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北海道西胆振の温泉 byやませみ


【留寿都・豊浦の温泉】

 

■留寿都村温泉「ルスツ温泉」

  虻田郡留寿都村五ノ原 TEL/0136-46-2626 水休 11-21時 協力金200円

<掲示> 脱衣所に分析表
  源泉名記なし 留寿都156-2 H12.3.27
  Na−Cl 46.0℃ pH=7.6 60 L/min・動力
  総計=2955 mg/kg
  Na=778.5(71.4) K=11.6 Mg=68.2 Ca=149.6(15.8) Fe(II)=4.5 など
  Cl=1417(84.0) SO4=113.8 HCO3=315.4 など
  H2SiO3=65.9 HBO2=18.6 CO2=13.7

みしゅらんレポあり。
国道230号を洞爺湖方面から北上すると高原道路になり、一面のじゃがいも畑の向こうに羊蹄山やニセコ山系も見えて気分がよい。ルスツ温泉は村の中心部の2kmほど南にあって、国道の照明灯にちっちゃい案内が出ているので西に入ってすぐ。男爵うどんの店が見えたら行き過ぎ。

仮設と言うもかっちりした建物で、かわいい共同湯という雰囲気。土曜の昼前なのにけっこうお客さんが入っていた。村営の健康センターを計画中らしいが、周りにそれらしい気配はない。別の場所なのかな?

小振りながらタイル床に木造屋根のきれいな浴舎。窓際に寄って2.2x2mほどの浴槽が据えられ、湯口から46℃の源泉が20 L/min投入される適温41℃の掛け流し。緑がかった淡褐色ささ濁りの湯で、はっきりした新鮮な金気臭。微塩味のダシ系は海苔茶漬けみたいなお味でなかなかイケる。浴感はあまり特徴ないが少し泡付きでスルスルした滑らかさがあり、新鮮さが感じられる良い湯。(2003.9.20)



■豊浦温泉「しおさい」


  虻田郡豊浦町字浜町地先 TEL/0142-83-1126 無休 10-21時 500円
  http://www.town.toyoura.hokkaido.jp/kanko/siosai.html

<掲示> 脱衣所に2号井の分析表
  豊浦町ヌキベツ臨海温泉
  (内湯)豊浦町2号井 浜町17-20 H4.12.8
  Ca・Na−SO4 53.0℃ pH=7.3 400 L/min・1202m動力
  総計=2017 mg/kg ER=1952
  Na=257.0(41.6) K=6.9 Mg=3.5 Ca=327.6(56.7) Fe(II)=0.2 Fe(III)=0.7 など
  Cl=35.5 SO4=1186(89.7) HCO3=109.4 HS=0.1 S2O3=0.2 など
  H2SiO3=52.0 HBO2=8.4 CO2=9.2 H2S=0.1 mg/kg (mval%)
  (露天)豊浦町3号井 2000年
  Ca・Na−SO4 46.5℃ pH=7.4 208 L/min・1002m動力
  ER=2226

豊浦町市街地の海岸公園にある大型の公営温泉施設。海側から見ると船の形をしているそうだが、入口側はでっかいホテルみたい。広い駐車場もほぼ満杯でけっこうな賑わい。浴場は和風と洋風があるそうだが、この日の男湯は洋風?

浴場はとにかく広く、短時間では把握しきれないので源泉とおぼしき浴槽だけつかる。内湯大浴槽の隣に径3mの丸い浴槽があり熱め43.5℃という表示、湯口から46℃の湯が20 L/min投入で窓際側溝への溢流。緑がかった黄褐色の濁り湯(30cm)は強塩泉を思わせるが、浴感は意外にあっさりしており、濃いめの硫酸塩泉らしいキシキシのある湯。

露天は4x2mほどのオーバルで、湯口から45℃の湯が15L/min投入でぬるめ39℃くらい。内湯より赤み濁りが濃く(15cm)、錆っぽい金気臭が強い。豪華な施設仕様にはまったく不似合いの湯だが、除鉄などせずに使用しているのは感心。もちっと小振りな風呂でのんびり浸かりたかった。(2003.9.20)


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