木星 2005年


  撮影に使用した望遠鏡は、口径20cmのシュミットカセグレンです。カメラは、NIKON COOLPIX4500 です。ビクセンの9mmの接眼鏡で222倍に拡大し、ズ-ム最大でコリメ−ト撮影しています。

2005年4月26日 19時46分〜48分の間の32枚合成
  右下の黒い点は、衛星ガニメデの影が、木星に映っているところです。ガニメデは、ちょうど反対側の、木星のふち近くに見えています。これは、太陽の光が左からあたっているために、影がずれて木星に映るためです。
 拡大率を高くしているので、ぼんやりとしていますが、少し離れると、模様や衛星が分かりやすくなります。また、大気の影響でガニメデ本体や、影がぼんやりとにじんでいます。実際はもっと小さく、シャープに時々見えていました。

2005年4月18日 21時16分〜21分の間の115枚合成
  不安定な天気が続き、なかなか公開できるような画像がありませんでした。しかし、やっと比較的安定した天気になりました。
 左上には、大赤斑が目玉のように見えます。その右側に、白い斑点のような模様があります。また太い二本の縞模様の他にも、何本もの模様が見えています。なお2004年の画像と比べると、縞模様や大赤斑の形が変わっているのが分かります。


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