阿川弘之 海軍三部作に、なんといっても感銘を受けました
書 名 |
出版 |
読了 |
ひとこと |
雲の墓標1956 |
新潮社 |
1971 |
覚えていません、m(_ _)m |
山本五十六1971 |
新潮社 |
1971 |
日独伊三国同盟反対時の海軍次官。山本個人について、ドキュメンタリー的に描く 三部作の第1作 |
南蛮阿房列車1977 |
新潮文庫 |
1985 |
内田百陲阿房列車」の海外版 |
米内光政1978 |
新潮社 |
1985 |
日独伊三国同盟反対時の海軍大臣、敗戦時再び大臣。本書は反戦争派から見た大戦の記録となっている。 三部作の第2作 |
海軍こぼれ話 |
光文社 |
1985 |
まあまあのエッセイ |
南蛮阿房第2列車1981 |
新潮文庫 |
1985 |
「南蛮阿房列車」の続編 |
井上成美1986 |
新潮社 |
1986 |
日独伊三国同盟反対時の海軍軍務局長、海軍における敗戦工作の中心。“海軍きっての知性”と言われた人。妥協を知らずに信念を貫く一方、家庭面での不幸は、胸をうつものあり 三部作の第3作 |
女王陛下の阿房船1990 |
講談社文庫 |
1995 |
阿川版「阿房列車」の船旅編。作家仲間の面々も登場。くつろぎ時にちょうどよい |
志賀直哉1994 |
岩波書店 |
1994 |
晩年の弟子として、豊富な事実と資料を積み上げて志賀直哉を描く。 志賀直哉という人物が生身の温かさをもって感じられる |
七十の手習ひ1995 |
講談社 |
1997 |
「雪の進軍」に先立つエッセイ集。北杜夫、遠藤周作、吉行淳之介らとの交友ぶりが楽しい |
雪の進軍1996 |
講談社 |
1996 |
読み損なわなくて良かったと実感。楽しみの要素は限りないエッセイ。 よくもこの1冊の中に収録されたと思う |
蛙の子は蛙の子1997 |
筑摩書房 |
1997 |
娘・佐和子さんとの往復書簡集。父娘のやりとりにキャリアの差が歴然と出ている ところが楽しい |
葭の髄から2000.11 | 文芸春秋 文春文庫 |
2000 |
相変わらずの阿川節、というエッセイ集 |
食味風々録2001.01 | 新潮社 新潮文庫 |
2000 |
月刊「波」に連載された食べ物エッセイ 思い出から我儘までと楽しい 第53回読売文学賞受賞 |
酔生夢死か、起死回生か。2002.01 | 新潮社
新潮文庫 |
2002 |
北杜夫氏との「貴重なる最後の対談」とそれに続く計6篇の対談を収録 |
春風落月2002.04 | 講談社 講談社文庫 |
2002 |
エッセイ、52篇収録 |
人やさき犬やさき2004.04 | 文芸春秋 |
2005 |
「週刊文春」連載エッセイ。「葭の髄から」の続編 |
大人の見識2007.11 | 新潮新書 |
2008 |
「米内光政」、「井上成美」等小説のエッセンス+α |
言葉と礼節2008.08 | 文芸春秋 文春文庫 |
2008 |
副題:「阿川弘之座談集」 阿川佐和子さんを含む7回、8人と。 |
天皇さんの涙2011.01 | 文芸春秋 |
2011 |
「週刊文春」連載エッセイ。「葭の髄から」の完結編 |
文士の好物2015.08 | 新潮社 | 2015 | 座談集 |