1999年10月30日の木星と土星

木星 21時37分 土星 21時51分
 木星の衝が10/24、土星が11/6。二つの惑星は観測の絶好機です。衝のころは、日の入りころ昇り、明け方に沈みます。つまり、一晩中夜空に見えているのです。そして、衝のころは地球からの距離が最も近く、大きく見えます。また、太陽の光が真正面から当たり、土星の輪の影がほとんど見えなくなっています。この日は、木星の大赤斑がほぼ正面に見え、写真の少し上にある楕円形をした薄赤い模様です。小さく見えますが、これは地球の3倍くらいもある巨大なものです。


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