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山梨の湯巡り11 [4] byうつぼ

■「旅館 日の出温泉」


(笛吹市(旧春日居町)、時間要問合せ、700円、0553-26-2454)
http://www.chidori.net/hinodeonsen.htm

石和温泉駅北側の山すそにある温泉旅館。パンフでは春日居温泉郷としていますが、かなり離れていて(むしろ石和に近い)独自源泉のようなので、春日居温泉とは別の温泉と考えたほうがいいかと。R140雁坂みちの石和温泉駅北側の「松本」交差点(看板あり)を北に入り、平等川の細い橋を渡ったところにあります。めがねさんのレポあり。

Pの端、平等川寄りに泉源?らしきもの(「元湯瀧鑛泉」という石碑あり)がありました。鉄骨コンクリ造のなかなか立派な建物で、料金はフロントで払いますが日帰り客用に別の出入口があります。

男女別の浴場は、内湯メイン槽(黒みかげ石枠みかげ石貼8.9人、ぬる湯)、内湯高温槽(同2人、熱湯)と脱衣所から行く露天(岩枠石敷6.7人)。内湯はシンプルな構成ながら落ち着ける雰囲気があります。露天は内湯から見えないので知らないと気づかないかも・・・。露天はちょうどお湯はり中でした。カラン5、シャワー、シャンプーあり、ドライヤーなし。GW真っ盛りの12時なのに男女湯とも独占は贅沢 ^^)。

内湯メイン槽は、石膏の析出のでた石の湯口からぬる湯を30L/minほど投入で、コップが置いてあるのでたぶん源泉でしょう。槽内注排湯なく全量をオーバーフローのかけ流し。内湯高温槽は、石の湯口から投入で槽内吸湯+かるいオーバーフロー。露天は、岩の湯口から投入で排湯方法不明。

無色透明のお湯にはどれもごく僅かながら塩味と石膏味に石膏臭があります。とくに特徴のある湯ざわりはありませんが、とてもやわらかなお湯で、内湯メイン槽の湯口そばでは少ないながらアワつきがありました。浴後は爽快感が出て肌がしっとりとします。残念ながら高温槽にはかなりきついカルキ臭があり(底に白い薬剤があった ^^;)、ほとんど入りませんでした。

うす口ながらやわらかなぬる湯をゆったりと楽しめる、なかなかにいい旅館かと思います。

泉質不明(緩和性低張温泉) 36.5℃、pH=8.4、200L/min、総計=780.2mg/kg、ラドン=0.73マッヘ/L 
<S38.10分析>

〔2004年6月レポ〕


「日の出旅館」の外観

「日の出旅館」の男湯内湯

「日の出旅館」の男湯露天

「日の出旅館」の女湯内湯


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