山梨の湯巡り11 [2] byうつぼ |
■大滝温泉「おふろの国」 浴場のスペースはさほど広くはないですが、内湯(石枠タイル貼10人、ジェット付)、サウナ、水風呂、大露天(岩組石敷7.8人、ジャグジー付)、屋根付小露天(岩枠石敷5.6人)、打たせ湯2本と多彩です。カラン13(たぶん温泉)、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。土曜18時で20人以上、浴槽は余裕がありましたが、狭めの洗い場は混雑気味。 内湯は石の湯口からの熱湯投入+側面注湯で側溝への排湯。大露天は岩の湯口からの投入+ジャグジー注湯で上面排湯口からの流し出しあり。小露天は岩の湯口から注湯で隣の打たせ湯槽への排湯。湯口はどれも源泉に思えました。浴槽内の排湯は確認できず、パンフには「100%天然温泉!源泉かけながし」の記載があります。 お湯は紅茶色透明で、大露天の湯口そばではこまかな気泡が舞い少量ながらアワつきがありました。明瞭な重曹味+弱金気味+微苦味。お香系モール?臭+弱金気臭。前回は中アブラ臭(群馬やすらぎの湯と埼玉東鷲宮百観音の中間くらいの軽めのもの)とレポしていますが今回は感じられず、モール?泉のイメージが前面に出ていたかと。 前回480円(土休日580円)だった料金が値上げされていたのは残念ですが、甲府の銭湯としてはかなり入りやすい部類に入るので、甲府名物、モール?泉系のお湯をゆったりと味わうのにいい施設かと思います。 Na-炭酸水素塩・塩化物泉 48.4℃、pH=7.4、317L/min(1200m掘削自噴)、成分総計=1.769g/kg、Na^+=408.5mg/kg (80.33mval%)、Fe^2+=1.1、Cl^-=274.0 (35.77)、HCO_3^-=845.4 (64.14)、陽イオン計=499.8 (22.12mval)、陰イオン計=1120 (21.61mval)、メタけい酸=118.8、遊離炭酸=27.5 <H4.12.15分析> 〔2004年8月レポ〕 |
![]() 「おふろの国」の外観 |
![]() 「おふろの国」の男湯内湯(ブレブレですみません) |