りだから、当然砂だらけなのだが、下の子はその仕切りに手をついては立ち上がって手のひらについた砂をパンパンとはらい、手をついては...とその繰り返しで砂場から出てこれないのだ。
もちろん「手が汚れるでしょ!」などとは言っていない。しかし彼は手をパンパンし続けている。お菓子を食べている時でもそうだ。手が汚れると、拭いてやるまで手のひらを「ん!」と見せにくる。自分でもパンパンとはらっている。
家の近所で遊んでいる時もそうで、近所のママさんから「お兄ちゃんがちっちゃかった時思い出すね〜。同じように手ぇパンパンはらってばっかりいたよねぇ〜。」...確かに。(やっぱり私が言ってるのかなぁ。)
ある時は寝ている枕の上に敷いているタオルが、自分の寝返りでめくれてしまった。すると閉じかけていた目がカッ!と開き、タオルを丁寧に直してまた寝た。が、まためくれてまた直して...ずっとやっていた。またある時は、寝る前に足がぶつかって、自分の横のふすまが少し開いてしまった。
すると立ち上がってふすまをピシャリと閉めて、改めて布団に横になった。誰も「開いちゃったから閉めろ。」などとは言っていない。彼の判断である。
あとはお兄ちゃんと同じく慎重なところもあるとわかってきた。歩道くらいの段差でも「あ?おりれないかも。」と思うとおもむろに手をついてクルリと向きを変え、おしりの方からおりていく。段差に気付かなくて転びそうになった時でも、「おっとっと。」といったカンジでやはり手をついておりる。
一度転んでしまったところでは、その場所に立った時点ですぐに手をついてバックでハイハイするのでかえって危ない。おりようとしているとはわからないくらいかなりの慎重ぶりだ。ただ長男と大きく違うのは、大人でも飛び降りるのを少しためらうような段差でも、手をついて下りようとするところだろうか。暴れん坊なのか、ただのアホなのか、今一つ判断しきれない今日このごろである。
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