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山梨の湯巡り9 [5] byうつぼ |
![]() 「東尾垂の湯」の外観 |
![]() 「東尾垂の湯」の男湯内湯 |
![]() 「東尾垂の湯」の男湯露天 |
![]() ふじの温泉スタンド |
■藤野やまなみ温泉 男女別の浴場はけっこう広くて内湯(赤みかげ石枠タイル貼10人、ジェット×5付)、源泉ぬる湯槽(同、一部岩組5.6人)、サウナ、水風呂に露天(鉄平石枠石貼7.8人)と多彩。露天の前には庭、というか野原が広がりそこそこの開放感はあります。カラン17、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。土曜12時で20人以上と盛況。 内湯は、岩組みから突き出た塩ビパイプからの投入+ジェット注入で底面吸湯あり。源泉ぬる湯槽は、岩の湯口から少量を流し込みでたぶん槽内注排湯なし、全量オーバーフローのかけ流し。露天は、岩の湯口からの投入+側面注入で底面吸湯。 お湯の感じは3槽でそれぞれ違います。内湯は、無色透明で鼻をつくカルキ臭。温泉らしい浴感はあまり感じられず。源泉ぬる湯槽は、薄くにごり細かな粒子が密度濃くただよっています。湯口で微塩味+僅微石膏味、微石膏臭+おだやかな温泉臭。きもちとろみがあって、硫酸塩泉系のキシキシと肌に染み入るような浴感が楽しめますが、混みすぎのせいかお湯がなまり気味なのは残念。温まり感は弱く、浴後はほこほこ+爽快感が出て、お肌しっとりすべすべになります。 露天は、ごくかすかに黄濁し白い浮遊物あり。味不明弱い薬品臭。なぜかこちらではヌルすべ感があり源泉ぬる湯槽とはちがう湯ざわり。量は少ないながらアワつきもありました。以前、YEBISUさんへのレスで、露天では温泉の浴感が感じられない旨レスしましたが、この日は感じられました (^^; 浴感の強さは、源泉ぬる湯槽 > 露天 > 内湯の順かと思います。 それにしても源泉ぬる湯槽の人気はすさまじく(常時7.8人は入っていた)、しかも皆さん長湯モード全開なのでなかなか入れません。週末は混雑が激しく、源泉ぬる湯槽もなまり気味であまりおすすめできませんが、スペック的にかなりすぐれもののお湯なので、平日の早い時間ならばいいお湯を楽しめるのではないでしょうか。 Na・Ca-硫酸塩・塩化物泉 41.8℃、pH=9.33、110L/min(1,800m掘削)、成分総計=4038mg/kg、Na^+=807、Ca^2+=535、F^-=4.23、Cl^-=1010、SO_4^2-=1570、陽イオン計=1349、陰イオン計=2637、メタほう酸=12.0 <H8.11.8分析> 〔2004年10月レポ〕 |
![]() 「藤野やまなみ温泉」の外観 |
![]() 「藤野やまなみ温泉」の温泉スタンド |
■古来、「富士の見えるところには温泉は湧かない」と云われ、ながらく”温泉不毛の地”として不遇をかこった富士五湖〜山梨東部エリアですが、近年、高深度掘削による良質な泉源の開発があいつぎ手頃な湯巡りエリアとなりました。 |