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このところ高峰秀子さん、斎藤明美さんのエッセイを読んで、高峰秀子さんという人物に強く惹かれたのですが、その高峰さんの主演した映画を観たことがありません。是非観たいと思ってまず借りたのが、本作品。 何しろ私が生まれる前年に制作された映画、さらに時代設定が昭和3年ということもあって、画面に現れる日本の風景が(瀬戸内海の小豆島が舞台であるにせよ)今とは全く異なる、というのが第一印象。次いで、とにかく空が広い、世界が広い、という印象が続きます。 時代は遥か昔という風、肝腎の高峰秀子さんの演技はというと、すぐにはどうとも言えません。 古い映画であっても、名作はいつの時代になっても名作であることに変わりはない、と再認識した思いです。
※なお、驚いたのは学校に入学したばかりの子供たち、5年後、8年後の子供たちがよく似ていること。まさか同じ子供たちが演じている訳はないよなと思ったのですが、本作品を作るに当たり全国からよく似た兄弟、姉妹を募集して、3600組7200人の子供たちの中から12組24人を選んだのだそうです。 2012.01.29 |
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