山梨の湯巡り11 [6] byうつぼ |
■山梨ちどり温泉「山梨市老人健康福祉センター」 玄関の壁に”山梨ちどり温泉”というプレートを掲示。建物の右手に温泉スタンド(100円/100L)もあります。 窓の広い明るい浴室には、内湯(黒みかげ石枠タイル貼15人以上、ジェット×2)、ジャグジー槽(同6.7人)と掛け湯槽をゆったりと配置。ベランダには休み処があって、露天がつくれそうな感じ。カラン10、シャワーあり、シャンプー・ドライヤーなし。GW15時で4〜10人とけっこう盛況。 内湯は、石の湯口から大量投入+ジェット注入で側溝への流し込み。ジェット槽は、石の湯口+ジェット注入でかるくオーバーフロー。(槽内吸湯不明) 浴槽やお湯の感じからするとたぶん両方とも循環かと思います。 ほぼ適温のお湯は、無色透明無味無臭でかるいヌルすべがあるものの浴感の薄いもの。ひょっとして掛け湯槽は源泉かと思いましたが、ここも特徴なし。これは久しぶりにハズレかと思いました。が、、、実はジェット槽の横にあるカランが源泉で、これがなかなか侮れないものです。 いまの湯づかいでは、お世辞にもおすすめ湯とはいえませんが、40.9℃、pH=9.9、436L/minという優良スペックなので、ジャグジー槽に非加熱源泉をかけ流ししたら、このエリア屈指のぬる湯の名湯になるのでは? 単純硫黄温泉(Na-Cl型) 40.9℃、pH=9.9、436L/min掘削揚湯、成分総計=0.2000g/kg、Na^+=63.4mg/kg (95.17mval%)、Cl^-=42.9 (40.33)、HS^-=2.7、SO_4^2-=26.4 (18.33)、CO_3^2-=8.8 (9.67)、HSiO_3^-=44.4 (19.33)、陽イオン計=66.5 (2.90mval)、陰イオン計=133.5 (3.00mval) <H9.6.18分析> 〔2004年6月レポ〕 |
![]() 山梨ちどり温泉の外観 |
![]() 山梨ちどり温泉の男湯 |
![]() 山梨ちどり温泉の温泉スタンド |